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砂原糖子 三池ろむこ
水上
元々イラストの三池ろむこさんが好きで手に取ったら、大当たりでした! 砂原さんの作品は、明るい作品と暗めの作品のほぼ2パターンに分けることができると思うのですが、こちらは後者。ずっと雪が降っているようなイメージでした。 とにかく切なかったです。一作目の後半から、ずっと泣き通しでした…。 主人公が「他人の心の『声』が聞こえる」という設定ですが、ファンタジーというジャンルに括るのか迷います。 …
杉原理生 三池ろむこ
雀影
ほぼ全くエチ系シーンはないのに、とっても胸がドキドキする シンプルライン や スローリズム もそうだったけど、この作家さん、登場キャラたちが、「自分の心の中の恋の存在を認める」って事を、実に丁寧に描いていく。 この作品も、全編を通じて、真野の繊細な心の揺れを、モノローグで丹念、丁寧に、ひたすら紡ぎ続けていく で、 この、じれったいモノローグが、たまらなく、ツボ じりじりと身悶…
渡海奈穂 三池ろむこ
渡海さんの作品はわりと好きなのですが、 三池さんの表紙と帯の文句に惹かれて買いました。 ほんとに題名どおりのお話です。でも、買ってよかったなぁ!と、久々にはまった作品でした。 この物語もギャグに取るかシリアスにとるかは人によって違う気がします。 私は来生の初々しすぎるかわいさにニヤニヤしつつも、途中から読んでいてとても切なくなりました…。 「みっともない、恥ずかしい」と言って散々逃げ…
三池ろむこ
Alice
表題作は囲碁部の2人・白木と浅沼の話。 2人はライバルでよく囲碁の勝負をしています。浅沼は白木と向かい合って囲碁をしている時間が一番好きで、白木を見ているうちに普段の白木はと段々気になりはじめます。 この白木、すごく無自覚に浅沼がキュンとなること言いますw 「俺と向かい合ってるときは俺のことだけ考えてればいいだろう?」とか、白木が浅沼の家にきたとき「浅沼と会うということしか考えてなくて…他に…
久江羽
友情なのか恋なのか、微妙な関係に苦悩する少年たちのお話。 シャイで付き合い下手な真野の親友・栗田(明るく活動的)が、ある日友人だと言って高東(外見が良く、近寄りがたいオーラをまとって大人びている。栗田とは親密)を連れてきたことにより、それぞれがそれぞれとの関係に揺れ動くさまが描かれています。三角関係のお話といってもいいかもしれません。 真野目線でお話は進みますが、彼ははっきり言って大変…
海野幸 三池ろむこ
乱菊
海野幸初読み。 聞いたことのない名前だったが、シャレード掲載ということと、ケモ耳、そして三池ろむこの挿絵で読んでみる気になった作品。 ここしばらく軽いものばかりを読んでいたためか、初めは少し目が慣れなかったが、とてもしっとりとした文章を書く人だなと思った。 俗世から離れた山奥の古神社が舞台だが、土の匂いや木々のざわめく音、そして時間によって色を変える太陽や繋いだ手の温もりなど、久々に五感に訴…
もこ
これは間違いなくカワ良かったです(*´∀`*)ポワワ 三百年前に狐の像に封印されてしまった紺。三百年ぶりに封印を解いたのは、名前も姿も同じ秀誠さん。 紺は秀誠さんが大好きで、大好きで、大好きで、大好きなんです!!! とにかく甘い雰囲気がすごく上手です。 3百年も思い続けたとかすごく設定的にはときめくんですが、だからこそ、受けらしすぎる受けを想像していました。なので若干どうかな~と、苦手意…
煮汁
表紙の2人のお話は、兎に角受けの子の天然ぶりにどきどきさせられっぱなしでした! もの凄く恥ずかしい事を言っているのに無自覚という天然ぶりです。そしてそれに若干振り回されてしまう攻めの余裕のなさがお話が進んでいく中でしっかり表現されていて、読んでいてこっちまで盛り上がり盛り下がり(笑) 囲碁部というのも、部活ものでは珍しいのでは? 表題作以外も両想いぶりに思わず妬いてしまうような作品ばかりです…
表題作の「魔法使いの恋」を含めるシリーズ作品は、とにかく攻めが歯が浮くような恥ずかしい台詞で受けをバシバシ口説いてくれます!まさに魔法! 受けの子はかなり控えめというか、大人しめの子です。嬉しい事があると唇を噛むクセがあり、喜怒哀楽もあまり表現しない。そんな受けをどうしても笑顔にしたくて攻めがあれこれしちゃってくれます! 個人的に同時収録の「キミのすべて」のシリーズもかなりオススメです!中学生…
十架
仕事も恋も順調な男・余村は突然人の声が聞こえるようになり、それまで築き上げた信頼も愛も全て失ってしまいます。でも働かないと食っていけないし、電気店で働く事に。 そこで出会った同僚の長谷部という無口な男の心の声を聞いてしまうのですが。 「離したくない」「好きな人の手だ」 長谷部が余村を好きになったのも、頭痛で苦しむ長谷部の心を読んだからという……関わらないようにしようと想うけれど、率直で純粋な…