雀影さんのレビュー一覧

虹をひろった男 コミック

伊藤倭人 

虹の妖精が叶えるのは

願う人間のせいか?
人間の願いって、
男の願いって、みんなそれなのか~~~っ!!

というわけで、虹の妖精は「7兄弟」
「兄弟」ってからにはみんな男の子なのに、地上で虹に願いをかけるのも男ばっかりなので、意図せずBLが成立することに。

1話目は、間違えて虹の妖精を拾ってしまった絶食系男子が、虹の末っ子紫ちゃんと恋に落ちる話。
2話目は、虹の次男橙が遠恋受験生の家庭教師をする話。

1

いつか友達じゃなくなるとしても コミック

カサイウカ 

伝えたい

新人さんの初コミックスですが
カバーイラスト+ここでの高評価+中古価格が高値で読んでみたかったこの作品。
ようやく読みました。

絵としては洗練されていないっていうか、ムラがあるのは否めませんが、
それを凌駕する、お話の力っていうのがあって、高評価なのが頷けます。

作者様が後書きでも書いているように
「家族、兄弟、依存度の高い関係」
って言う三本柱が、過不足なくしっかり描かれて…

8

きみにうつる星 コミック

小嶋ララ子 

予想外のシリアス

このカバーイラストで作者さまが小嶋ララ子さん。
なので、もっとふんわか系の可愛いだけのお話かと思いきや、、、

表題作、不本意な引っ越しで茨城の田舎に住むようになった七瀬。
何かと懐いてくる沢尻のおかげでだんだんにクラスにもなじんできたのだが、、、。
このお話、最初のうちは、このまま七瀬と沢尻との間に、なんとなくラブが芽生えて、ちょっとしたアレコレがありつつも、可愛く仲良くしていくお話な…

4

新装版 NON Tea Room コミック

SHOOWA 

バンド男子

かわいいです。

これの前に新装版で出た「Nobody knows」の、SFっぽい設定もなかなか切なくって好きなんですが、バンド男子ものには、何というか、条件反射的に弱くて。
特にこの作品みたいな、受け受けカプで百合っぽかったりするのは刺さる、刺さる。
っていうか、多分この作品、この受け受けの二人がくっつくところがいいのよ。
それでいて、やっぱり普通にすけべな男の子だったりする短編や、猫…

2

あなたのしもべ コミック

たりらびー 

しもべなのは

2013年、一発目がこれ、、、。
「あなたのしもべ」
ああああ、
今年もBLのしもべとして過ごすのだろうか、、、、。

表題作は猫飼うのおはなし。

ネコを飼う=飼い主こそがネコのしもべ。
とことん甘やかして、どこにも出さずに、独占したい。

ネコと一緒に七海を拾ってくれた永瀬。
はじめて知った甘やかされる悦びと不安。
そんな七海は、お目々の大きなお人形チックなお顔で小柄で…

7

発情アイズ コミック

たりらびー 

目が印象的

「発情アイズ」ってタイトル通り、とっても、とっても、目が印象的。
っていうか、
個性的な絵だなぁ。
BLって言うより、りぼんとかなかよし?って位。
でも、目の色気(エロ気)はやっぱりBL。
で、やりたい盛りの高校生は、学校内だろうとどこだろうと、盛りまくってイタしているのですが、
これが、結構ガッツリめに描いてあるようで、実はあんまりエロく感じない。
裸の足が絡み合っていても、手の指…

4

アンバランスなネオンサイン コミック

京山あつき 

あとがきが

いろいろ盛りだくさんで楽しかった。

この、バンドやっている男の子達の体格が好き。
ぺたんこのお腹に薄い胸。
京山せんせの、ぺたんとくたっとしたキャラクターとバンド男子って凄く相性がいいみたい。
打ち上げの、みんなでワチャワチャしてるシーンとか、見ていてニコニコしたくなっちゃう。

ネオンとライゴの二人の関係は、エロなしでまだ恋愛未満だけど、愛があって、
萌える。
この二人、この…

6

狼は魔法を コミック

夏來ジッポ 

初コミックス

初読み作家さんです。

多分、cab誌上では読んでいたのかな。
お名前の字面には記憶がある。
が、しかし、例によって、見分けつかねーよ、つか、切れ目どこ?系の、地味きれい作品で、、、。

ストーリーは、端的にまとめると、過去の諸々から恋に臆病になっていたこが、別世界の王子様と知り合って、新しい人生を歩み出す話?
この別世界の王子様って言うのが、
強面ノンケの花屋さんをスキスキオーラ…

3

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

やっぱり、本に

1冊にまとまってから読まないとね

掲載誌で切れ切れに読んでいた時は、それほど印象に残らなかったけど、
こうやって、1冊の本にまとまって、ストーリーの流れがちゃんとわかると、
まあ、それなりに、なかなかいいよね。
特に、秀良子さんみたいに、絵の描線が細くて、画面が白っぽい、地味な絵面だったりすると、雑誌形態で他の作品と並んでいると、他の作品との境が曖昧になったりして、繊細なストーリーの機…

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onBLUE vol.7 コミック

特集はいい

特集の対談とかは、いつもいいのよねぇ。

雑誌の類は連載物が主体だったりするので、何時も買うのに二の足を踏むんだけど、この本もやっぱりそうで、
毎回、毎回、特集で取り上げられる作家さん(対談のお相手含む)によっては、やっぱり買って読みたいかなぁって、結構、散々悩んで、
発売日を随分過ぎてから、結局買ったりしたり。
それで特集は、読めば読んだ甲斐があるというか、満足はするんだけど、、、

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