茶鬼さんのレビュー一覧

OPERA vol.36 縛(アンソロジー著者等複数) コミック

いよいよ、そしてやっと!

ものすごーーーーく長く連載していた阿仁谷さんの「ミクとネオ」がとうとう完結しました!!
長かったよ~。。。
コミカルなコメディかと思えば、時としてシリアスに展開を見せ、一体ミクって何者?ネオって?これってBL展開?
様々な疑問は、不定期連載であったためにストーリーのぶつ切りで中々内容を覚えていなくて、ただ不思議感覚のお話という印象だったのですが、最近やっとその中身が見えてきてとうとうでした!…

2

溺れる恋の痛手 コミック

小鳩めばる 

タチの悪い男に惚れたら

ひょっとして単行本は実に3年ぶりでしょうか!?
独特の可愛らしいめばる作品の印象が強いのですが、こちらはディアプラ掲載だった漫画の他,Heartzに掲載だった作品も完結させて収録されていたり、同人のがあったり、年度も08年~11年のものまでと幅が広いので可愛いだけじゃない、バラエティに富んだラインナップで読むことができます。
そして、どれも結構いいのです!!
評価的に「萌え萌え」に近い「萌え…

4

理事長様の子羊レシピ 小説

名倉和希  高峰顕 

なんじゃこりゃー!!

思わず、ジーパン刑事になって殉職しそうになりました(笑)
元来、名倉作品は大好きなのですが、たまに地雷というか、右翼というか、デロアマのトンチキが紛れることがあって、まさに今回がそうだったのです!
しかし、表題だけだと殉職していたところを書き下ろし続編ー温泉旅行が入っていたことで、この作品を楽しむツボがわかりました♪
そうです!コメディとして楽しむ作品だったのです。

優貴は家が貧しく、…

4

玩具のように、僕は コミック

金田正太郎 

執着のカタチ

この作家さん、こんなにグサっとくる作品描かれていましたっけ?
表題、背筋がゾクソクします。
「愛」って執着ゆえのものであるとは思うのだけど、「愛」を「執着」と表現することでどこかいびつさを持った深さを感じるような気がします。
そんな色々なカタチがつまった短編集。

特に表題は、被虐に憧れながら恐れた主人公が、そのきっかけとなった後輩と、編集と作家として再会したことで、その世界を互いに手に…

5

ルーザーズ・フラッグ コミック

永野クロエ 

お前に完敗!

題名の意味からすると、そんな和訳をつけたくなる。
「敗者の旗」ですから降伏の意味の白旗の意味も含め、お前に負けたよ、的な意味を含むのだとそれが如実に表現された漫画でした。
永野クロエさんは「午睡の森」で印象的なデビューをされた作家さんでしたが、今回見て思ったのは絵が非常に安定してきたことと、物語のわかりやすさ。
明瞭さが浮き出て、題名からも伝えたいことがとてもストレートに伝わる、ちょっとほの…

3

萌えの死角(3) コミック

今市子 

安定の萌死角は庶民派

今市子さんのこのコミックエッセイも3巻になりました。
今回の表紙男子は、巻頭のテーマでもある就労男子(具体的には引越し屋さんね♪)
きっと普通なら作品単行本の巻末にオマケなどで付くエッセイマンガになるであろう、それだけに特化したモノが1冊の本になるなんて(しかも薄いし)よりにもよって何とそれが3巻も!?
理由は当然☆面白いからです!
以前英田サキさんの萌語り本が出たときは、実に紋切り型で全…

7

濡れ男 小説

中原一也  梨とりこ 

大人な二人と大人の悪あがき

勘違い、嫉妬、執着、本当は両思い。
お前のせいだ、とちょっと傲慢な片思い。
物語はいたってシンプル。
恋愛のあれこれ、というよりこれは楢崎のキャラクターを魅せる為のお話だったような。
だから物語にちょっとニューハーフを登場させて潤滑剤にしてみました。
この本厚みはあるのですがものすごーく、サラサラサラと行けてしまいます。
どちらかというとキャラ萌え優先した本のような印象を受けました。

4

まだ恋を知らない コミック

いとうかれん 

惚れたが負け?

かれんさんがKARENでデビューコミックという、寒いギャグは・・御免なさい(汗)
どれどれ、なんて軽い気持ちでいましたら、これが意外にも!!
いいじゃないですかーーー♪
ちょっとキュンがあったり、痛みがあったり、収録作品は登場人物が全て学生なのですが、恋に不器用な様が描かれていて、その心の見せ方が上手い気がしました。
絵柄は割と地味目で、受けちゃんとなる子達が3作品ともちょっと似た雰囲気の…

3

七月の交差点(クロスロード) コミック

高緒拾 

青春の分岐路

美大予備校の「たまよし美術研究所」を舞台にしたシリーズの第二巻。
1冊目は講師の川瀬の話がメインで、後半にこの本のメインカプであるハルとナツの話が導入としてありました。
同じ寮で同室のハルとナツ。
ナツはハルに片思いして、ナツの描く絵にいつも登場する”ヘンゲンさん”って?そんな部分しか明らかになってませんでしたが、今回の中でハルとナツの出会い=それがナツがハルへの想いを抱くきっかけになってい…

2

エネルギッシュ・セックス~裸の海~ 小説

青桃リリカ  一ノ瀬ゆま 

セックスは命の源

まさに題名通りのものでした。
セックスによって命を吹き込まれ、愛し合うことで生きる喜びを実感する。
南国の景色を背景に繰り広げられる物語は”兄の死”というものを通して、主人公が出会ったひとりの人間から、その島で出会った人々から愛し合う事の素晴らしさを教わる、そんな話となっていたような気がします。
一之瀬ゆまさんのイラストが大変に印象的で上手く作用しているのですが、惜しむらくは、攻めとなる竜太…

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