ポッチさんのレビュー一覧

ナイショのシンメトリ 小説

佐々木禎子  小椋ムク 

ホンワカ、可愛いお話でした

初読みの作家さまでしたが、ムクさんの可愛らしい表紙に釣られ手に取ってみました。

自称「片思いのベテラン」の大学生の航。好きな人ができても、「友だち(あるいは先輩)」の関係を崩してしまうより片思いでいい、と告白すらできない。そんな彼が新たに恋したのは、航の双子の弟・翔の大学の友達で俳優の藤堂。ところが藤堂は翔のことが好きで…?

というお話でした。

一言でいうと、すんごく可愛らしいお…

5

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

徐々に通じていく二人の想いに萌え

初読みの作家さまですが、小山田さんの美しい表紙に釣られて購入してみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

「痛いことをする(される)」というのが苦手なのでSMものってあまり好きではないのですが、これはすごく良かった。

物心がついた時から施設で生活していた孤児の潤音(受け)。自分を守り庇護してくれるべき保護者に恵まれることなく、生きるために体を売り、まさにどん底の生活をして…

8

「破廉恥なランプ」コミコミスタジオ特典SSペーパー 特典

ランプの精の「新入りくん」が登場してます。

コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただけるSSペーパーです。B5サイズの黄色い紙に両面印刷されています。

さて内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。




時系列としては本編終了後。匡のアパートでのお話。

色白の、ほんのり赤く色づいている丸みのある「それ」を、いつもの下ネタ満載のセリフを言いながら撫で回すキファーフ。サラマ、イシュタルに加え新たなランプの精…

3
非BL作品

腐男子高校生活 コミック

みちのくアタミ 

「BLあるある」が楽しめます

タイトル通り、腐男子くん(高校生)の日常が描かれたコミックです。

主人公・坂口(あだ名はぐっち)くんは筋金入りの腐男子くん。この子の妄想が笑えるやら頷けるやら。そして「BLあるある」にも爆笑しっぱなしでした。腐男子くんが主人子なので「腐男子あるある」なのかもしれませんが、すっごく共感できます☆

ぐっちくんの友達の中村くんのナイスツッコミも面白かったし、オカマちゃんが出てきたり周りを固め…

10

恋襲ね 小説

小林典雅  円陣闇丸 

典雅さんなのにギャグ色なし

典雅さん作品で「花丸文庫black」!?
とまずそこで衝撃を受けまして(爆)。表紙も円陣さんの麗しい表紙。おお、どんなストーリーなのかな~、と手に取ってみました。

時代もの、にカテゴリーされると思うのですが、これは歴史ものがお好きな方にはちょっと納得がいかないところが多いんじゃないのかな、とかいろいろ思いながら読みました。個人的には時代ものには詳しくないのであまり気にせず読めましたが。

3

小説Chara vol.33 2016年 1月号(雑誌著者等複数) 小説

全サ目当てで購入しましたが

雑誌ってあまり買わないのですが、今月号の全サにつられて購入してみました。

ちなみに全サは
①オリジナル図書カード(全10種) 2枚まで応募可
『Chara Selection 1月号』+『小説Chara vol.33』の2冊
+1枚なら900円、2枚なら1700円
②DEADLOCKミニ画集
『小説Chara vol.33』もしくは『キャラ文庫 DEADLOCK 番外編』もしくは『…

6

クロネコ彼氏のあふれ方 1 コミック

左京亜也 

健気な真悟にウルっとしました

実は買おうかどうしようか悩んだんですよねえ…。1作目にあたる「クロネコ彼氏のアソビ方」に劇萌えしすっかり左京さんにはまりましたが、かかみんと真悟がくっついた後はどうにも間延びしてるというかなんというか。いまいちツボに入らなくて(いや、失礼)。
しかしまあ続けて読んでるし、と思って手に取ってみました。

初っ端からエロエロ甘々。綺麗な絵柄にエロガッツリ、というのは左京さんならではなのでしょうが…

3

淫猥なランプ 小説

中原一也  立石涼 

面白すぎました☆

ちるちるさんの作家インタビューで『破廉恥なランプ』の記事を拝見して面白そうだなと思ったので、とりあえず前作にあたるこちらを読んでみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

面白かった!
中原さんらしい男の色気満載のオッサン。このおっさん(キファーフ・攻め)が『ランプの精』なのですが、ランプの精らしく常に半裸。ムキムキの肉体美。そしてとどまることのない下ネタ(おやじギャグともいう…

6

ノエル コミコミスタジオ特典書き下ろし小冊子 特典

二人の絆が強まってます

コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける書き下ろし小冊子です。A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさの小冊子で、小説部分のページ数は7Pと枚数も多く読み応えがあります。タイトルは『宝物』。

さて内容は、というと。すみません、ネタバレしてます。


時系列としては本編の後。ノエル視点で書かれています。
本編でアレックスの友達のジョージに野球観戦に誘われて行…

11

さよなら一顆 小説

一穂ミチ  草間さかえ 

ゆっくりと育つ、大人の恋のお話でした

一穂ミチという作家さんは「日常」を描くのが非常にお上手な作家さんだと常々思っているのですが、この作品もまさに「普通の男」の「日常」を描いたお話でした。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

人外が出てきたり、けた外れのお金持ちが出てきたり、そういう非日常のストーリーではありません。特にこれという出来事も無く、毎日が淡々と過ぎていく、それだけの話なのにこの作家さんが書くとグッと話に引き込…

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