雀影さんのレビュー一覧

やさしく殺して、僕の心を。 小説

神奈木智  金ひかる 

奈央ちゃんが健気

このシリーズ、ずいぶん前にシリーズ2作目の「おまえは愛を喰う獣」のドラマCDだけを聞いたことがあって、その後原作本シリーズを揃えたけど積み本の山に埋もれさせていました。
で、たまたまちょうどいい薄さだったんで、金ひかるさん繋がりもあって、引っ張り出して読んでみました。

奈央ちゃんが健気で、なかなか泣かせる展開で、まあ、いいんじゃないかなっと。

「おまえは~」のCDでは小野D×三木眞の…

1

カラスとの過ごし方 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

これは、つらいなぁ

最終的には、ハッピーエンドといえるけど、当初登場してきた相手とは、ほぼ無関係なところで、それぞれに結末が来るって事で、あとがきで作者様が書かれたように、BLとしてこのお話を出してくるのは、確かにどこの出版社さんも躊躇するでしょうね。

このお話、BLレーベルよりむしろ、一般小説の括りで出された方がしっくりする。
運命の相手との出会いと別れ(それも死別)と、男女三人の微妙な三角関係が縒り合わさ…

8

恋をするということ 小説

凪良ゆう  金ひかる 

ゆっくり恋しよう

容姿も性格も家柄もよくてモテモテ、なのに付き合った女の子にはことごとく振られてしまう月浦くん。
自分のことを好きだって、付き合って欲しいって言ってくれる女の子のことを、可愛いって思って、大事にしているつもりなのに、なんで振るのは彼女の方からなのだろう?
そんな月浦くんが、初めて自分から恋をしたのは、年上の、野菊のような、男の人でした。

ということで、月浦くんが、恋とは何かを、ゆっくり考え…

3

宇田川町で待っててよ。 コミック

秀良子 

やっぱり、本に

1冊にまとまってから読まないとね

掲載誌で切れ切れに読んでいた時は、それほど印象に残らなかったけど、
こうやって、1冊の本にまとまって、ストーリーの流れがちゃんとわかると、
まあ、それなりに、なかなかいいよね。
特に、秀良子さんみたいに、絵の描線が細くて、画面が白っぽい、地味な絵面だったりすると、雑誌形態で他の作品と並んでいると、他の作品との境が曖昧になったりして、繊細なストーリーの機…

1

500年の営み コミック

山中ヒコ 

SF設定は得意

って言うか、好物です。

時を超えて巡り会う恋物語。
冷凍睡眠にアンドロイド。
SF的には王道です。

お話の展開も、泣かせ所のつぼを押さえていて、うるうるです。

でも、
たとえ、
やっぱり
SF設定だとしても、
SF設定だからこそ、

500年は風呂敷広げすぎで、、、、、。

さすがに、500年となると、
それも250年を一人で生き抜くアンドロイドとなると、

1

キスは痛いくらいがちょうどいい 小説

千地イチ  奈良千春 

これもピュア受け?

外見は男らしくて凄く格好いいのに全く喋らないハコイチ。
バイトの面接に来た小菅は、ドアを開けた最初に目と目があって、その瞳の奥にある物に目を奪われて。
もう、そこから恋は始まっていたのね。
ハコイチが喋らなすぎて、ちっともそんな雰囲気はないけれど。

育ってきた境遇のせいで、ヤクザの世界に身を置いていたのに、逆にむしろ純粋無垢のままだった箱入りのハコイチ。
小菅は、借金に追われて、将来…

3

うちのイキモノが罪つくりで困る 特典

エロさ炸裂

無垢で無自覚なだけに、実に罪作りにエロい幸弥くんと、幸弥くんの凶悪な可愛さにに振り回される関目のお話。
二人とも、体力の限界と、忍耐の限界目指して、がんばっちゃう?

この二人は、こうやって、ラブラブいちゃいちゃしながらこれからも生きていくのねって、ほのぼの幸せな読後感ですが、ここでやっぱり気になるのは千林。
最初にカバーのイラスト見た印象だと、3P?
3Pででほのぼの系?
それもいい…

1

草食むイキモノ 肉喰うケモノ 小説

今城けい  梨とりこ 

守ってあげたい

実はこの本「地角の衆生」と同じ日に読みまして、期せずしてピュア受けの日になってしまいました。
「地角~」はファンタジーにファンタジーを重ねた究極のピュアな生き物受けでしたが、
こちら「草食むイキモノ」幸弥くんは、家族を一度に失ったり、伯父に虐待されたり、上司にセクハラされたりと、世俗の不幸を背負わされながらも、それでも魂の清らかさを失わない、実にピュアなイキモノでした。
こうやって、ちゃんと…

3

みつきにいちど(表題作 みつきにいちどー骨ー) コミック

青山十三 

一見さっぱりしているけど

ラブ要素たっぷり。

あからさまなエロはほとんどないのに、色っぽい。

「みつきにいちど」をキーワードにした短編集。
それぞれのエピソード毎の関連はありません。
設定はバラバラ、でも、ちゃんと、連作オムニバスとして本全体の雰囲気はまとまっていて、ギャグっぽい物から、ほのぼの、切ない、しんみりまで。
1冊読み終えた時に、ほぉっと、
しみじみ幸せな気分になりました。

この、あっさ…

4

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

続く時間

過去の時間で愛し合ってしまった涼と果。
現在に時間に、涼が戻ってきた時には、そこには二人それぞれの時間が流れています。

この、二人の、それぞれに続いている時間。
この時間の差と、実の親子であることの禁忌をいかにして乗り越えるかを、理詰めでまとめきった第2巻。
恋愛的なロマンティックさでは第1巻の方がよりロマンティックですが、虎徹さんヒゲの当て馬キャラの登場もあり、最終的には二人が共に暮…

2
PAGE TOP