茶鬼さんのレビュー一覧

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

さっぱりしていて気持ちがいい

ヨネダコウさんのイラストがよかった!!
そして、一番やられたのが、作中の足場の上の姫だっこイラスト~♪
萌え萌えしますぅ!!キュンキュンしますぅ!!
イラストだけでも一見の価値あり☆
・・・で内容の方も表紙がちょっと暗めなんですけど、鳶の世界とゼネコンと、ちょっとヤンチャでしっぽブンブンな大型ワンコと、ツンデレだけど男前とか、潔い感じで後味がすっきり。
むしろ、自分には爽やかな青空の…

4

蜜情 小説

岩本薫  北上れん 

こればっかりはネタばれできませんね~♪

古くからのヤクザの組であると共に、人狼の一族とその支援者で構成されている大神組、神宮寺家。
その次男が学校の先生とつがうのが「発情」、弟から遅れて発情した兄の話が「欲情」、そしてこの「蜜情」が完結になります。
前作の終わりが、神宮寺の家を継ぐ問題から家を逃げた長男の迅人と、ヤクザの組長だった嘉門だったのですが、
今作で、次男カプも、そして長男カプも大きく成長しました!
そして、迅人達が日本…

7

珊瑚の骨 小説

成瀬かの  六芦かえで 

守ってあげたい

成瀬かのさん、シャレード初登場です。
六芦かえでさんの表紙イラストに、はかなげな少年ぽいイメージを抱きますが、何と今回の受けちゃんは28歳!?
攻め様は10歳年上の大人の男性で、それでも一応歳の差ですねw
小さい子供がいますが、実の子ではなくてワケアリで攻め様と一緒にいる甥っ子なんです。
多分、自分の印象では守るもの、守られるもの、がテーマだったのかな?と思えたのですが、いつもの成瀬さんの…

3

薄紅のイフリス 〜愛の妖精〜 小説

須和雪里  佳嶋 

愛の妖精の物語。

ええー!?これが花丸BLACK?と驚きを隠せない須和作品でした。
ひょっとしてBLACKは、何か新しい路線を目指しているのでしょうか?
それにしても、佳嶋さんのイラストがステキですね~♪主人公は実は人間ではなく妖精なんです。
なんてピッタリの起用なんでしょう♪
ふんわりしたファンタジーの世界は妖精自体に性別がないせいか、BL?とも思うのですが、妖精によって結びつけられる人間が男同志なので、…

1

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

ズバリ!痴漢電車

はい、この本を手にした方はすでにこの痴漢電車のお客様でございます♪
煮るなり焼くなりどうぞご自由においたぶり下さいませ~www
JRさんですかね~?私鉄さんですかね~?こんなアンダー風俗な副業やってらっしゃるなんて(爆笑)というのは、冗談ですが。。。
青いチケットは見るだけ、黄色いチケットはお触り、赤いチケットは最後まで。
一体一枚いくらの商売かしらwwwなんて、つい現実的にかんがえてしま…

5

猫カフェへようこそ 小説

染井吉乃  夏珂 

実に残念なのですが・・・

最初に謝ります。ごめんなさい。
こういう場合の時はなるべく良いところも見つけたいともおもうのですが。。。
うっかり失念していたのは、実はこの作家さんの本は何冊か既読なのですが、どれも途中挫折した作家さんだったということでした(涙)
何とか今回は読み切りましたが、やっぱり苦手な文体に苦労しました。
ちょっと表現もおかしなところもあったりもする。
とにかく「 」が多い。
それによって話が進…

0

もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

我慢しちゃいけない、見栄張っちゃいけない、きちんと言葉で伝えなくちゃいけない

相手が奥ゆかしく、自分にベタ惚れなのをいいことに、その愛情にあぐらをかいた結果、初めて気が付いた大切な失くしたくない者。
そんな傲慢な攻め視点で描かれる作品は、ともすれば攻めの言い訳にも見えなくもないのですが、彼の後悔と根性入れ替え、そして恥も外聞も捨てて、ありのままをさらけ出して土下座して謝る姿に、気分爽快とはいえないまでも、ちょっとイイな~と萌え頂きました。
きっと彼は、もう二度と彼を悲し…

4

Angel Ring 小説

成瀬かの 

悪魔と天使

このシリーズ大好き!!
特に、この本は作者さんもコメントされていますが、色々な可能性や要素を含んでいて、
もちろん、理玖の成長や、彼が本当のファミリーの一員となっていく姿もありますが、色々な将来を予想させて、本当に商業作品の”天使”と”悪魔”の意味が奥深く表現・示唆されているようで、ただの番外編になっていないところがすごいです。

理玖がイタリア語の習得に苦手意識をもって委縮してしまう話、…

5

紅い悪魔(ディアブロ)と黒髪の天使(アンヘル) 小説

秋山みち花  タカツキノボル 

主役キャラの風貌が某キャラをイメージしてる?

この表紙を見た時にピンときた方・・・多分M・FのA君か、D・GのK君だと思います。
西洋の軍服洋装に、長い黒髪を後ろで結わえ、そして腰には日本刀!
ツンデレとかクーデレではないですが、意地っ張りで男前で健気ですw
後書きにはっきり書かれているわけではないですが、自分はそう予想しました♪

さておき、お話はヒストリカルロマンス物語です。
母親が日本人の為に、異端として蔑みの目で見られる事…

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緊縛に愛して 小説

甲山恋子  北沢きょう 

あおっちゃダメです!

緊縛師と聞いて、エスエムスキーの血が騒がないはずがありません!
しかし・・・全然そんな緊縛モノじゃありませんでした。
あくまでも職業が緊縛師だっただけだという・・・そこでついガッカリしてしまったのですが、緊縛苦手~という人には全然無問題な恋愛のプロセスが面白いお話なんで、イケると思いますw
しかし、緊縛師なのに緊縛の絵もないし、緊縛エチはラストだけだけど、あくまでも具体的じゃないし、表紙はエ…

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