fiona0109さんのレビュー一覧

永遠少年 小説

剛しいら  中村春菊 

独特の世界観

読み始めたとき、設定がいつの時代なのかちょっと混乱しました。
「20世紀に入って10年」なのに「大和朝廷が、新制民主国家日本として生まれ変わって40年」???
でもすぐにこれは作家さん独自の世界観なのだと気づき、その後は何の問題もなくストーリーの中へと引き込まれました。
「永遠少年」と「永久少年」ではそれぞれ別のカップルが主役なのですが、共通していることは「少年に対する愛」。
少年しか愛せ…

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二次創作

Highschool Grateful Life コミック

ヨネダコウ 

グッときた

ヨネダさんの言葉によると、「山本の学ランが描きたいがために高校生にしてみました」とのことです。
時間としては、山本が並盛中を卒業してから1年後。雲雀も山本と同じ年に卒業したとなってます。
山本は電車で高校に通い、雲雀も同じ電車で山本とは違う高校に通っています。
山本は相変わらず野球三昧で、朝練に行く電車に雲雀がいるのを見つけ、声をかけるのですが無視されてばかり。
雲雀が電車の中で人酔いした…

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VIP(1) ブイアイピー CD

久藤さ~ん!

原作既読です。
まず、脚本がいいな~と思いました。
原作と比べると、ストーリーの進行が所々順番入れ替えているんですが、違和感なくすっきり聞けましたし、そっちの方がいい感じが出てたと思います。
そして、攻めの久藤さんの声ですが、すごくかっこよくて怖くて、でも和孝には時折優しくて!!(萌!!!)
そういう優しい声の時には、「あ~もう~、これ、和孝をすごく好きじゃん!」っていうのが伝わってきまし…

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誘惑の部屋に捕らわれて 小説

水上ルイ  やまねあやの 

結構好きです

シンデレラストーリーの部類に入ると思うんですが、私は結構好きでした。
お話自体は、メインの二人の心情を、朝香祐介サイド→ディーノサイド→朝香祐介サイドという風に交互に書かれているんですが、私はディーノサイドを読むごとに「うふふ」と笑みが絶えませんでした(笑)。
セレブで大の大人が、18歳の無邪気でやんちゃな男の子に振り回されて・・・。
結構天邪鬼なディーノの心情と取っている態度のギャップにも…

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絢 やまねあやのイラスト集 コミック

やまねあやの 

イラストが豪華です

まず作品情報の内容なんですが、攻めと受けの欄は、色々な作品からイラストが集められているので、「いろいろ」ということにしました。
また、キーワードや状況も私が知っている範囲で選びました。結構知らない作品が多いので、内容をカバーしきれていないと思います。

まず、イラストがカラー、白黒どちらもあるんですが、特にカラー作品が多く、堪能しました。
ファインダーシリーズやクリムゾン・スペル等最近(2…

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ファインダーの標的キャラクターズブック コミック

やまねあやの 

美しいイラスト本

まず、なんといっても美しいです~。
イラストは、2001年~2007年までに表紙やピンナップ、カラーページになったものや、白黒の扉絵になったものから合わせて約40枚。
雑誌では文字が入ったり、紙の色がついていたりとするんですが、やはりこうして大き目のページで綺麗な色で見てみると、改めて綺麗だなと思います。

収録されてる漫画は「高羽秋仁の麻見陵一報告書」なんですが、前半は高羽が一日の麻見の…

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恋は舞い降りた コミック

あじみね朔生 

美しい~

まず表紙にうっとり。
そして中を見て、さらにうっとり(^-^)
う~ん、やっぱりいい!!あじみねさん、時代物、すごくいいです!
長髪お姫様もいいし、粗野でワイルドな男もいい。
絵だけじゃなく、ストーリーにも現代物より魅力を感じることが多いのですが、これはなんでなんでしょうか?
絵の効果がストーリーにも影響しているのかな?(そんなことあるのかな?)
どちらかというと、挿絵のほうが多いよう…

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わたしの隠れ家へどうぞ コミック

石原理 

あ~素敵だわ~

今まで読んだ石原さんの作品では上位に来るほど気に入りました。
表題作は、あるバーに集まる客達、バーのオーナー、バーテンと店のスタッフの日常ドラマなんですが、とてもスタイリッシュでいてほろ苦い。
「ワールド・マーケット」では下町の人達の人情味と男意気が小気味よく描かれ、「其は怜々の雪に舞い-鬼と朧月夜」ではちょっと昔(大正時代?)の不思議な妖の世界があの時代独特の風情で描かれています。
「あう…

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この恋は秘密 コミック

あじみね朔生 

アルヴィンの強い想い

あじみねさん、インド人とかエキゾチックな人物、すごくかっこいいですね。
「お気に召すまま」に引き続き、今回もやられました(笑)。
日本人や西洋人よりも数段魅力的に見えます。
甘えん坊でお坊ちゃまなアルヴィンが、使用人で悪人の仲間だったラジールに一目ぼれして純粋な愛を注ぎます。
ラジールもかっこよくて性格も男前なんですが、アルヴィンの強い想いも印象的でした。
アルヴィンの想いがあれ程までに…

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龍の烈火、Dr.の憂愁 小説

樹生かなめ  奈良千春 

ついに清和が

このシリーズを順番に読んできましたが、このシリーズの中では今までで一番面白かったです。
私がちょっと苦手とする、氷川の清和の昔の女に対する嫉妬や、清和を子供扱いするのが、この巻では少なかったというのもあります。
前巻より話は続いているのですが、氷川を誘拐された清和が切れます。
切れた清和は怖いです。全然しゃべらなくなって、何をするか予想がつかない。
清和の、氷川を他の男に取られるのではと不…

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