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樹生かなめ 白川七子
雀影
途方もない馬鹿で、人の倍はある巨根。 できることと言ったら、野球と、大好きな「俺のお××こーー!!」英典さんにつっこみまくって、ガクガクのズタボロにすることだけ。 この一誠、いっそここまで突き抜けると、すでに「人外」 英典としても、コミュニケーション可能な人間と見れば腹も立つが、 「大きな獣」と思えば、あきらめて、「かわいい」とか、思っちゃったりして。 英典の、いろんな事に巻き込…
館野とお子
ずいぶんとお久しぶりに出た、館野さんのコミックス。 こういう、白っぽい、繊細なさっぱりした絵も、淡々としたお話も、とっても好きなので、 もっと、もっと読みたいのに、ちっとも新作が、、、、 バイトを探していた持田くん、紹介されたのは同じ大学の塚原君の家。 しかし、塚原君はゲイで、、、 一緒に暮らすうちに、持田の前向きさに徐々に惹かれていく塚原、 持田も、自分の気持ちがただの友情じ…
華藤えれな 有馬かつみ
ネタバレ
一言でまとめると、 傲慢な攻め様が、純真な受けを貶めようと抱いたつもりが、 その純粋な心に触れるうち、真実の愛に目覚める。 という、実にポジティブなラブラブ話。 大病院の息子で、技術もあって、容姿もよくて、何でも手にしているのに、だからこそ空虚で、満たされてない志岐。 退屈な日々を送っていた志岐の大学に、短期の臨時採用で赴任してきた医師は、発展途上国の非営利団体で働いていた変わり種。…
鬼塚ツヤコ やまねあやの
学生時代の友人・和佳子に、偽装婚約者として家族に会うのを頼まれた斎。 そこで出会った和佳子の兄・近衛。 近衛もまた、婚約者を伴って来ていた。 一目で近衛に心を奪われた斎だったが、会食後、近衛に侮辱され、乱暴に唇を奪われてしまう。 って感じで、のっけから、傲慢な攻め様にいいようにされちゃう主人公。 ここまでで、まだ20頁分。 この後、斎の父が病気で倒れてしまう。 斎が会社建て直しの…
英田サキ 山田ユギ
英田さんのハードボイルド系?の原点的シリーズかな。 この1冊に、色んな要素が山盛り。 例えば登場人物が ヤクザの情人だった元警察キャリア 若くしてヤクザの頭 中国系マフィア あとは、頭脳系の側近も これからシリーズ展開する1冊目だけあって、全体に浅くサラッとはしているけど、 あれこれと、貪欲に盛り込んである。 ここの攻めの久我、関西人だけあって、とっても良く喋る。 …
崎谷はるひ 明神翼
ぶっちゃけ、ドMな受けちゃんが、M調教されちゃうお話ですが、 調教されてる側が、全然わかっていない、ほよほよ天然ちゃんで、 「好きになったのは自分だから、オモチャでも何でも、シテくれるだけでうれしいの」 「好き、好き、大好き!」 状態で、調教されている自覚が全くありません。 たまーに、うっすらぼんやりと、自分の現状に疑問を持ったりもしますが、全く見当違いだったりします。 そうでなくても…
秋月こお 後藤星
帯に踊る「シリーズ最終章 スタート!!」の文字。 1994年に最初の本が出てるので、開始からもう15年! さすがに長い! 富士見シリーズは、お話の軸が、今ではすっかり 「悠季の音楽家としての成長」 に移ってしまっている感がある。 それはそれで、大変面白くて、続きを楽しみにしていた。 小説の中の時間は、現実の時間の流れよりは進みが遅い。 今回、殊更のように、作品世界の中の年が19…
深井結己
鬱々とした、死とバッドエンドの盛り合わせ。 10年以上前の作品ばかりの再録集だからでしょうか、 軽々としたお話はありません。 死の影がほぼ全編を覆っています。 幽霊的なものとかも平気で出てきます。 現在のBL以前の「耽美」香りが濃厚です。 BLの古典というか、ルーツに興味のある方にはお薦めです。 切ないバッドエンド好きの方にもたまらないかも。 死にたがりの90年代を…
桜井眞紀 南国ばなな
同じ大学に通う幼馴染みの3人は、同じ家で同居中。 同じ大学生なのに、一貴はベンチャー企業の若社長で、大樹は人気急上昇中のモデル。 そんな凄い2人が、ごくごくフツーの俺を好きだって!? って感じで、ぶっちゃけ、ありがちな、幼馴染み物。 ポヤヤンな受けちゃんを、二人の幼馴染みが、 ずっと牽制し合いながら、外敵を排除しつつ育てていって、 ある日、ちょっとしたきっかけから危うかったバランス…
いとう由貴 あさとえいり
上の粗筋が総てな、時代がかったロマンティックなラブストーリー。 美しく生まれついてしまったばっかりに、 自分の人生も、他人の人生も狂わせてしまう、 「薄幸の魔性の受け」深 設定といい、鬼畜でハードな展開や、文中のいろんな言い回しとかも、創生期の耽美小説を思い出させて懐かしかった。 創生期のジュネに書いていたような作家さん達 お名前は誰一人として覚えていないけど、 今になっ…