茶鬼さんのレビュー一覧

ラブ・ブラッド -テンペストの悲劇- 小説

五百香ノエル  楡野ユキ 

憎しみと嫉妬の元に悪がある

「ファンタジーラノベのエロゲ風味で脳内アニメ化」と評した1作目の続編。
主人公の運命の相手である騎士達がやってきたことで(1巻の終わりで日本に向かう姿が描かれてましたね)前の巻にはなかった恋愛要素が若干出てまいりましたが・・・
もういちど、この本の人によっては地雷となるべき点を挙げておきましょう
・主人公が12歳で成長のとまった両性具有で、その要素は女性器部分が強い。
・主人公自身も吸血鬼…

4

COMIC Be vol.11(雑誌著者等複数) コミック

話題作品、いよいよ佳境!?

【スメルズライクグリーンスピリット】の永井三郎
【高3限定】の梶本レイカ
この2作品はもう!目を離せない状態で最近不定期になったCOMICBeの発売が待ち遠しくてたまりません!!
もちろんね、個人的には他作品も絶対注目んですけど♪

まず【スメルズライク~】ですが、小さな村ゆえに蔓延した三島と桐野のホモの噂。
それぞれの母親との関係と対応が注目されましたが、息子を応援する!という力強い…

1

箱庭のチェリー 小説

夏生タミコ  みずかねりょう 

ウブい年上との不器用恋愛

作家さんのデビュー作品だそうです♪
この作品、表題は二人がきちんと恋人になれた生徒の卒業後の二人のお話になっており、その前の恋人になるまでのきっかけのお話が【ガラスの向こうは鮮やかだった】というお話になっております。
確かに、この本のタイトルにした題名は全部読み終えてみればそれは先生のことでもあり、生徒のことでもあるかな?
と思われ、タイトルに持ってきたのは間違いではないと思います。
色々…

4

お前とだけはつきあえません。 小説

櫛野ゆい  桜城やや 

これぞ学園モノBL

とタイトル通り思うほどに思った作品。
ストーリーやキャラをまず置いておいて作風に触れると、お手本のような王道な文章と展開、優等生のよくできたモノのような印象を受けます。
冒頭に人物の外観描写、出会い、隠された謎のチラ見せ、気持ちの動き、ヤマ、円団。
セリフのやり取りが多く、モノローグや解説めいた文章が少ない。
そんな点でもとても非常~にわかりやすいです。
櫛野さん、リブレでしか書いてない…

1

幽霊退治はじめました コミック

砂河深紅 

もっとラブ甘も見たいかな~♪

一見すると青年漫画風の絵柄だったりするので、ひょっとすると好き嫌いの好みの分かれる漫画家さんかもしれないんですが、
ガチムチでないしっかりした男の身体を描かれる、いい作家さんです(ちょっとヒイキ目)
ストーリーも無駄を削ぎ落として非常にわかりやすいです。
今回は霊などが見えてしまう町役場の職員で寺の息子と、大学の民俗学助教のコンビのお話。
これってこれで終わりなのかな?
すごくいいコンビ…

4

臆病者は恋をする コミック

上田にく 

健気で臆病な人たち

作者さんの初コミックのようです。
あっさりとした絵柄は宮城とおこさんとか宝井理人さんな雰囲気に似ています。
どの作品も”健気”と”臆病”がどこかしらに見えて、でもそれぞれに違った味を見せる作品集でした。
切なさと優しさがつまっているような雰囲気なので、これからもっと他誌などでも活躍して色々なカラーの作品を見せて欲しい作家さんだな、と期待したくなります。

表題、同じバイト先の明戸が本当は…

4

うちの専属執事サマ コミック

青木林子 

公私がはっきりしてる執事サマ

電子配信の作品で、この執事と主人公の大学生を中心とした話と関連のあるスピンオフでまとめられた一冊。
どうやら続篇があるらしいです☆

大企業の高槻家では長男は跡目を継ぐ為に優遇され、次男は英才教育は受けずに自由にしていたが、そんな事情で兄弟格差があっても仕方ないと思っていた次男の澪だが、
いつも長男専属に執事兼秘書がついているのが羨ましくて、今度の誕生にこの執事の森山を一日貸してほしいと希…

3

泣きっ面にキス 小説

野原滋  森原八鹿 

父であり、母であり、兄であり、そして恋人

最悪の出会いをした主人公と、姉の婚約者の兄。
意地張って強がってる主人公が見せた本音の顔にヤられてしまったその兄が、かいがいしく面倒を見て餌付けして、主人公が初めて得たその気持ちを絵にぶつけながら彼によって抱えていたモノを吐き出し克服して、明るい未来を得るお話。
題名はまさにそうですね♪
話の展開は主人公視点なのに、何故か題名は攻め視点w

きっと恋愛的には、年上には「放っておけない存在…

5

不条理な契約 小説

佐々木禎子  周防佑未 

帯に用心!

本の帯に「おまえ、今日から俺の愛人になるんだよ! 親の借金のかたに結ばれた理不尽な「愛人契約」心とはうらはらに熱く燃え上がるサディスティック・ラブ」
裏のあらすじもみてみればそれを裏付けるような内容が・・・
しかし!
始まりはそうですが、この文章の半分はちょっと違います。
きっと、これを見ると愛人契約によってエロエロされて、トロトロにされて、それに主人公が苦悩して、買った男はいたぶりながら…

6

同居人は魔性のラブリー 小説

田知花千夏  CJ Michalski 

これでいいのか?

実にミチャさんのイラストがぴったりと当てはまるキャラクターで、いっそミチャさんの漫画で見たかった(大汗)
事の始まり、誤解、トラブルの経緯、キャラクターどれも悪くはないんだけど、恋愛とこのラストの決着の際のギリギリぶり。
これでいいのか!?ギリギリすぎて逆に臭かった。
それがとても残念。

尚吾が授業中に入った母親からの1通のメール。
突然アパートを解約して出奔した母親に取り残された高…

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