茶鬼さんのレビュー一覧

SEX PISTOLS 4(新装版) コミック

寿たらこ 

ノリ夫覚醒!

斑目の家の複雑さが、やっと判明しましたの4巻。
3巻のラストが一体どうなっちゃうのー!って国政とノリ夫の恋の行方が気になる終わりでしたので、ここで少し一段落というところでしょうか?

米国と国政のお母ちゃんはとんでもない人だったんですね!
売春あっせん業をしているというその職業にもびっくりでしたが、彼女は志信と愛美のお父さんでもあると、女同士でも妊娠できるという(そりゃ、男同士もあれば女同…

1

じゅぶないる コミック

秋緒たかみ 

ハンパないショタ

この本を見た時、今まで読んでいたアマアマのショタものも好きでもあるけれど、これは別格に見えました。
かなりハードなエロスが満載の、汁気が120%のショタは多分これが初めてです。
いや、ミルクが泡立ってますから!放出量が大量ですから!
しかも、ア○ルやらア○スの透視とか、玉筋とか、そのショタ絵に似合わない、妙に細部がリアルな部分にドン引きさえしなければ、これはかなり興味深いです。
でも、これ…

7

センチメンタルな刻 コミック

つくも号 

私はこれでサザエさんを純粋な目で見られなくなりました(涙、、)

思いっきり、小学生~中学生のショタですvv
ショタものを読む時は、頭のスイッチを普通のBLモードとは切り離さなくてはなりません。

この作家さんの作品は題名にもセンチメンタルという言葉を持ってきている如く、他のショタものに比べて少しほの暗さを感じるものがある。
基本明るく、さほど深く考えなくてもいいのかもしれないが、少年のナイーブさというものがにじみ出ているような気がするのです。
少年が…

7

僕のやさしいお兄さん(3) コミック

今市子 

鉄平のヘタレに鞭うちたい気分ヨw

TBSの木曜日夜枠のホームコメディのような本作も、一難去ってまた一難な如くに、今度は鉄平の家出と昔の彼氏登場で、一体着地はどうする?
な感じになってまいりました。

もう鉄平と聖の両思いは最初から丸わかりの決定なんですよね♪
聖はひたむきに鉄平を求めているけれど、鉄平はやはり色々と(いきつくところ最初のこだわり)悩んでしまって一歩が踏み出せない。
鉄平が踏み出せば、陽気なお母さんだから、…

1

僕のやさしいお兄さん(2) コミック

今市子 

迷走しだす二巻ww

やっぱり、案の定、お話が迷走しだしました(爆!)
ここを笑って受け止められるかどうかが、この作品を受け入れられるかどうかが、今市子作品を好きになれるかの分かれ目でしょう(?)

思わず聖を押し倒し(未遂)ぐるぐるしだす鉄平には、ストーカーなモンスターペアレントが登場するし。
彰人は、一人勘違いが突っ走って鉄平とお母さんがデキていると思いこむし、
じいちゃんずはマイペースで散骨の旅に出てい…

1

僕のやさしいお兄さん(1) コミック

今市子 

今作品にしてはBLぽい

今市子さんの作品大好きなんですが、どうにもレビュしにくい。
一応BLとはなっているものの、その多くはホームドラマコメディだったり怪奇ものだったり、BLというよりはゲイに近いものだったり。
作品の中に登場する人物に同性愛者がいるといった、、感じでコメントしがたいのです。
(それはどれも大変面白くてそれはそれでとてもイイのですが)
そんな中、これは主人公がゲイに目覚めた15歳少年、恋した相手が…

5

甘い恋の育て方 コミック

菊屋きく子 

いぢわるな目付きという表現が上手い!

『やましいからだ』の時もそうでしたが、菊屋さんの絵は、ちょっとサドっ気を匂わせる、イヂワルな目付のキャラが魅せる♪
それは、ツンデレだったり、本当のSだったり、ただの無頓着だったり、意味は多義にわたり、目付一つで色々な意味を表現する部分が大好きだったりする。
絵はかわいらしく、シンプルな絵でとても見やすい。
洋服屋、喫茶店、サラリーマンと、3種類の恋の短編集がユーモア溢れていて、それぞれの関…

1

青年は愛を乞う コミック

日野ガラス 

テーマが一貫していて心に迫る魅せ方です

デビューコミックスなんですね。
名が”ガラス”というだけあって、主人公のガラスのハートが響いてきました。
受けの気持ちに女性読者が、とても感情移入しやすい作りに仕上がっていて、共感を得ること間違いない本です。
また、テーマもゲイを自覚している青年がノンケを好きになりというシチュ。
そして、その気持ちは知られちゃいけないと思うと同時に、男子が女子を好きになるように、普通に恋愛をしたいだけ、と…

3

星に願ったりなんかしない コミック

篠原栄 

全編、天文部が舞台のお話

男子高とはいえ、3人しかいない天文部が皆総ホモ!?
特別お金持ちの学校とか、ものすごくドラマティックとかクサイ設定がない、等身大の男の子達が主人公だったので、この学園モノは自分的に合格v
それぞれの登場人物の天文に関する思い入れがきちんとしており、またコメディ要素も含まれて、デフォルメはあるものの、充分に楽しめました。
学園モノ苦手なほうな自分にもOK。

表題は、学園祭でプラネタリウム…

3

エンドゲーム 1 コミック

山中ヒコ 

ゆっくり、丁寧に、でも胸を締め付けてきます

この作品、とても丁寧にゆっくりと進行します。
登場人物の気持ちがじわりじわりと浸み出していて、胸が痛いのです。
一見すると、ちょっとした日常、過去を織り交ぜながらその都度に、どんなに克哉が透を好きなのか、そんな部分を見せるお話なので、じれったさが先立ってしまうと、とてもイライラした話に見えてしまうかもしれません。
でも、このじれったいほどの進行が後の2巻への進行に役に立つのだと信じています!…

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