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49/50(合計:494件)
高遠琉加 雪舟薫
むつこ
ストイック萌え。 オジサン萌え。 二組のカップルが登場するんですが、断然主人公の探偵と元同僚のコンビに萌えました。 過去のたった一度のセックスをお互いに大事に心のなかにしまい、今は友人として付き合ってます。 オトナの葛藤ってなんでこんなに胸を熱くさせるんでしょうか。 続編が読みたい。 あー、木原さんに傾斜しまくってる私ですが、高遠琉加さんも超好きだー。
英田サキ ヤマダサクラコ
年の差20歳で、親友の父親に惚れてしまうっていう設定そのものがツボでした。 一途で可愛い受け(志真)と、遊び人のくせにモラルに縛られてしまう攻め(康征)。 康征オヤジはある日酔っ払って、恋人と間違って志真にキスしてしまう。ついでに裸にしてエッチ寸前までいってしまう。 間違われた志真は傷つくわ、それを知った実の息子には攻められるわ、オヤジがとことん振り回されてるのが楽しくて楽しくて、あっという間に読…
木原音瀬 街子マドカ
木原小説を読む場合、もう何が来ても驚かない覚悟はできてるつもりだったのに、これは驚きました。 え、まさかまさか…まじでやっちゃうの…ああ、やっぱりか!みたいな。 インモラルのパラダイス銀河です。 でも、主人公の息子の六歳の城太郎くんのおかげで、作品全体の空気感はほのぼのしたムード。 城太郎くんの副担任の先生を主人公にした二作目は、ただただ切ないです。 私はもう、木原作品に何が来ても驚かないと誓いま…
木原音瀬 志水ゆき
ああもう、木原作品、大好きです。 BL小説界にいて世間にあんまり知られていないのが勿体無いないような、いやいやでも彼女がBL小説界からいなくなったら損失が大きすぎるとか、要らぬ心配をしつつ、とにかく好きです。 最初はびっくりしました。 なにせ受け役が四重顎のデブです。30代のオッサンで、偉そうで、ヒステリーで、思いやりがなくて、責任転嫁ばかりする、マザコンの上司です。主人公もこいつを嫌いまくってま…
木原音瀬 高緒拾
「死ね」で、ブワッと鳥肌が立ちました。この一言のためにこの小説があると言っても言い過ぎじゃないと思うほど、シビレタ。 ボーイズラブにハマってから、あらすじやレビューを参考に、こういう痛い系統の話は読まないようにしてました。 でも木原さんの名前はよく見かけるので、試しに読んでみようかなァと手に取ったのが、この作品です。 目がテンです。 いやー、本気でびびりました。 でも、何かに憑かれたように読んでし…
中村明日美子
「同級生」にハマり、中村明日美子の他の作品も読んでみたいなと思って買ったのがこの作品です。 絵が好きじゃないし、同級生とは色合いの大分違う作品だと聞いてたから、迷いつつも買いました。 買って良かった! 確かに色合いは大分違います。 「同級生」が爽やかなレモンのサイダーなら、こっちは血でできたドロドロのワインって感じ。 でも確かに同じ作者によるものだと思った。 作品の行間に流れる、痛いような切ないよ…
読み終えてため息。 傑作です。 構成が素晴らしい。現代と過去を行き来しながら、JとJを巡る人々の事件が明らかになってくるんだけど、中村明日美子さんは見せ方が上手いなァ、と。 あらすじだけを読んでストーリーを理解したつもりでいると、勿体無いです。あの構成と絵があってこその、「Jの総て」なのだ。 ストーリーも登場人物も、本当に魅力的。 結末で胸があたたかくなり、心からホッとしました。
二巻目はリアっていう女性を中心に語られる話です。 色々ボーイズラブを読むようになってから感じるようになったのが、「女性を重要人物として登場させると、つまんなくなる。要らないよもう」って気持ちと「でも登場させないと不自然、不自然もヤダ」という気持ち。 ジレンマ。 でもこの漫画ではまったくそれを感じなかった。これはなにげにスゴイことだと思う。
水城せとな
ラストの見せ場がスゴイ。秀逸です。 言葉にすると壊れてしまいそうだから言葉にできない、そのぐらいスゴイです。シェークスピア越えてます。 号泣しました。 放心しました。 儚さ、弱さ、脆さ、優しさ、強さ、すべてがギュッと濃縮されて詰まってます。 悲恋系の物語が苦手じゃないなら、是非読んでみてください。
少しずつ少しずつバランスが壊れていく。 会えなくなったんじゃなく、会わなくなったタウとシュエ。 駆け落ちするより他に方法はないだろうなと思いながら読んだ。 けど、どちらにもたくさんの義理が複雑に絡んでて、惚れたはれたの感情だけじゃどうにもならないのだ。 大事な資金源や仲間が、敵対する組織によって殺されてゆく。