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J.L.ラングレー 麻々原絵里依
葡萄瓜
アルファ・オメガ設定以外は本編と一切関係がない、 正しく番外編なのでかなり気楽に読んでよろしいかと 思われます。 注意が必要とすれば、情交描写がかなりあからさまで ある事です。紙媒体ならページをそっと閉じる事で 冷却できますが…。 慌ててアプリを閉じて深呼吸はなさいませぬ様。 あと、この作品をいきなり読んでも恐らくアルファ・ オメガ設定について飲み込む事は出来ないだろうと 愚考し…
元ハルヒラ(元ハルコ)
反響が大きかった後に続いた話がここまで変わらぬ トーンと言うのも珍しい状況かと愚考します。 パターンがどうこうではなくて、空気がそのまま 陸続きの様な感覚なのですね。 それもそうか。 神話の体をとって織りなされている物語ですもの。 俗世とはテンポの違った空気が途切れる事無く 凝る事無く流れているのでしょう。 たまにはそう言う中で遊ぶのも悪くはありませんよ… と勧めてもそこはそれ、…
魚ともみ
今一つ乗り切れなかったのはあとがきから先に読んだからだ …とは思いたくない評者です。改めて読むとあとがきに対して 軽く頷かざるを得ず途方に暮れておりますから。 続編の存在自体はありだと認識しています。 しかし、続く事によって明確に見えていたものがぼやけた様に 感じてしまったりすると本当にこれで良かったのかとお節介にも 考えてしまう事もある訳で。 散々芳しくないことを書き連ねて…
エデン・ウィンターズ 高山しのぶ
色々読んでおりますとメンズロマンス(ゲイロマンス)にも ある程度の傾向分岐があると言う事が読み取れます。 それは一般小説の傾向に結構寄せてあるもので…作品によっては ロマンスの方が虫食い部分の穴埋め要素になっているのでは ないかとお節介ながらも冷や冷やする事もございます。 じゃあこの本はどうなのかと申しますと…冒頭から読み進めて 退屈を感じたなら敢えて後ろから読み進めてみる事をお勧めし…
ハジ
既に何某か決まったラストシーンを基に 展開されているのか。 それとも折々の賽の目がラストシーンを 決めるのか。 前提がどうにも読めない作品です。 世界観の描かれ方に違和感を抱かれる方は 一度地獄を扱った古典落語をご覧になると 参考になるかも知れません。 河一本皮一枚、あちらとこちらとでは 天地が逆になっている様な先入観があるので しょうが、存外人の感覚と言うものは その程度で…
一穂ミチ 山田2丁目
正直、かなり萌えました。 ですが、今だからこそ出せている、と言う 設定の物語と言う事もあり、評者には珍しく 減点法を適用してみようと思います。 とは言っても、評者自身が余り納得して いないのは具体的に言うとただ2点きり なのです。 ひとつはコンシェルジュ氏の設定。 もうひとつは表題作のタイトルの伏線。 前者については、あのシリーズで 磨きがかかったからでしょうね、と …
日渡春祈
恋から愛への過程を逆回しも用いつつ雑味を抜き、 脇役も上手に活かしながら描写しています。 映像化向けとも思いましたが、これは変に雑に 映像化すると関係性が破綻するのでしない方が 吉でしょう。 それはカバー下の活用法にも如実に表れていまして …最後の最後までまったくもって『らしい』終わり方と なっています。 人間関係を描く際、雑味をどこまで抜くかと言うのは 尽きる事のない課題で…
この作品は読者個々のBLの世界観を試される リトマス試験紙の様な立ち位置ではないかな、 と読後に思いました。 敢えて言うなら、この作品は極めて映像化に 向いているのではないか、と評者は判断します。 そう言う程度には穏当な描写な作品ですから。 ただし一つだけハードルは存在します。 それは配役の妙でお茶を濁す事が出来ないと 言う点です。 なるほど穏当な描写で構築された作品です…
紀伊カンナ
デビュー作のシリーズが余りに鮮やかなので 余り推されていない様な印象のある一冊です。 あちらの構成要素を少し捻くれた形で配置し直した上で ある意図を持って再構築された様な印象を受けました。 物語は完結していると言えば完結していますし、 まだ続いていると解釈するならその余地は多分あります。 ですが、それはあくまでも作中の要素だけを用いた 場合であって、他の解釈や要素を罌粟の種一粒分…
この表紙が特装版本編の表紙カバーと対に なっているのではなく、通常版の表紙カバーと 対になっていると言う一点にかなりの含みを 感じます。 通常版表紙カバー→特装版本編表紙カバー→ この小冊子と並べてみると今度はあざとさを 感じます。 作品自体の読み方を示唆する為の仕掛けだと したら、見事に成功していると愚考しますね。 同時に相当気恥ずかしくはありますが。 今更言うまでもあり…