むつこさんのレビュー一覧

BL裏話 Vol.7 特典

帝王と女帝の裏話

緑川さんキター!

というわけでBL裏話の七枚目です。
BL界の帝王と呼ばれる森川さんが司会、女帝と呼ばれる緑川さんと高橋広樹さんがゲストです。
この業界のことをよくご存じの帝王+女帝だし、高橋さんは礼儀正しいながらお話に絡むのがすごく上手で、かゆいところに手が届きまくりの真面目+おもしろトークでした。

模擬収録は、緑川さんがトチりまくりなのが面白かったなァ。過去最高数のNGです。

不満なのは…

0

BL裏話 Vol.5 特典

神シリーズですから

第五弾です。
ゲストは檜山さんと置鮎さん。
BL黎明期を支えてくださったお二人ですね。
司会の森川さんが檜山さんにいじり倒されてるのが面白いです。檜山さんに対して森川さんは修行僧のような受け答えをしてるしw
相変わらず真面目な話は真面目で、おちゃらけ話はひたすら楽しいです。
BLのお仕事をはじめてやったときのエピソードは、毎度ながらハズレなく面白い。

一番面白かったのは模擬収録ですねぇ。
このシ…

2

BL裏話 Vol.4 特典

3の続きです

フリトなので単体で聴いても大丈夫なんですが、ゲストは3に引き続いて鈴村さんと櫻井さんと千葉さんです。
だんだん口のほぐれてきたみなさまが、ディープな会話を繰り広げてます。
濡れ場について「息があったときはどうのこうの」「こっち(攻め)が頑張ってんのに向こう(受け)が感じてなくてどうのこうの」と。
なんの話やねん!と心のなかでツッコミつつ、「そうそう、そういう話が聴きたいんだよ~」とニヤニヤしてしま…

1

BL裏話 Vol.3 特典

やっぱり神

やっぱりこのシリーズはいい。
久々に聞き返したんですが、やっぱりこのシリーズは素晴らしいです。

ゲストは鈴村さんと櫻井さんと千葉さん。
三人が若手扱いされてるのもニヤケてしまう感じ。
その後もがんがんBLCDに出演されてる三人ですよね。大好きです。
BLに関する話を真面目で熱く、かつおもしろおかしく語って下さってて、頭が下がる思いがします。

「三木さんが『BLには心がある!』と後輩に語ってた話…

2

アレキサンドライト 小説

山藍紫姫子 

圧倒的

圧倒的です。
耽美というと手に取るのをためらわれる方もいるかもですが、耽美です。
で、一見難しそうに見えるかもですが、あらすじそのものは極めて単純なので、読めば簡単に物語世界に入っていけると思います。

直接的な心理描写の少なさも魅力だと思います。
正直BLには、つらい苦しい悲しいこの胸に生まれた感情は何だ?などと(←はいはい、恋心に決まってるだろと言いたくなる)、シーンごとにくどくどしい心理描写…

9

毎日晴天! 小説

菅野彰  二宮悦巳 

やばい面白い

やばい面白い。
愛とユーモアたっぷりで描かれるデコボコ家族シリーズ。
一巻を読み終えて、このシリーズは時間をあけながら読んでいきたいなと思いました。
美味しいものはゆっくり食べたいという心理です。

しかしよくもまあこの驚異的な人数の登場人物を描ききったもんだなと思いました。ただ登場させてるだけってだけの作品ならたくさんあるし、シリーズが進むごとにキャラが増えていくような作品もたくさんあるけど、本…

4

世界の果てで待っていて -嘘とナイフ- 小説

高遠琉加  茶屋町勝呂 

切ないッス

現在のの事件を追いつつ、過去の事件をチラ見せしていくという二重構造のストーリーになってます。

一冊かけて分かったのは、静かだけど激しくて揺るぎない探偵の執念でした。
いちばん身近にいた刑事ですら気づいてなかったその執念。
妹を殺された探偵が何を思い、数年かけて何を調べあげてきたのか。
まだ分かりません。
そう、まだ分からないんですよ!
なぜなら続いてるもんで。

刑事はそれを知るなかで、さまざま…

3

世界の果てで待っていて -天使の傷痕-(新装版) 小説

高遠琉加  茶屋町勝呂 

大好き作品です

旧版にレビューしてるんですが、新装版も手に入れて読んでしまいました。
思えばこの作品は、私がBL魔境におそるおそる足を踏み入れた初心者時代に読んだ一冊で、どっぷりハマってしまう原因となった作品の一つでした。
このなかで語られる愛のカタチにゾクゾクし、自分が紛れもなく腐ってることを自覚させられました。
それだけに思い入れが強いんですが、思い入れの強さを差し引いてても素晴らしい作品だなと思えます。
そ…

4

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

最強コラボ

ものすごーく良かったです。萌えた萌えた。さすが木原さんと小椋さん。どこで萌えたか書ききれないほど、全編に渡って萌えました。

大好きなお二人です。
でも作風のまったく違うお二人なので、いったいどうなるんだろうとドキドキしながら読んだんですが、これが見事に噛み合ってました。
木原さんの抜群のストーリー、そこに小椋さんの優しくて色気のある絵が加わってて。
なんだろ、コラボの見本を見たような。お互いから…

4

春に孵る コミック

国枝彩香 

怖いッス!

怖かったです。
最高です国枝彩香さん。
私好みのブラックな短編だらけでした。
タマランですな!

『春に孵る』
これ、少女目線でずっと読んでいくのがいいですね。
最初は不安で、そのあとは物凄く楽しくなって、その次に凄まじい恐怖を味わうことになる。
さらに怖いのが、ラストです。自分が視点を置いていたその少女からも突き放されて、読者の位置へと引き戻されてしまう。ラストに感じる足元が揺らぐ感覚は、たぶん…

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