BLコミック&BL小説、業界最大級の品揃え!
自分はショタスキーなのでちょっとショタにはうるさいですぞ!
この作品はショタ成分で成り立っておりますです。
少年同士から青年×少年まで色々揃ったショタ短編集。
BL的ショタではなくて、男性向ショタに近いですが、いわゆる男の娘とは違う真性ショタの部類のショタなのでありますな。
ただ男性向けの真性ショタモノって割とあっぴろげにエロって作品が多いんだけど、この作品には少年の繊細さや切なさ、まさにセンチメンタル的な部分が入っていてそこが良いのですなー、はい。
エロはかなりエロエロです、少年達のちんこがちゃんと包茎のショタちんこなのがショタスキーとしては萌えます!
白ブリーフから半ズボンから学ランや浴衣や眼鏡までショタスキー大好きなアイテムがしっかり揃ってます。
でもエロだけじゃなくて少年同士ならでは、少年ならではの魅力もしっかり描かれていてがっつり読みがいがある一冊でした。
どちらかと言えば男性向作家さんなのかなーっていう感じはしますが、少年ならではの繊細さ加減はショタスキーの女性にも読んでみて欲しいところ。
BLショタとはまた一味違うショタワールドがここにあります。
ショタに苦手意識があったんですけど、つくも号さんのダイヤモンドコミックスの3冊を一気読みしたらどれも思いのほか良くて、一括りに食わず嫌いしてちゃダメだな~と反省しました。
〔ショタコミコレクション〕ということで、オールショタです。
ヒグラシ
茜色に染まる紫煙
空に光満ち、地に温もり満てり
遠く眼下に揺れる橙
うつろな鳥篭
おもちゃの王様。
泣きたいのは君の所為
交差路
無垢と背徳と少年
→子供×子供
まっすぐな道
銀枠の奥の逡巡
明減する部屋
→大人×子供
克雄 姫始め/益夫 本懐を遂げる/波兵 隠された陰謀 の3本でお送りします
→あかんやつw
暗い話スキーとしては、
荒んだ街で生きる少年男娼の渇いた心に潤いが戻るさまを描いた『空に光満ち、地に温もり満てり』
外に出ることができない外出恐怖症の少年との交わりを描いた『うつろな鳥篭』
母親に虐待されている少年と隣人の束の間の優しい触れ合いを描いた『明減する部屋』
の3編が特に良かったです。
これ読んで思ったのは、結局のところ私はショタがダメなんじゃなくて、おにショタが好きじゃないのかも。
逆に少年同士にはハマります。
どれも10~20ページの超短編なんですけど、その短い中に少年特有の無邪気さとか真っ直ぐさとか、イケナイことをしている後ろめたさとか迷いとか、危うさ、息苦しさなどの色んなエッセンスがぎゅっと詰まっていました。
思いっきり、小学生~中学生のショタですvv
ショタものを読む時は、頭のスイッチを普通のBLモードとは切り離さなくてはなりません。
この作家さんの作品は題名にもセンチメンタルという言葉を持ってきている如く、他のショタものに比べて少しほの暗さを感じるものがある。
基本明るく、さほど深く考えなくてもいいのかもしれないが、少年のナイーブさというものがにじみ出ているような気がするのです。
少年が交配って何?ってセックスにいってしまう。
幼馴染のお兄さんが教育実習で実家に帰ってきて、久々の再会に思わずしてしまう。
互いの淋しさを埋めるようなセックス。
血は繋がってないけど兄弟で、互いに好きな人ができるまでという関係。
虐待を受けている隣室の子供に温もりを与える交わり。
いかようにも、うけとることができる柔軟さは、明るくあっけらかんとしたショタものの中では秀逸なんではないでしょうか?
ラスト『克雄 姫始め、益夫 本懐を遂げる、浪兵 隠された陰謀』
関係設定は、まんま日曜6時半の国民的お茶の間マンガです♪
しかし、顔は全然違うよww
これを読んでしまった日から、唯一残された純真な心はどこか宇宙のかなたへ飛んで行ってしまった気がしました(爆!!!)
自分の中で絶対これだけは汚しちゃいけないと思っていたんだが、、もう無理ww
こちら、ショタ×ショタが多い単行本です。
基本、ショタ×ショタにはまったく興味がないので(ひどい…)年の差物だけ触れさせて頂きます。
『明滅する部屋』は(おにショタ。受けは親に虐待されております)どん底に暗い作品ですしラストの受けにあまり救いがないのですが、でも攻めの気持ちやいたわりが仮に自己満足であっても多少こちらは救われるかなと。
こんな重い話があるかと思えば『まっすぐな道』(おにショタ。教師×生徒)のようにお互いの気持ちがタイトル通りにまっすぐに伸びていて可愛い物もあったりして、つくも号さんの引き出しの多さに脱帽です。
一番萌えたのはラストの国民的アニメのパロと思われる(誰でも読めば思うでしょう)年の差作品。
ちょっとー、マ○オお兄さんなんて腹黒なのー(汗
そのためにサ○エさんと結婚したんですか?
でも、受けが坊主でなくて良かった、そこはありがとうございます、つくも号さん。
しかしくれぐれもナ○ヘイさんにお尻を奪われませんよう、マ○オさんにはお気をつけ頂きたい!