ミュウさんのレビュー一覧

恋はhigh interest~高利回り~ 小説

うえだ真由  金ひかる 

仕事もしっかりして、それから恋愛

お仕事描写重視な方には、特にお勧めです!
ページの半分位過ぎるまで殆どが銀行業務で、銀行業務ってこんな感じなんだと雰囲気をしっかりと味わえます。

銀行員・由井貴士 硬派攻め×銀行員・藤井鳴海 童顔強気受け
同期で研修も一緒だった貴士が鳴海と同じ支店に配属されて。
銀行の独身寮で自由がない身には、男の友達というのは便利で楽しくて、前よりも距離を近くに感じる。
彼女と一緒にいる時よりも、…

1

ストレイシープ―迷える小羊 小説

篠稲穂  依田沙江美 

べろべろするチューは苦手

「キスなんかしなくても、先輩が好きだよ」
そんな感じで、キスが苦手な奥手の可愛い後輩が出てきます。

生徒会長・結木和成(高校三年)優等生攻め×書記・真嶋悟(高校二年)奥手受け
卒業まであと10日になって、結木は後悔する。優等生だったけど、もっとしたいことがたくさんあったのにと。
それを聞いた悟は、いまからでもしたい事があるなら一緒につきあってあげると言って、授業をさぼったり、放課後に寄…

0

ホーム・スウィート・ホーム 小説

義月粧子  桜城やや 

攻めが優位なタイプ

仕事描写も上手くて文章も読み応えがあるのですが、義月粧子さんの作品が苦手な理由が判明しました。
周囲や攻めから、受けが冷たい扱いを最初にされる。特に攻めからの意地悪や言葉が、萌えや愛を感じるレベルじゃなく冷たい。
自分から思いを告げる受けの立場が、圧倒的に弱い。
それに反して、いつも攻めはたいした労力もなく、健気な受けをちょっと謝るだけで簡単に手に入れる。受けの苦節に対して、あまりにもお手軽…

4

最後の純愛 小説

火崎勇  宝井さき 

あまりにもヘタレ過ぎる攻め

攻めがヘタレで女々しくて、攻め視点なので余計にきつかったです。
その反対に、受けは男らしくキッパリさっぱりしていて、かっこよかったです。

フリーライター・巨摩秋庭 ヘタレ乙女攻め×リーマン・芝恭弘 気丈大人受け
アパートが無くなって引っ越し先に困っていた所を、友人の紹介で芝に会う。
煙草は吸うし、重い本ばかりだがいいのかと言うと、率直に答えて性格がいい芝に好意を抱く。
上手くいって…

2

密室の虜 小説

篁釉以子  かなえ杏 

クールビューティーなのは、見かけだけ

男運の悪い受けが、最高の男にようやく出会う話です。

取締役の統括営業部長・武島晃毅(32)俺様攻め×秘書・篠崎司(25)初心奥手受け
社長の一人娘を結婚するからと司は振られたばかりで、バーで自棄酒をあおる。
男運を見る目がない自分を嘆いていた所に、極上の男からの誘われて。
どうなってもいいという気持ちから誘いを受けると、初めて快感を感じさせてくれて。
お互いの名前もわからないまま、毎…

0

檻の中の遊戯 小説

バーバラ片桐  阿川好子 

エロいことは、エロい

バーバラさんの監禁凌辱系で、話の7割近くエロエロです。
無理矢理で貞操帯有で乳首にピアス付けとハードなのと小学生の時のショタエロもあるので、苦手な方はご注意。

都築啓(高校1年)俺様お子様攻め×啓の父親の愛人・香坂広澄(高校3年)流され受け
父の愛人をしている香坂のことを、啓は一方的に知っていた。
実の父親を脅迫して、マンションと一緒に愛人としての香坂をもらいうける。
その日から、部…

1

恋のうちにも 小説

宇宮有芽  宝井さき 

こんなに可愛いこの人は、妖精かもしれない

どんだけカワイイの、この人は!と思って萌えた本です。
敬語攻めな年下攻めと、トラウマ持ちのツンデレメガネ受けが出てきます。
年上教授のツンツン具合が、もうとにかく可愛かったです。

日本文学科助手・西山省吾(26)敬語抱擁攻め×日本文学科准教授・藤堂始(32)ツンデレメガネトラウマ受け
息子同前に可愛がられていた叔父夫婦に、両親の遺産を使いこまれていて人間不信になる。
気を張って暮らし…

0

大嫌いだと言ってみろ 小説

渡辺ゆい  日吉丸晃 

刀を持ちだす危険な攻め

渡辺ゆいさんのデビュー作で、超俺様で変人な攻めと天然強気受けの話です。
攻めの俺様度が納得出来ない方に高いのが気になりましたが、コメディー部分は面白かったので今後が気になる作家様です。
無理矢理があるので、苦手な方はご注意。

会社社長・那良原劉生 俺様執着攻め×高校生・矩佳之 天然強気受け
父親が借金を背負ってしまったので、母親の実家のお世話になることに。
母親の実家はヤクザで、小中…

0

胸の獣 小説

火崎勇  石原理 

男のプライドが生きている

肉食獣同士の恋愛で、対等な立場を求める男と男の恋愛って所がよく出ていました。
受け受けしくない受けをお探しの方に、お勧めです。
攻めが浮気をするのが苦手な方は、ご注意。
火崎勇さんの本の中でも、異色作という印象を受けました。
新書版で発行されていたものを文庫化したもので、時代に合わせて内容を少し修正しましたが、収録作品の違いはないです。石原理さんの挿絵が作中人物像と絶妙にマッチしています。…

1

この手の先に… 小説

火崎勇  円陣闇丸 

どちらも臆病すぎた

恋愛に対してトラウマがあるので、臆病な受けが出てきます。

宝飾関係の会社・朝比大 俺様攻め×印刷会社・佐倉波人 真面目ネガティブトラウマ受け
毎夏、参加していたキャンプで、初恋の人が出来る。住所も交換して、来年の夏に恋人になろうと約束をする。
それなのに、キャンプには来なくて手紙も返事が来なくて、振られたと思って過去の傷でトラウマに。
エレベーターで毎朝会う人の手が気になっていたが、過…

0
PAGE TOP