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鳥谷しず CJ Michalski
茶鬼
ネタバレ
鳥谷しずさん、初ビーブリです。 本の帯には「絶倫准教授×童貞処女高校教師」的確なカプリング表示です。 感じすぎるほどに喘ぎまくる受け(とても処女童貞とはw)とどっか愉快しいエロい攻めは、ところ変わっても”エロ魔人”鳥谷節。 カラダから始まる関係が、展開するエピソードによって心が付いていって本物の恋人になる、そんなお話でした。 ミッション系スクールで世界史を教える氷見谷は、同性愛者な…
田知花千夏 田倉トヲル
デビュー作から拝見させていただいていて、色々な作風を見せてくれていますが、 今回は一転、かなりシリアスでミステリアスなお話でした。 表紙が田倉トヲルさんですが、とても惹かれる雰囲気のイラストです。 このお話、追ってしまうと壮大なネタバレになってしまうので中身にはあまり触れない方がよいのかと。 原稿の校閲をフリーランスで仕事している光が主人公。 彼の夢で物語が始まります。 それは…
丸木文華
『兄弟』『兄弟-夏-』から5年たってまさかよもや続編が出るとは! きっと前作2冊は続きとして2冊に分かれただけだったのだとは思いますが、更にこの兄弟に一体なにを求めるのか? 羨望と裏返しの愛情から結びついた平凡に生きたいと望んだ兄が、強く兄に執着し求める弟により血の壁を飛び越えた前作たち。 ちょい言葉は悪いですが、試練と言う意味で記憶喪失が来たか!は実に定番お約束な障害。 しかし、ラブ甘な…
丸木文華 村崎ハネル
いつものドロドロっとしたねっとりエロスもよいけれど、今回のこのエロスも良い! 何だか最近EDだったのよね、心のチ○コ。 久々にマムシとスッポンとマカを食らったような(!?)たぎりを感じたのデス☆ 作者さんがゲームのシナリオなどを描かれているとか、作者さんの現実と多分かぶる世界だからでしょうか? オタクの世界をうまぁくピックアップして代表的なデフォルメしたキャラを登場させ、主人公もまたそうで…
夜光花 湖水きよ
それはまるで、「MIB」か「遊星からの物体X」かはたまた「蟲師」か 虫が苦手な御仁にはヒエ~となる描写も含まれながら、実に実に面白そうなシリーズが始まりました♪ こんなで恋愛は一体どうなるの?と思えば、そこはなるほど! 実に巧みな夜光さんの作品設定と進行によりそれは補われていき、物語の面白さと共に実にエンタメ作品としてドキドキワクワクさせてくれました。 わかりやすいのがいいですねv …
火崎勇 石田惠美
この表紙にとても魅力を感じました。 あのはっちゃけたコミックという印象の石田要さんの絵なんです! 元々綺麗な絵を描かれる方なので好きなのですが、いつもと違う雰囲気。 だからすごくすごくこの小説に期待してしまいました。 火崎作品だからいつも何か一つ登場人物に関することに謎があって、そしてラストでタネ明しがされる展開はいつもの流れだとは思うのですが、何か違う。 何か散漫な印象を受けてしま…
鳥谷しず 鈴倉温
ルチルは初の鳥谷しず作品だと思うのですが、場所は変わっても鳥谷しずだった(笑) またの名を「新書館のエロ魔人」でしたっけ? 濃厚なエロが特徴でありますが、やはりねっとりしてました。 ただ、今回気がついたのは受けが「あー。あ、あ、あー」とか「あー」しか喘いでいないこと。 他の作品もそうでしたっけ? しかし、思うに追いあげられてそうそう言葉が出て来なくて「あー」しか言えないってことはそれだけ…
中原一也 奈良千春
シリーズ完結しました!! 現在のBLなるものに足を突っ込んだ時、初めて ”オヤジ萌え” を自分に教えてくれた作品。 今でも一番萌える ”オヤジ攻め” の理想の存在である斑目です。 下ネタ発言で坂下をからかい、でも、いっぱいの愛情で影になり日向になり坂下を支え 坂下の医師としてのあり方から自らも過去をぬぐい去り、そしてとうとう迎えるドヤ街からの卒業の選択。 わかっていました。 いつか…
高尾理一 沖銀ジョウ
『狼の妻籠み』のスピンにあたる本作。 健気で一途な作品になっていました。 日本のはぐれ狼である父親がロシアで医師として働き、そこで出会ったロシア人狼の女性と結婚して生まれたのが玲。 ところが玲は狼の姿で生まれ、新月には人型になると思われたのにまだ人になれない玲に母親は精神の均衡を崩して家を出て行ってしまったのです。 そんな玲を男手一人で育てるのは大変で、そこで力になったのがエカテリ…
凪良ゆう 麻々原絵里依
7月7日の誕生日。 織姫と彦星のヴェガとアルタイル。 その時はいつも雨。 そんなモチーフがうまく設定に盛り込まれ展開させていく。 穏やかで、でも切ない、心が訴えかけてくるお話でした。 主人公達は草食なイメージを持つのですが、麻々原さんのさらっとした絵柄がぴたりと当てはまります。 受け視点の物語だけど、攻めの気持ちも伝わってくる。 だから物語が染み込んでくるのです。 文人は同…