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20/28(合計:273件)
樹要 月村奎
snowblack
初読みの作家さんだが、月村さんの原作ということで購入。 話は、高校の寮が舞台で、自分の性癖故に臆病な男子高校生と舎監も務める先生の恋。 ストーリーは取り立てて目新しくもない王道、キャラもアクのある人や悪い人もおらず、 全編甘酸っぱく可愛らしく、月村節のきゅんきゅんも健在。 ただ、個人的には月村さんの文のイメージとは些か絵柄がミスマッチな印象を受け、 微妙な心理やニュアンスも単…
英田サキ 奈良千春
ネタバレ
雰囲気のある表紙や挿絵、浮き世離れした渋澤邸の佇まい、作中作とも言える児童書、 そして何よりクールなようなとぼけたような渋澤のキャラクターがあって、 なんとなく不思議なファンタジックな、まるで童話のような雰囲気があるこの作品。 いつも読みながら、渋澤先生の語りが聞こえるような気がする。 英田先生のお作としては、ストーリー自体は惹きつける力が弱くて物足りないのだが、 この独特の雰囲気がそれ…
『くちづけで恋を奏でて』 きたざわ尋子(画/みろくころこ)『指先は夜を奏でる』より 原作未読。 青年実業家と、ピアニスト。 大分年上の攻は、受をさんづけで呼びに丁寧語で話をする。 そして「平たく言うと、性的衝動です」とのお言葉、吹きました。 『プレゼント』 御園えりい(原作/水壬楓子)『コルセーア〜盈月〜』より 大好きなピサール組の二人の話ということで、これが目当て…
明治カナ子
とある田舎で暮らす幼なじみで親友の二人。 敏夫は弓に、実は友情以上の思いを抱いている。 大人でも子どもでもない、中途半端な年頃の不安定さ、そういうものが全体から漂う作品。 自分の思いを打ち明けられない敏夫だが、ひょんなきっかけからその兄と関係を持ってしまう。 弓の家は土地では有名な資産家。 その兄はとある事情で土地を離れざるを得ない立場にある…… 明るいのか暗いのか分からないよ…
水名瀬雅良
疲れている時に読みたくなる水名瀬作品。 きれいな絵で読みやすくて、キャラクターはかっこよく よくも悪くも話は深くなく、結構な葛藤や愛憎劇もあったりするんだけれど、 芸術映画じゃなくて、オシャレなTVドラマのようにで表面的にサラッとしていて、 でもおもしろさとキュンとするシーンもある。 つまり気楽なんですね。 だから大好き!ともならないけれど、安定したクオリティで疲れている時には読みたく…
愁堂れな 小山田あみ
全く違う世界で生きていた二人が、偶然出会い、関係を持つ。 愁堂さんの作品はそうたくさん読んでいるわけではないのだが、今まで読んだいくつかのとは違う作風。 妻子を一度になくし、この世とのつながりが危ういような状態で歩道橋の上にいた和也は いかにもチンピラという若い男・和美に拾われる。 そのまま彼の家に泊まり、強姦のようなセックスをし…… 家族の死、暴力もありセックスシーンを含めて悲…
洋服命のカンちゃんがは、同棲している物欲0の恋人修から女性と結婚すると告げられる。 結婚はするけれどカンちゃんとは別れないという無茶を言う修。 そんなことできない、と拒否するカンちゃん。 どうしても別れたいなら自分と一週間温泉旅行をしろ!という条件を出され、 自分を捨てる男と一週間の旅行に出かける羽目に…… わがままで自己中心的で物が大事だった男が、別れを持ち出されて振り回されて初め…
斑目ヒロ
「かわいい悪魔」のスピンオフ。 麗しき変態悪魔、翔太お兄ちゃんのお話。 ある意味分かり易くオレ様ぶりが清々しい弟の楓太と違って、歪みっぷりが半端ない。 その強烈さは魅力的ではある…… 一口で言えば、翔太にとって昔から寿史が救いで、とてもとても大切で、 今も好きで好きでたまらない、って話ではあるんだけれど(笑) ただ。 2作目の「いとしい悪魔」でも思ったのだが、それにも増して読…
かわいい悪魔の続編。 天使のように可愛さを裏切り、中身は凶悪な俺様。 しかも後半はさらに急に成長して、凶悪なイケメンになる……という 意外性と、美麗な絵に見せられた前作。 主役二人は大学生となり、それぞれらしさがパワーアップ。 そしてこの続編では、そんな成瀬を上回るぶっ飛んだ華麗なお兄ちゃんも登場。 お兄ちゃんが執着する寿史くんの可愛さはBL的には私は好きじゃないが、 ストーリー…
尾上与一 コウキ。
「天球儀の海」「二月病」に続いて3冊目の尾上作品。 個人的には3作の中では一番好きだったと思う。 シリアスなんだけれど、ちょっとコミカルな匂いがするのが他二作との違いか。 元ヤクザ・漆真下(うるまっか)幸久×僧侶・東恋慈 (*余談ながら、この漆真下という名字、岩手の方に多い名字で地名でもあるようです。 ただし、読み方はウルシマッカとなっていましたが。) 状況に流され、ついには…