茶鬼さんのレビュー一覧

OPERA vol.35 金(アンソロジー著者等複数) コミック

個人的にはずさない雑誌

毎号雑誌のレビューをあげいていると、なんだかサザエさんの「さぁ~て、来週の・・・」って次回予告やってる気分になってきます(笑)
そのくらい自分の中で定番になってるってことですねw
続けて読んでいると、どの作品にも愛着がわいて、どれもこれも好きになってしまう。
多々ある雑誌の中で作品に好き嫌いがほとんどないこのOPERAは自分の中で健康優良児です♪

やはり注目順に巻頭から掲載されています…

1

暴君彼氏 コミック

岩清水うきゃ 

待望の2巻!!

「6UNDER GROUND」から5年。
雑誌掲載は07~09年分なのにやっとやっと続きが出ましたーーー!!
嬉しい、嬉しい(号泣)
それにしても、この題名ひどい!最近好んでじゅねっとがつけてる愛玩と同じように、なんでこんな題名にしたか。
そりゃハイジは暴君だけどさー暴君にしてしまうとなんと薄っぺらい響きになってしまうことか。
しかも帯も「俺たちはSEXで愛を知る」って安易だよ。そんな一…

10

つないだ両手がはなれたら コミック

名取いさと 

これもある意味、ネガティブ君とポジティブ君

citronでとっても痛い連載を読んでいたので、このmoca掲載だった作品を見たときに、あれ?同じ作家さん?とちょっと頭が混乱してしまいました(汗)
こちらの話は、ゲイであることのトラウマから内にこもって人づきあいの悪くなってる男と、お調子者でお人好しで皆に好かれる男という組み合わせ故なのか、citron作品より断然明るく、切ないけどほっこりもする
そうだな~作風でいうと国枝彩香みたいな?

2

僕のやさしいお兄さん(5) コミック

今市子 

ついに完結!

いやー、雑誌を読んでないのでね一体いつ終わるのかとのんびり構えてたんです。
そしたら帯を見てびーーーーくっり!!!
おおーーー!!完結したーーー!!
今市子作品は、ホームコメディラブみたいな様相がお約束なんで、元からワクワクドキドキというより、安定の安心でどっしりと構えていられるんですよねw
複雑な人間関係が面白くて、時々ラブはまあいいや、って思っちゃう(笑)
一癖も二癖もありそうな人た…

10

みつきにいちど(表題作 みつきにいちどー骨ー) コミック

青山十三 

読み返すほどに、何度も読みたくなる実にいい本だ!

帯がくもはるさん推薦ですが、マジ!裏切らないと思いますっ!!
雑誌掲載時で全て既読なんですが、今回単行本で読んでさらにしみじみ~もう実は3度も4度も読み返してますが、その時の精神状態によっては軽い感動さえ覚えてウルっとしてきてしまって・・・(それはぶれ方が極端ですがw)
青山十三さんの絵って、あっさりしてるんです。
だからなのかなー。人物の表情が実に生きてきて、人物が笑えば自分も嬉しくなった…

9

ぷちっとはじけた、 コミック

神田猫 

ネコトラウマは誰のせい?

神田猫さんといえば「かわいい」「あまあま」なイメージと、これ以上甘くてどうするんだよーーー!!!な”心シリーズ”があったりして、そっちのイメージが強かったりしたのですが、なんと今回はイケメンリーマンの織り成す「攻め×攻め」攻防戦♪
各話ごとにラストにオチがついて全体的にコミカルに進んで、実に楽しめる一冊になっておりました☆☆
相手限定の天然執着とケンカの強いツンツンデレの組み合わせ。
これは…

6

ブランニュースター コミック

鬼嶋兵伍 

かわいいコスVsごついコス

えつわんを除き全部高校生が主人公の、ライトなノリの一冊
一番の見ものは、表題を含めての男の子のコスプレイヤーものかな?
秀良子さんの宇田川町でも女装男子だったんだけど、やっぱり、その女装の根本には、否定できない何かが、煽るものが存在してると考えてしまうんだよな~
という、そんな部分をこちらはエロく表現していると思われました。
巻末に、1作品づつ、作者さんの解説が入っているので、自分的見解と…

3

クシュラル コミック

えすとえむ 

トルコという籠の鳥たち

トルコを舞台に、帝国時代から現代までのオムニバス短編集。
表題は、【ユラン】のその後日談のお話。
全てを読んで感じたのは、多分共通しているのは、ただトルコが舞台というだけではありません。
トルコという国に囚われている者たちの物語ではなかったのかな?と。
ただ簡単に舞台をそこへ据えただけなら誰でもできる異国もの。
そこに民族性を感じることができる部分が素晴らしのです!
どの話も胸にジーン…

5

ハスネサイコロジー コミック

ARUKU  

ARUKUさんの「ザ・BL」

扉を開くと冒頭にいきなりあらましが載っています。
「これはモテない蓮根が、女に襲われ男に迫られ、戸惑いながら、ぐるぐる悩んで、真実の愛にたどり着くまでの物語です」
まさにそうなんですw

いつもARUKUさんというと童話をモチーフにしたコミカルだったりシュールだったり、思い切り切なかったりという、ファンタジー色が強いイメージがあるのですが、
それらの過去作品と比較しても、これはまさにひょ…

7

夜明けのブルース コミック

羽生山へび子 

熱い男ダゼ!カッチー

昭和ムービーのポスターのような表紙の裏は、大滝詠一のアルバムジャケット(にはないがw)みたいな、わたせせいぞう風(笑)
わたせせいぞうも何となくバブリーな頃のレーターさんだから昭和かw
ということで、待望のへび子さんの新刊待ってました!
これねー、先輩とはまた違った大人の愛の魅力に溢れてて、大好きでした。
しかも途中で切なさがあふれて、ちょっとウルっとしちゃうの!
その他大勢の脇役に至る…

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