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和泉桂 あじみね朔生
M
ネタバレ
「惜しい」と言わざるを得ない……。 主人公は、吉野貴弘。 彼はモデルのような見かけをしているが、証券アナリストで、若くして自分の事務所を持つ売れっ子だった。 けれど、彼にはどうしても解決できない悩みがあった。 それは「食事」だった。 「中途半端なものを食べるくらいなら、コンビニ食やジャンクフードの方がまし」と考えている吉野は、自分の事務所を開いた南青山で、まだ自分の口に合う料…
六堂葉月 前田紅葉
大和の国での貴族としての地位を守るために、室菱美邦は自らを商品として、富豪が集うオークションに出品し、落札した男の愛人となることを決意した。 オークション会場は船の上。 陸では様々な国の法律で規制されてしまっていることでも、海の上には国境はなく、それを取り締まる法律もない。 富豪たちは、船の上で陸ではできないことをやっているのだった。 美邦が自身を売りにかけたのも、そんな闇オーク…
杉原理生 高星麻子
主人公の速水有理は、母親が入院中のため、父親と3人で生活をしていた。 ところが、母親の入院費など、徐々に生活費に困るようになり、やがて3人は、父親の友人である高宮の家に身を寄せることになる。 そこには、有理と同い年の怜人という息子がいた。 怜人には怜人の複雑な事情があり、二人は互いに惹かれ合っていく。 けれど、有理の母親が息を引き取ったことで、その歪な同居生活も終わりを告げる。 …
本庄咲貴 小山田あみ
篠田白斗は、警察官である兄の利一に急に呼び出され、意気揚々と指定された住所に向かっていた。 実は白斗は、兄の利一に恋心を持っていて、そんな利一に久々に「会おう」と言ってもらえたことが嬉しくてたまらないのだった。 ところが、出向いた先で待っていたのは残酷な現実で。 いきなり利一に押し倒され、白斗が自分の想いが成就したのだと思ったのも束の間、そこにはもう一人の男がいて、利一に押さえつけら…
椹野道流 黒沢要
主人公はお医者さんの甫。 彼は、自他共に厳しく、整形外科からポストに空きが出れば、戻してくれる、という約束でリハビリテーション科に出向することになった。 当然、「期限付き」ということではあったけれど、完ぺき主義の甫は、手を抜くことはしなかった。 今までの古い体制を改革し、新しい技術や機械を導入し、リハビリテーション科の重要度を格段にレベルアップさせたのだった。 けれど、その甫の厳…
ごとうしのぶ おおやかずみ
随分、古い本に手を出し始めました。 実は一時期、これの漫画化されたものを連載している雑誌を買っていたことがあったんですが、その時は途中から読み始めて、前の作品を読む機会がなかったので、面白そうな話だなあ……と思いながらも、全然、意味もわからず読んでいて、それはさすがにまずい気がしてきたので、ようやく小説を読み始めました。 タクミはある過去から、人間嫌いで、実家にいるのも苦痛で仕方…
わたなべあじあ
久々にBLコミックを読んでしまいました。 今回のBLコミックは「わたなべあじあ」先生のコミックスでした。 久々に読んだ作品は、近親相姦+3P……ショタ要素有りで、さすがのわたなべ先生!! 倫理観のすべてを丸無視してしまっている!! 尊敬します!(違う) しかも代々、近親相姦を繰り返していた一族の人間で、その結果として、血の繋がりの濃い人間しか愛せない体質になってしまった。 そ…
水上ルイ 杜山まこ
【※BL注意】 三枝イズミは高校一年生だけど、コンピュータ界では知らないものがいない犯罪者ハッカー(クラッカー)だった。 そんなイズミがとあるきっかけで知り合ったのは、インターネットカフェのオーナー・立花有次。 立花は、イズミに対して「愛してる」だの、「好きだ」だの、口にしてくるけれど、イズミはそれを「イジワルの一つ」としてしか受け取っておらず、あんな遊び人は信用できない! と本気…
金丸マキ CJ Michalski
痛い話が読みたいなあ……と思って本を開いてみたんだけど、思ったよりも痛くて、救いがなくてちょっと辛いですね。 できればもうちょっと救いのある話がよかったかなあ……。 主人公の学は、壊れかけた家庭の中で、何とか自分の居場所を作ろうと、家を壊さずにいようと、必死でいろんなことをガマンしているけれど、当然、それには無理がかかっているわけで、どうしようもなく何処かに行きたくて、それでも何処に…
染井吉乃 街子マドカ
久々に、BLを読んだら一気に読みきってしまって、何も思いとどまれなかったです。 物語って自分に合う、合わないってあると思うんですよ。 この作者さんの物語はあったかいので、個人的には大好きです。私には合う話。 ただ、これは続き物……というのかな? 「愛こそすべて」という会社が関わっている主人公の違う別物語です。 こちらの物語は前作品の「花冠のセオリー」でも活躍していた蓮音とそ…