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88/106(合計:1054件)
中村春菊
M
やっぱり、話が長くなれば、長くなるほど、マンネリ化……という意見は避けられないんですよね。しょうがないと思います。 確かにそれはそれであると思いますし。 蹴散らしても、蹴散らしても、ライバルは次々出てくるし、美咲はちっとも自覚症状ないし……って、ウサギさんの心労は察して余りあります。 でも、個人的には、雑誌を一切読まないので、待って待って待ちまくった新刊だけに、決して悪いものでは…
朝月美姫 緒田涼歌
思い切り、こう書いてあるとあれだよね。 光と美里の話のように思えるんだけど……違わないけど、違う……というか……。 美里の回りには、美里をモデルにするためだけにモデル事務所を立ち上げた事務所の社長でもある一馬がいて。 その一馬の恋人でもあり、事務所の副社長でもある華月もいて。 二人は、まるで保護者のように美里を大事に、大事にしてくれている……。 だから美里は両親と離れ…
梅沢はな
物語は性を売り物にするフルブルーム学園・ホスト科の伊都は、学園では珍しく女性しか相手にしていなかった。 けれど、突然、現れた野獣のような男、槙野に攫われてしまう。 連れ去られた先は、槙野の別荘で、伊都は槙野にそこで犯されそうになるが、槙野は伊都の名前を知って、行為を中断する…… というような感じで始まる話なんですが。 普通、こういう舞台設定の話って「いやよいやよも好きのうち」的な…
森岡由宇子 四谷シモーヌ
表題作は、4つ目に入ってました。 全体的に、若干、あっさりしてて物足りないものを感じてしまうような気のする話でした。 でも、短編集ですからね、そんなものといえば、そんなもののような気もします。 1つ目が、弁護士の先生と大学の法医学の教授の話。 でも、どちらかというと、事件がメインになっていて、二人の関係がどういうものなのか、というのはさらっとしか触れられず……でした。 た…
水島忍 すがはら竜
務が最初は、無心に慕ってる崇に対して、それが恋なのか、ただの好意なのか、わからず苦悩していて、それはとってもBLらしくて、BLの醍醐味で、すごーく、すごーく、よかったんですが。 途中から、どんどん雲行きがおかしくなったような気がしました。 個人的に、どちらかと言えば、悶々とした小説が好きなので、展開が早い! と、感じたような気がします。 務は、最初の1回のキスを許した後、朝倉…
夢乃咲実 桃季さえ
光は、不眠症を抱えながら、入寮した翌日から、突然「エスコートサービス」なるものがつく。 エスコートサービスとは、学院のVIPの警護をする生徒会の組織の一部。 身に覚えもないのに、突然、エスコートサービスをつけられ、おまけに、全校生徒の尊敬を一身に集める敏腕生徒会長の「恋人」だという噂まで流されて、光はもう、怒り心頭……。 怒りのまま、生徒会室の扉を叩くと、そこに待っていたのは、眠れな…
由比まき 滝りんが
儚気な美少年・影生は、実は吸血で、しかも先祖返りしてしまった影響で、昼間の活動も十分にできない虚弱体質。 そんな自分に嫌気がさして、自殺してみた影生だったが、ハザマという場所で天使・シルバーに出会って恋に落ちる。 それで二人は、ハッピーになれるのか……と、思いきや、そこに今度はカッコよくて、Hも上手な悪魔・ダーブラーが現れて……という、話。 要するに、吸血鬼と天使と悪魔の三角関係…
鈴木佑実子 宮沢ゆら
恵まれない家庭に育って、しっかりしすぎちゃったけど、その分、ひねくれたところもある賢い攻め、と。 そんな攻めに憧れるちょっとぽややんで、お馬鹿な受け、の話。 で、定番と言えば定番。 受けがほえほえと近づいてきたところを、最初は馬鹿にしながらおもちゃにするつもりで、攻めが手を出したら、どっぷり……という感じの話でした。 でもって、なかなか攻めには自覚が芽生えない……という。 …
成田空子 こうじま奈月
そもそもの発端は、集会中に居眠りをしてしまった渉が、後ろの後輩に抱きついてしまったこと。 もうねー、どうして、お前はそんなに危機感がないのかっ! と、自分の恋人だったら、どんな人でも言いたくなりますよね。 おまけに、嫉妬深い恋人なら、尚更ですよね。 前の巻までは、さすがに露木の無茶ぶりが過ぎる点も、多々あったように思うんですが。 今回ばかりは、「渉が悪い!」と、声を出して、言…
宮川ゆうこ 水貴はすの
最近、BL読んでて思うのは、作者さんの中には、やたらといろんなキャラと関連を付けたがる人が、時々、いるってこと。 まぁ、それだけそのキャラたちに愛着を抱いてるってことだから、全然構わないと思うんですが、関連に気を取られると、肝心な物語が二の次になってしまうので、「うーん」って感じの時もあるんですよね。 まぁ、これはそこまでそんな感じじゃありませんでした。 それよりも、個人的に…