雀影さんのレビュー一覧

恋について コミック

大竹とも  木原音瀬 

花がない! そこがステキ!

大竹ともさん、この作品まで知らない作者さんでした。

ergo掲載時も、なんか地味で、つるっと読んで、印象に残らないって感じだったのですが、、、
ところが、
こうやって、1冊にまとまってみると、この地味~~な感じが、お話の雰囲気に似合っているというか、雰囲気を盛り上げている。
笹川も朝霞も、二人してグズグズする話なんで、一歩間違うと
「え~~い、いらつく!さっさとどうにかならんかい!」…

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毎日晴天!シリーズ チルドレンズ・タイム コミック

菅野彰  二宮悦巳 

俺は怖くても辛抱する

毎日晴天シリーズ
恋人として、つきあい始めた真弓と勇太の、些細なラブラブすれ違い

つきあい始めても、「絶対」、「ずっと」が信じられない真弓。
真弓をそんな風に不安にさせる原因を、勇太は探します。

もう一人の幼なじみ、御幸登場。

後半は、勇太が花屋でバイトするようになる経緯。
この先のストーリーで、この花屋と龍兄が重要な舞台となっていきます。

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毎日晴天!シリーズ 子供の言い分(2) コミック

菅野彰  二宮悦巳 

いよいよ結ばれる二人

毎日晴天シリーズ 勇太の過去への旅・後編

家出した勇太を追って龍の家へ行った真弓。
真弓は、勇太と一緒に岸和田へ行くため、荷物を家に取りに帰るが、その間に勇太は一人で出発してしまう。
熱海で追いつく真弓。
二人は岸和田の、勇太の祖母の家へ行く。
そこへ、大河と秀も追いついて。

秀と勇太、真弓と勇太、互いの気持ちをぶつけ合い、理解し合い、先へと進む、「子供の言い分」後編。

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毎日晴天!シリーズ 子供は止まらない(1) コミック

菅野彰  二宮悦巳 

子供でいさせて

毎日晴天シリーズ

帯刀家で同居生活を始めた秀と勇太。

勇太は、真弓と同じ高校に通い始めるが、家にいる時と、学校で見る真弓は、あまりにも違っていた。

(1)では、勇太が、家と学校との真弓の違いに気づいて、イライラをためる所まで。
(2)で、真弓の過去が明らかに、そして、勇太と真弓に関係も、、、

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毎日晴天!シリーズ 子供の言い分(1) コミック

菅野彰  二宮悦巳 

初めての留守番

菅野彰原作「毎日晴天」シリーズ

恋人同士になった真弓と勇太、同じ部屋で寝起きはしているけれど、家では一線を越えられない。
そんな時に、ほかの家族全員が家を空けることになって…

結局その夜は、一線を越えることもなかったが、

秀が雑誌に書いた文をきっかけに、勇太は家出をしてしまう。
それを追いかけて、真弓も家を出てきてしまう

原作文庫だと一冊の内容が、コミックスだとどうして…

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いそがないで。 コミック

菅野彰  二宮悦巳 

長男だけが…

菅野彰原作「毎日晴天」シリーズ、長男編。

三男・明信の留学話をきっかけに、ぎくしゃくしている帯刀家。

このシリーズって、ずっと「自立」がテーマになっていて、はじめの頃は、末っ子が恋愛を通して自立していく話だったが、だんだんに、ほかの兄弟の話にまでひろがってきた。
三男が留学をやめる決心をしたのも自立の表れで、それを頭ごなしに否定する長男が、結局、一番ほかの家族に依存しているのに気づい…

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かみなりソーダ コミック

依田沙江美 

寮もの、大好物!

単なる進学校のつもりで入学したら、そこは実は仏教系の学校だった。

そんな設定で始まるこの話、
龍泉の事が気になる星哉は、遅くなった外出の帰り、夜道で龍泉に縋り付かれ、盛り上がったつもりで、つい告白してキスしたら、実は、龍泉は単なるビビリだった。
その後、同級生の揶揄に、頑なになった龍泉との関係がうまくいかず、埋め合わせるように、星弥のことを慕ってくる下級生と関係を持ったりと、優等生のよう…

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ブリリアント★blue 1 コミック

依田沙江美 

奪還大作戦

大成功!!

でも、トンカツ……

これこそBLでなければ絶対成立しないストーリー。
「久しぶりに戻ってきた故郷、そこで再開した幼なじみの七海は…」
この設定、七海の性別だけ女の子に置き換えたら…
吐きそうな位、いやな話って言うか、嫌いな話になりそう。
なのに、この七海が男だと、不思議と平気って言うか、好きな話になっちゃう。
堂脇のエピソードも、こんな七海が女の子だったら、許せな…

5

ブリリアント★blue 2 コミック

依田沙江美 

スイッチが入ったら

「酔った勢いで、ついデコチュー」で終わった第1巻。
好き好きモードにスイッチが入ってしまった七海を相手に、章造も腹をくくるのだが、あっという間に七海の兄に二人の付き合いがばれて、引き離されそうに、、
そんな時に、七海を家からこっそり連れ出したら、誤解から両家は大騒ぎになっていた。
瓢箪から駒で二人は公認の仲に。

べたべたに甘い、ピンクのハートの飛び交う完結編。

おバカな子受けは苦…

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それを言ったらおしまいよ コミック

よしながふみ 

この本に出会って

多分、この本が、私の買った初BLコミックス。
長年24年組少女マンガに親しんできた私を、この1冊が、BLに溺れる人生に突き落とした、記念的1冊。

よしながさんは、ご自分で宣言している「少女マンガ文法の後継者」
ストーリー展開や、コマ割のわかりやすさ、美しさ
どれをとっても、一発ではまらない訳がない!

表題作が、一番BL色が濃いと言うか、性描写が濃いけど、単なる「セックス・ファンタ…

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