むつこさんのレビュー一覧

終わりのないラブソング(2) 小説

栗本薫  吉田秋生 

ありえないほど号泣

なにこのラスト。
何なんですか、この巻のラスト数ページの神っぷりは。
いや、この話に不満はいっぱいあるんです。二葉のキャラ設定がゆるくて、一巻の一話目と性格が変わってきてやしないかい?栗本さん得意の行き当たりばったり?みたいな。
でもそんなの、この巻のラスト数ページで吹っ飛びました。
アホみたいに号泣している自分がいた。
切なすぎて死にそうです助けてママン。

1

終わりのないラブソング(1) 小説

栗本薫  吉田秋生 

引き込まれた

昔、栗本薫は「魔界水滸伝」とか「グインサーガ」をよく読んでいた。初期は面白かったけど、途中から劣化に耐えられず脱落。
BLにハマったのをきっかけに、当時は興味がなかった彼女のBL作品を読んでみた。
最初は、ダサくてついていけなかった。不良少年の描写が古臭くてイタイ。
でも読むうちに引き込まれてしまった。
竜一と二葉は最強のツンデレコンビではなかろうか。
ああやっぱ、この頃の栗本薫は凄かったよなァ問…

3

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

エスより好き

神より上の評価をつけられないのが残念です。
互いに秘密を持った、囚人同士の恋です。
めちゃくちゃ萌えましたし燃えました。キュンキュンしつつ血が騒ぎました。
ラストに向けて収束していくストーリーは緊張感たっぷりで、段ボールの上で今夜限りかもしれない愛をかわす主役ふたりに胸が熱くなりました。
名作。

7

愛しすぎる情熱 小説

英田サキ  稲荷家房之介 

英田サキにハズレ無し

攻めと受け、両方の視点を入れ替えながら、物語は進みます。
お互いに少しずつ少しずつ惹かれていく過程が、英田サキさんの上手すぎる心理描写によって、繊細に描かれていました。
真っ直ぐな年下の青年が可愛くて可哀想。
こんな純朴な青年に、好きな人がセックスしようと下半身丸出しにしてる場面を見せつけるなんて、英田さん酷いです。
めちゃくちゃ感情移入したもんで、思いが通じたときには涙が出た。
いいお話をありが…

3

エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

エスシリーズ二作目

焦らしっぷりがたまりません。焦らされても満たされないところもたまりません。
主役二人もいいんですが、今回は永倉(刑事)と真生(エス)の二人に持っていかれた気がします。
永倉と真生のすれ違いっぷりには、オアズケくらった犬のようにハァハァしてしまいました。
しかもモガモガでモガモガで、ああ、永久放置プレイですか英田さん(涙)

3

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

面白かった

王道まっしぐらな作品も好きですが、やっぱ作者が書きたいシチュエーションをめいっぱい楽しんで書いてる作品のほうが読んでて楽しいです。
潜入捜査みたいなことをやってる刑事と、情報提供者のエス。この関係性だけで、シチュエーション萌えしました。
一番好きなシーンが、ライターを受け取る安藤が主人公の手を思わず掴むシーンでした。本筋にはあまり関係ないんだけど、思わずドキッとさせられる緊張感のあるシーン。
こう…

14

きみがいなけりゃ息もできない(新装版) 小説

榎田尤利  円陣闇丸 

「もう限界」

幼馴染みモノです。
私、「もう限界です」みたいなセリフが大好きみたい。
ずっと隣にいて、ずっと好きで。ずっと友達というラインをはみ出さずに過ごしてきて。
でもある日、好きな感情が飽和状態を超えてしまう。
健全な男としての欲望が頭をもたげ、「限界」というセリフに繋がっていく。
くー!シビレル!
完璧人間東海林と生活能力のないリコちゃん。
キャラもいいし、エピソードもいいし、切なさとコミカルさがバラン…

8

接吻修業 コミック

紺野けい子 

面白かった!

幼馴染みモノとして、きっちりポイントを押さえてくれてる作品でした。
めっちゃ面白かったー!
絵も好き。
オナニストで童貞の晴司(23歳)は、毎日毎日、幼馴染みの大剛をオカズにしている。
お互いに好きなんだけど、二人ともなかなか言い出せないんですねー。
近寄っては離れ、離れては近づく。エピソードの一つ一つが切なくてキューンとなりました。
当て馬役の上司杉本もいい感じです。
幸せ気分でページを閉じまし…

0

富士見二丁目交響楽団シリーズ さまよえるバイオリニスト 小説

秋月こお  西炯子 

シリーズ二作目

シリーズ二作目、まだまだ勢いは衰えず。
クラシックの荘厳な調べを背景に、悠季と桐ノ院の恋は確実に進んでいきます。
ヤリタイのを必死で我慢してる俺様男の痩せ我慢が大好物な私ですが、アパートが焼け出されて部屋に転がりこんできた悠季を前にして、エロい欲望を我慢してる桐ノ院の姿に、ツボをくすぐられまくってニヤニヤニヤニヤ。
「たすけてください。きみが欲しい……」
きゃー/////
我ながら気持ち悪い。

2

富士見二丁目交響楽団シリーズ 寒冷前線コンダクター 小説

秋月こお  西炯子 

さすが名作シリーズ

BLにハマったのが最近で、若輩者の私です。
色々読むうち、過去の名作と呼ばれているものを読んでみたくなった。
この富士見シリーズも多くファンを抱え、いまだ続いている。
というわけで恐る恐る読んでみました。
さすが面白かった!
なんかもう、今に繋がる王道パターンの元祖って感じで、萌えるキャラ、萌えるシチュエーション、萌えるシーンのオンパレードにニヤニヤしながらあっという間に読みました。
ああ、できる…

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