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古川ふみ
茶鬼
ネタバレ
デビューコミックも「かわいい☆」だったのですが、今回もかわいいしか言いようがなく思わずタイトルに☆を2コつけてしまいました(汗) ちょっぴりファンタジー要素もあって、かわいいに苦手も沢山ある自分ですが、この作品は思わずキュンも持ってるのです。 この「かわいい」は好きだな~♪ということで、ちょっと奮発した萌×2 表題【柏木兄弟の恋愛事情】はガチ兄弟モノ ハルが小さい頃病弱で辛かった時、い…
出版不況と言いながらBL界では紙に限らず電子も増えてきて、もう成熟期を超えて~と言われながら新創刊があったり、色々な試みで本が出されたりと、業界が生き残るための積極的な攻勢に出てきているのかな?と思うここ2~3年の動きです。 今年に入ってCitronのアンソロ化、gateauの雑誌化が発表されましたが、このCOMIC Beは秋から模様替えするようです。 この本は、コミックBOXJr.とbaby…
紺野夏
インタビュー記事を読んで気になった作品です。 かわいらしい絵柄はショタが似合いそうなのですが(実際受けの身体がショタ風味)、このあっさりした絵柄がひょっとしてエロエロ展開なのか!?と昨今の流れから予想しておったところ、あっさりとそれに反した、エロ薄目作品でした。 またこの絵柄からだとコメディなギャグ漫画風味も予想するのですが、実のところ突き抜けた明るさというより、ちょっと底にほの暗さを秘めてい…
倫敦巴里子
熟年夫婦ものとはまた違ったちょっと暗いトーンの表紙に、シリアスなのかな?とおもいきや。 勿論下地はシリアスなのですが、そこは倫敦巴里子流。 軽くいなす主人公に、時々笑いも加え、周囲の人間の配置もバッチリとフォローに回り、重苦しさのシコリは残しません。 愛してるよ、君が好きだよ、という実に解りやすい恋愛ではないですが、ストーリーテラーの異名も間違いなく、キャラクターの基盤がしっかりしているため…
もうね、読むたびにしみじみと「いいな~」と。 まるで酒のつまみのように、もしくは升酒の皿に盛られた塩を舐めながら酒を呑むような、じっくり味わいましたとも! もちろん、熟年夫婦(?)の三村と片桐は言うこと無しにいいのですが、 同時掲載されている作品もまた同じように。 何がいいかっていうと、見せ方といいますか、展開のさせ方、 普通だと時系列に展開があって、中に回想が含まれて、もちろんその回想…
櫻井ナナコ
ちょっとかわいい感じの受けちゃん達と、作品に流れる優しい雰囲気は、初単行本から一貫して変わっていませんね。 今回も気持ちの機微を見せるお話で構成されていました。 【ムーンライト・ランデブー】 怪我で入院していた陽に好かれて愛人になってくれないか?と持ちかけられていた医師の長野が、最初は彼に冷たくあたっていたものの、落ち込む出来事にプラネタリウムへ連れていかれて心を癒され、気になる存在…
あゆみさき
作者さんの初コミックで、しかも作品は3年かかりの表題は描き下ろし。 この本を読んで、ええ~!もったいない、何でもっと活躍してくれないのかな?と思うほどにこの本気に入りました♪ 作者さんあとがきによれば「総じて受けの様子がおかしい」とありますが 確かにそうかもしれないんだけど、実はそれがいい味出してるんですよ。 どの作品もいかにも「ザ・BL」なBLばかり。 【妄想家、恋をする】 悠馬…
嘉島ちあき
この本滅茶面白いです♪ 表紙のうさぎに注目してしまいませんか? そして裏表紙はこの着ぐるみのうさぎを吊りあげている絵なんですが、バッチリと帯で正体が見えないようにしてあるんですよv 面白すぎて、ツボすぎて、何をレビューしていいやら困り果てて未だに面白いとしか言えない自分が情けない(汗) しかし、ギャグコメディというわけではなく、コメディタッチだけどしっかりとした恋の物語なのでちゃんとそこは…
鷹丘モトナリ
自分的に作品によって当たり外れの差が大きい作家さん。 今回はどうだろう?なんだか毎度くじ引きみたいだな~と思いながら(w)読んだ本作でしたが・・・受けキャラが苦手でした(涙) 主人公の兄がマネージャー、その親友が俳優をやっている二人きりの個人芸能事務所。 主人公はその俳優がずっと好きで、自分も芸能関係の仕事につきたいと願っていたのですが就活に失敗し就職浪人のまま卒業。 卒業式の日に、兄…
みよしあやと
鷹也がどうやって決着をつけるのか? 期待の結論は意外にも早くやってきます。 前編の終わりで東馬にキスまがいのことをしてしまった鷹也が、どうしてそんな事をしてしまったのかと考えるからです。 そして、拾った東馬の願いを書いた紙片の意味。 男同士で親友で幼馴染で、でもヒーローとお姫様で。その関係を初めてはっきりさせることができた海辺のシーンに、ちょっと胸を打つものが! 鈍感だと思った鷹也が初め…