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葡萄瓜
ネタバレ
サブタイトルが「擬人化漢全攻略」と銘打たれた この一冊、良くぞ皆様ここまで消化したものと 感心します。 ただ若干エロノルマ消化の方が勝ってしまって いる様ですので読む人は選んでしまうでしょう。 さて、ここで大きなネタバレを敢えて致します。 この中に一作、結合シーンが入っていない作品が ございます。どなたの作品だと思われますか? 実は、田亀源五郎さんの作品だったり致します。 …
北別府ニカ
概ね状況設定が状況設定なんですから 受攻のどちらかが完璧に近い筈なんです。 定石ならば。 でもこの方が生み出すキャラクターは受も 攻も完璧には程遠い。 一見完璧に観える人でも実は…と言うオチが 何所かにある。 そう言う二人が上手に補い合って劇場を やってるんですから面白くない筈がない、 と言うのが評者の見立てです。 そしてその一点は同時に上手く生っぽさを 醸し出す要素にもなっ…
嶋二
三つのシリーズ作を微妙な加減で 配列させながら進行しているので 飽きが来ない一冊です。 ややバタ臭い懐石料理といった感じ でしょうか。〆の飲み物は珈琲かと 思わせて実は韃靼蕎麦茶だった、と 言う趣です。 多分作品の旨みを十二分に引き出す 為にはもう一匙の何かが必要となる 筈なのです。 しかしその一匙は敢えて加えられない。 その一匙の味わいを思う事で見えて くるものがこの…
恋煩シビト
当方が読後に気になったのは作品の 内包する時間を基にした時系列です。 少なくとも確実なのは 僕のハートの切り抜きは ↓ 図書委員の恋 ↓ それは真心でした ↓ 花村君頑張ってね のラインでしょうか。 そして評者が引っかかっているのは 『青少年髭漂流記』の受子の存在です。 彼の構成要素がどうにも表題作シリーズの キーパーソン・花村君にダブるのですね。 実際リンク…
秋月杏子
とりあえず予備知識無しにBLを批判したい方が まっしぐらに食いついて来そうな一冊です。 実際はそんなに手緩い作品ではございません。 お約束を少しずらしてそこから新展開を切り拓いたりと 言う感じです。 シリーズ本編五編+番外編一編の内、書店員側が 攻になっているのは二編。その二編は同一カップリングで 進行しております。 そして情報紹介に挙げたカップリングの話が二編。 残る二編は…
黒娜さかき
行間を読ませる作風であると見せかけて 実は過剰な程に饒舌な一冊。 だから読んでいてうざくなるかと思ったの ですが余韻の程好さについ惹かれ、読み 返してみたくなる一冊でもあります。 表題作に相応するのは多分冒頭のシリーズ 三作なのでしょう。 流れの一部が空白になったお陰で余韻が 深くなっておりますね。
夜桜左京
……リオが腐男子と言う設定は、正直必要なんでしょうか? 厳密な語義を追及して云々する訳ではありませんが、 腐男子=おたくの言い換え語、みたいなノリで展開する部分が あるのはノリが身上のBLとは言え一寸感心しません。 駆け引き加減はとても好みなんですが。
一つ屋根の下で複数男子の同居。 そしてそこから始まる関係と言うのは 正直評者の好物ではありますが、 腐男子と設定されているリオ=フォレストの 存在は正直消化不良です。 日本の腐男子(の一部)をネタにするノリで 海外の腐男子をネタにするというのは 些か乱暴かな、と。 その一点が引っかかって一寸読者としての ノリが悪くなりました。
杉本亜未
レビュータイトルは竹宮惠子さんの解説より言葉を借りました。 仮に杉本さんの(非BL作品でもある)最新作「ファンタジウム」を 読んだ方が本作を読んでも然程違和感はもたれない筈です。 BL作品が含まれている事に一瞬の驚きを抱いたとしても。 それ程に作家としての基本方針の完成度が高い一冊です。 デビュー作「タイムマシンにお願い」としんがりとなる「夕凪」は 非BL作品ですがそれぞれに良い持…
仲村留海
気持ちは確かに通じ合っている筈なのに 攻がひたすら駄々を捏ねています。 それはきっと所有者としての仮面が崩れて きている所為でしょう。 仮面が完全に外れてしまった後、攻は何を 選ぶのでしょうか? 受は疾うの昔に何かを選んでおりますが 読みきり短編は痛みで成就する恋の物語。