雀影さんのレビュー一覧

そんなこととはツユ知らず 小説

英田サキ  サクラサクヤ 

前向きで、素直でイイ子

英田さんって、こんな芸風だったっけ?

ツルッと普通におもしろいけど、英田さんの本としてある種の期待して読むとちょっと肩透かし。
まあ、このタイトル、この表紙、この粗筋からして、そもそもその種の期待はしてないけど…。

受けの子が、なんに付けても前向き、変にひねくれたた考えしない、素直なイイ子。
その子が、いろいろ弱っていた最悪な朝に、ちょっとやさしくしてくれた鳶のオヤジに一目惚れして…

4

Locamania 小説

華藤えれな 

ワールドカップです

2010年サッカーワールドカップ開催中、あの作品のあの人達は、それぞれ世界のあちこちで、こんな事をしていたんだよ、という、短編集。

まず日本代表が「冥愛の鎖」の近衛と三上。
近衛のわかりにくい愛と嫉妬を、動物的な本心で受け入れる三上。
いきなりガッツリエロ。

次がドイツ「愛と純潔のオマージュ」のカレル&蒼史と「シナプスの柩」の海道と樋口で、主役は海道。
海道と樋口&水斗は現在ドイ…

4

ミルクを舐めて、仔猫ちゃん コミック

かゆまみむ 

擬音が多いのは

日常シーンでもなのかぁ、、、

総ての音や状態を書き込まずにはいられないのか、きっと。

同時に出た「AV~」よりは、ちゃんとストーリーがあるので、読んでいて眠くなることはない。

巻頭の俊くんのお話、それなりにかわいい小編のような気がするけど、
中学生はダメだろう、、たとえ、過去の回想でも。
で、表題作、
こんな高校生、ヤダ、つか、いねーよ、

0

麗人15周年memorial booklet 特典

超お徳用

今回の麗人、本誌の方も充分すぎる位よかったんですが、この付録小冊子は超お徳用。
総勢39名の作家様のオール書き下ろし。
それもかなりしっかりした短編がいっぱい。
本誌やコミックスのサイドストーリーや後日談、コラボ作品が盛りだくさん。
まず、なんといっても井上佐藤さんのコミックス「オオカミの血族」内コラボの破壊力!!
あと、個人的には、宮本さんの「コーリング」の信乃クンが警察に入る前のお話…

1

エンドオブザワールド コミック

真行寺ツミコ 

ちゃんと、まっすぐ、向き合えば

表題作は3連作になっているのですが、主人公の姉川教授がどんどん縮んでいく。
こう、どんどん可愛くなっていくのは、やっぱり友坂目線?
3話目は、雑誌掲載分に友坂と渡部のシーンを書き足したそうだが、この肝になるシーンがなかった雑誌掲載分って、、、

それにしても、このコミックス、充分バラエティに富んでいると思うけど、これでもまとまっていうる方とは、、、
前半のふんわりほのぼのとした、淡い恋話…

1

はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

そして最初から

慈英・臣シリーズとしては4年ぶりの完全新作。
ある意味、BLシリーズ物のお約束、記憶喪失ネタ。
事件に巻き込まれ頭を強打した慈英。
意識が戻っても記憶の一部は戻らないまま。
そして、失われた記憶は、すべてが臣に結びつく物で、、、
慈英が臣のことだけを忘れてしまった理由というのが、殴られて意識を失う寸前に聞いた犯人の言葉。
事件の時と同じ、光の煌めき、ニガヨモギの匂い。
記憶の核心に近…

6

キスができない、恋をしたい CD

もんっ 

バカっ子脩の「~もんっ」と、憲之の気持ちよさげな攻め声を楽しむCD.

うーん、、
原作既読だったけど、この主役の二人って、、、

いろいろお話を切りつめて、過不足なく充分に、一枚のCDに上手いことまとめたんだろうけど、、、
上手いこと纏まっちゃてるからこそよけいに、
おいおいおいおい、な感じの終わり方で、、、

憲之の仕打ちって、人としてどうよ

とりあえず、ラブラブでハッ…

0

月に笑う ~惣一編~ 小説

木原音瀬 

いくらなんでも

ここまでするのは、非道すぎだろう
って位な陵辱シーン。
こんな目にあって、殺されかければ、5年経ってもPTSDに襲われるのは当然でしょう。

こんな悲惨な目に遭うお話って、もう、同人誌ならでは、としか言いようがない。
だって、ラブラブな結末を目指している感じがちっともしないもの。

木原作品って商業出版物では、主人公達はかなり悲惨な目に次々遭うけど、最終的にはどんな形であれ、「分かち…

2

MI BUENOS AIRES 私のブエノスアイレス 小説

華藤えれな 

お兄ちゃん登場

「アマンテ」後、ビクトルとロベルトが共に組織を抜け、逃亡生活に入る前夜のお話。
レオンが、ブエノスアイレスの最後の夜の二人に贈ったのは、幸成のピアノの調べ。
とってもえれなさんらしい、ドラマチックでロマンチックな短編です。
「サウダージ」「アマンテ」と読んできた方にはグッと来ること請け合い。

それにしても、幸成のお話も、もっとちゃんと読んでみたいなぁ

2

雨音の唄 コミック

井上ナヲ 

しっとり

雨と共にあらわれた男は、、、

表題作と巻頭「片靴下の男」は、出会いがあって、それまでの後ろ向きの生き方から、一歩踏み出す話。
どちらも淡々としていているけど、しっとりといい雰囲気。

絵が上手って、やっぱり重要。
引き絵だと身体全体に対して頭が小さすぎない?ってバランスの絵なのに、ほとんど違和感がない。
多分、肘の位置とか、腕の長さに対する手の大きさとか、胴体と足の長さのバランスと…

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