もとさんのレビュー一覧

イロメ コミック

草間さかえ 

学園ものイロイロ揃ってます!

あ、唯一王道の教師×生徒がない! 自分自身がどちらかというと生徒×先生が好みなんで無問題なんですが。

ひとつの学校のあちこちで行われてる話を寄せ集めた的なオムニバス形式の一冊です。
生徒×教師2本、後輩×先輩、同級生のがありまして、よく考えると同級生以外は年下攻めですね。
年下攻めが好きなので、かなりぐっと来る話が多かったです。
どれもこれも、なんだか切ない。
切なくて、切羽詰ったも…

8

由利先生は今日も上機嫌 コミック

木下けい子 

イケズな先生にメロメロ

ミステリー作家の由利先生は、編集の六車くんをいたぶるのが大好き。
毎回毎回、くだらないわがままばかり言って、困らせます。
真夏に焼き芋、真冬にスイカ辺りは当然のように要求し、時々はちょっとエッチないたずらもするんですが、天然で健気で純真な六車君は全然気づかず、むしろそんなわがままを先生に言ってもらえるなんて!という雰囲気があります。
六車君的にそれは、「尊敬する先生の手助けが出来てる」と思っ…

6

きみが恋に溺れる コミック

高永ひなこ 

無垢ってすごいね

どのレビュー見ても、スピンオフ作品のこちらの方がいいという評価なんで、無謀にも元作品は読まずにコレだけ入手。
自分の中で高永さんって、絵はモロ好みなのに、お話となると萌えられるのとそうでないのに差がありすぎて、ファンの方には申し訳ないけど結構地雷作家さんなのです・・・。

お話は、長く呉服店の副店長を勤め、それなりに仕事に自信もあった陣内のもとへ、いきなり前店長の代わりに大卒ほやほやの若い店…

4

ちいさな本屋さん コミック

しのはらなぎ 

軽いノリでさらっと楽しめます。

表題作の受けの小林さんが、なかなかエロくてギャップがあってよかったですね。
小さくて可愛く、おおよそそういう色事に縁がなさそうなのに、結構経験豊富でエロいって、ちょっと反則ですよね!
そういう所にコロっと引っかかってしまった、童貞の忍の葛藤は、よくわかる。
忍と小林の慎重差は31cmもあって、最初小林に手を出すのを躊躇うんですが、そうだろうなぁと思いますよ。
見た目だけだと犯罪っぽいですか…

0

世界一初恋 ~小野寺律の場合~ コミック

中村春菊 

不思議な安心感

純情シリーズではなく、純情でもちらりと出てきてた丸川書店の少女マンガ編集部のお話です。
そこの編集長・高野と、配属されたばかりの新人・小野寺メインのお話。
この巻は前フリって感じで、いろいろとまだ謎が残っています。

小野寺は、実家が大きな出版社で、本好きなこともあり何も考えずにその出版社に入ります。
しかし、七光りのおかげでいい成績を出すと思われることが不本意で、まったく別の出版社(丸…

4

吟遊詩人の恋 コミック

CJ Michalski 

ぐるっと一回転すればアリになる!?

最初に言っちゃうと、表題作のシリーズはかなりトンチキです。
そして、一本ショタものがあります。苦手な方、ご注意。
(苦手な人にとっては、表題作もショタ部類に入るのかもしれませんが・・・)

そもそも現代日本で「俺は吟遊詩人だ」とかフツーに言っちゃう辺りでかなりヘンテコです。
でも、それでも話を作っちゃうのかCJ先生のすごい所なんですよね・・・。
よくこんな事を思いつくもんだと呆れ・・・…

2

わりとよくある男子校的恋愛事情 2 コミック

富士山ひょうた 

遂に解決!?

付き合い始めて2ヶ月。一見順調なようでいて、二人の間には色々と波風が立っていた。
不仲になった訳ではなく、むしろラブラブ。
でも初めての合体がうまくいかない。おまけに七瀬の兄に二人の付き合いがばれてしまい、反対されるし。
七瀬の兄も実は錦成出身でノンケを貫き通した人間なんで、逆に神経過敏になるんですよね。

こういう学園モノだと、マウントどっちがとるか割とすんなり決まるのが多いんですけど…

2

ノーカラー コミック

夏目イサク 

さっぱりなのにほんわか

丸ごと一冊この二人のお話です。
毎日真面目にお勉強、資格も色々とって・・・と学歴主義の大学生・坂本のアパートの隣人に悩まされている。
しょっちゅう友達と騒いでる、プー太郎(らしき)飯田にだ。
その飯田の部屋を修繕することになり、急にしばらく同居する羽目になった坂本。
最初は「明日追い出す!」と思っていたんだけど・・・。

坂本は無自覚なツンデレです。
ずっと真面目に勉強ばかりしてきて…

3

誰にも愛されない コミック

山田ユギ 

バランスのいい一冊

山田ユギさんは好きで、結構持ってますけど、その中でもかなりお気に入りの一冊です。
表題は同じだけど、ラストは違うカップルのお話です。こちらもいいお話。

大学時代の同級生だった飯島と日下は、5年経って偶然編集者と翻訳家という形で再会した。
大学時代、どうも日下とは合わなかった飯島。再会しても相変わらずのマイペースな日下にイライラしっぱなしなのですが・・・。
展開としては割と良くあるし、キ…

3

どっちにしても俺のもの 小説

久我有加  夏目イサク 

誘い受けの意外な心のうち

関西にやってきて戸惑いまくる関東ではそれなりにモテ男だった保英と、金持ち、カッコイイ、話術が巧みでモテモテ男・瀬良の、付き合うまでが表題作です。
関東の人が関西でもてないと言うの、なんか妙にリアルで分かるなぁと思いました。
全員が面白い訳じゃないんだけど、やっぱ関西ってDNAレベルで何か違うと、保英と同じく他県から関西へ越してきて思ったので、そういう意味ではかなり共感を覚えました。

瀬良…

4
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