ポッチさんのレビュー一覧

邪神の甘噛み コミック

恋煩シビト 

シリアスなお話かと思いきや

作家買い。
恋煩さん×タイトルの「邪神」というワードから、ドシリアスなお話をイメージしつつ手に取りました。





やくざの家の次男・央(「なかば」と読む)が主人公。
父親に認められたい一心で仕事に打ち込む彼は有能な人物で、かつ部下たちからの信頼も厚い。が、家族からは冷遇され続けている。

そんなある日、儀式で使うための盃を、裏庭に祭ってある社からとって来いと兄から命じられた…

2

幸せになりたいオメガ、騎士に嫁ぐ 小説

伊達きよ  本間アキラ 

何から何まで、とにかく可愛い。

伊達さんの新刊はオメガバースもの。
伊達さんの描かれるオメガバものかあ、シリアスなのか切ないのか、どっちかな?と思いつつ手に取りました。

ネタばれ含んでいます。ご注意ください。




みすぼらしい、汚い格好の男が道端でうずくまっていた。
誰もが素通りする中、一人の男の子が声をかけ、家に連れてきて手厚い看病をした。オメガのその男の子は、そのバース性から生きづらさを感じてはいたが…

13

冥府の王の神隠し 小説

櫛野ゆい  円陣闇丸 

ストーリーとしては王道だが。

円陣さんホイホイされてお買い上げ。
櫛野さん作品はファンタジー物が多いイメージがありますが、今作品もファンタジー物。タイトルから推測できる通り、冥府の王、のお話です。






主人公は考古学者の伊月。28歳。
彼は10年前に彼の住まう集落が土砂災害に遭い、両親が急逝。
その時に、伊月は3か月間、行方不明になっていた。神隠しともいわれたが、行方不明になっていた時の記憶は一切な…

4

センターマイクとガチ恋勢 コミック

リオナ 

コミカル&可愛い。

作家買い。
リオナ先生の新刊は「元お笑い芸人」が受けさん、という芸能人もの…、に区分されるのかな?元お笑い芸人がリーマンをしている男の子のお話です。





主人公は星。
24歳の新人リーマンだが彼は実は元お笑い芸人。
彼の元相方は今や人気芸人となったタクミだが、今は過去を隠しその世界からすっかり離れた生活を送っている。そんな彼の目下の悩みはセンパイの雨宮の存在だ。いかんせん厳…

3

ノーセンチメンタル コミック

斑目ヒロ 

2人とも最高に可愛い。

作家買い。
斑目先生の描かれる繊細で、でもそこはかとなく漂うシリアスな空気感を持つ絵柄とストーリーが大好きなのですが、今作品はシリアスに振り切ったお話ではありません。「覆面係長」ほどのコミカルさはないですが、切なさとコミカルさが絶妙なバランスでミックスされた、そんな1冊だったように思います。

ネタばれ含んでいます。ご注意ください。




主人公は27歳のリーマン・尊。
ごくご…

5

ケルベロスと名乗る激かわチビたちに懐かれてしまったんだが、俺はいったいどうすればいいんだ? 小説

吉田珠姫  上條ロロ 

ほっこり、ほのぼの。

作家買い。
吉田先生というと、ダークでドシリアスなものからお子が活躍する可愛い作品まで書かれる引き出しの多い作家さまですが、今作品はコミカル系。『ケルベロスと名乗る激かわチビたちに懐かれてしまったんだが、俺はいったいどうすればいいんだ?』という長いタイトル(ラノベっぽいっていうのかな)ですが、このタイトルが、まさにそのまま中身を象徴している、そんなお話でした。



主人公は陽太。
表…

3

ケイ×ヤク -あぶない相棒- 9 コミック

薫原好江 

相棒、なのに甘々。

『ケイ×ヤク』も9巻目、そしてこの表紙。
もしかしたらいよいよ完結か?

と思いつつ手に取った今作品。

続きものなので前巻(1~8巻まで)が未読だと理解できません。未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。



山田は田口さんが捕獲し、そして、一狼と獅郎はロンを追い詰めるがー。

というところで終わっていた前巻。
一狼と獅郎はロンを捕まえることができるのか、という…

2

恋する暴君 14 コミック

高永ひなこ 

センパイ、社会人になる。

『恋する暴君』の14巻目。
1巻が刊行されたのは2005年。
すごくない?人気シリーズにもほどがある。という、ご長寿BLですが、その人気も納得の14巻でした。

くっついた後の、その後の二人、って時に中弛みしがちで、当て馬くんが登場したり、浮気疑惑が発覚したりしますが、この二人にはそんな因子は不要です。とにかくキャラがいい!

14巻はですね、2つの大きな出来事が発生します。
一つ目…

5

仕事おわりのランデブー コミック

草間さかえ 

読後、心がほっこり温かくなります。

作家買い。
草間さん作品はドシリアスに見えないのにドシリアス、って結構ある設定なので、ちょっとドキドキしながら手に取りました。

だって、見てください、この表紙を!
めっちゃ可愛い。
めっちゃほのぼの。

これでドシリアスだったら、と思ってですね。
その、意表を突くストーリー展開は草間さんの十八番ですからね。

ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

8

嘘とキスと純情 コミック

木下けい子 

木下さんの描く、リーマンもDKも、どちらも最高すぎて悶絶。

作家買い。
なんだろう、木下さん作品の表紙って思わず手に取ってしまう魅力があるんです。絵柄なのか、色遣いなのか?素敵なのです。

で、中身も最高によろしかった…。
ほぼ表題作ですが、1話だけ単話が収録されています。

表題作「嘘とキスと純情」。
主人公は馬場くん。彼は終電に乗るために必死で駅のホームに駆け上がり、危なかった、間に合った…、とほっと思う間もなく、ベンチの駅で一人の男性に…

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