陸裕千景子さんのレビュー一覧

しあわせにできる 〈スペシャル編〉 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

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2003年に始まった連載の、完結後のおまけの巻。
1巻が面白かったので、間をはしょってこの完結巻を購入。

久遠寺が願う「結婚」を、かたくなに固辞する本田。
・・今世なら、検討する余地ありの同性婚なので、こういった小さい所に「昔」を感じる。
挿絵の衣服も、昔風で古い。

著者は商売上手。
いきなり連載の続きから描き始めていて、過去編の説明がなーんにもない。
だからこの巻だけ読んで…

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しあわせにできる(1) 小説

谷崎泉  陸裕千景子 

本田が気の毒になるコメディ

谷崎先生の作品をいくつか読みましたが、
このシリーズはコメディなので、笑って気楽に読めました。

丸の内の大手商社建材部3課勤務の本田雪彦
NY支社から本社に配属されてきた「態度が偉い人」の久遠寺皇

久遠寺は、背景謎の金持ち、大学からアメリカで生活。 
仕事に飽きてアメリカ支社で退職希望を出した久遠寺は、有能。
会社が手放したくない「態度が偉い人」。
全然人の意見を耳に入れない…

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罪な劣情 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

それぞれの道へ

前回から時間があいてしまったと、後書きにもありましたが、本当に既刊後に読みだしていてよかった。。。

前作でどうなることかと思ったキャラクタ達ですが、それぞれに道を歩み出す形が書かれていました。

アランの今までの行いで事件を起こしてしまい、そのおかげで?富岡も男の約束を実行するに至りませんでした。ごろちゃんも、渡米することなく、良平と新しい住まいをもち、九州への転勤も断ってそばにいること…

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罪な彷徨 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

いつもの二時間サスペンスは何処へ

ここのところ、二時間ドラマ風で安心して二人の行く末を見守っていたのですが、どーした!どーなるんだ!という展開。

伏線として存在していた、ごろちゃんのお兄さんの日記がここにきてごろちゃんの知るところになります。キッカケは良平が事件の関係者によって刺されるという事件が起こったためなんですが、そこはすんでのところで一命はとりとめました。
その関係で鍵のかかった引き出しから日記を見つけてしまうんで…

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「罪な報復」コミコミ特典小冊子「そういうところ」 特典

やはりスケールが違う

こちらのコミコミさんの小冊子は、高梨とごろちゃんの新居に富岡が引っ越し祝いに訪れるお話でした。

エスプレッソマシンと豆をお祝いとして持って来るのですが、そのマシンと悩んでやめたというカプセル式のマシンが私が使っているのだったので何故か悔しくなってしまいました。www

3人でそのエスプレッソマシンで入れたコーヒーを楽しむのですが、話の流れが富岡の家の話になると部屋は寝に帰るだけで何も無い…

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罪な報復 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

続きは早めにお願いします

前作の「罪な秘密」からは2年以上経っているんですね。でも、すっとお話の中に入り込めたのは流石でした。
こちら記念すべき「罪シリーズ」の20作目なんです。そしてシリーズも20年を迎えられるそうです。おめでとうございます!

出版社さま!おめでたい事はもっと宣伝して下さい!


さてさて、今作でも事件が起きていましたが、ごろちゃんが巻き込まれて酷い目には遭っていません。その点ではホッとしま…

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罪な回想 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

良平の嫉妬が神

回想、だけあって構成がモノローグだったり、昔の別角度からの話だったりします。
昔の商業前のお話を集めているとのこと。

初々しいごろちゃんにも萌えますが、良平がみんなに優しいごろちゃんに無体なことをはたらきます。本当に何すんねん!的な良平ですが、どうしようもなかったんでしょうね。
サメちゃんや、小池が意図しないうちに、いつの間にか“そういう視線“で見てしまうごろちゃん。。。良平は気が気じゃ…

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罪な愛情 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

泣けた

シリーズを順に読んでますが、この巻でごろちゃんの家族の話が出てきます。
今まで、良平の家族(大阪のノリノリ家族)は出てきましたし、この家族で育った良平が想像できて微笑ましく思ってました。

対して、ごろちゃんの実家の話は、、、切ない真実が隠されていました。
事件は弟、父が再婚した相手の子供で義理の弟になるのですが、彼が起こした殺人事件でした。事件は、実際に殺しておらず真犯人も捕まるのですが…

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罪な告白 小説

愁堂れな  陸裕千景子 

この二人は大好き

罪なシリーズを最初から読んでいます。
あ、最初というか発売順ではなく、シリーズ順?
幻冬舎で後から再発行されたものを先に読んでます。幻冬舎での発売はコレが最初のはず。だから豪華版なんですかね。

事件解決ものですが、最初の事件で知り合った事件容疑者(後に疑いは晴れます)の田宮吾郎、通称「ごろちゃん」と、キャリアで警視の高梨良平。関西弁(少々胡散臭いけど)を操る良平はごろちゃんにべた惚れ。

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龍王陛下と転生花嫁 小説

天野かづき  陸裕千景子 

たまご

陸裕先生おっかけで購入。読みやすいけど残らないなあと感じたので中立にしました。転生ものが好きな方でしたら嬉しいのではと思うお話、170Pほど+後日談34ほど+あとがき。龍王様、一途でいらっしゃいます。

商売をする資格を得て、うきうき龍の国へ向かう商隊。前世の記憶で龍の国の言葉を使えるため通訳としてきたものの、前世にろくなことが無かったため龍の国に行くのはびくびくもののルーフェ。案の定、「前の…

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