茶鬼さんのレビュー一覧

蒼い鳥 小説

杏野朝水  陵クミコ 

ガラスの十代

結構杏野さんのシリアスなちょっと暗い感じの展開は好きなタイプではあるのですが、どうにも彼らの抱える家庭の問題が自分の抱えた過去の現実とかぶって、やけに胸に痛く突き刺さるお話でした。
普通BLなんだかだと、高校三年生だと結構自立していて大人顔負けなんて設定が結構あるので、思ったより主人公たちが背伸びしてなくて、等身大の悩みを抱えて苦悩するまさに十代の姿であったのがほっとさせます。

両親が離婚…

3

業界系ノジジョウ。 コミック

サクラサクヤ 

近藤、おぬしwww

「王子、池袋系」で、天然王子・甘利のよき相談役だった放送作家の近藤が攻めとなったスピンオフですが・・・
ヒナのよき相談相手だったオタ仲間のモリが近藤とくっつけば?なんて言っていたら全然違う相手が準備されていましたーーー!!
ま、そうよね(汗)
オタもってきたら池袋系と似た感じの組み合わせになっちゃうかもしれないもんねw
この一冊、業界が舞台の割にとっても堅実なお話となりました。
近藤の枯…

1

蜜家族 小説

宮緒葵  青山十三 

ワンコ(もしくは猫)を作り上げる蛇

宮緒作品といえば、激しい執着ものがほとんどだが、今回は「悪夢のように幸せな」に感じた蛇を大蛇にしたような、執着ももちろんなんだけど調教の様を呈し、人格を作り上げる、いや、洗脳?マインドコントロール?してしまう凄腕な奴が登場いたしました!
評価的に、多分この内容はブラックがあまりに濃いのでかなり好き嫌いの好みが分かれるでしょう。
自分的には、多少くどさを感じる面もあり、またWeb掲載小説に続編と…

6

そして世界は君のために コミック

高峰顕 

成長して大人になってこんなになりました(爆!)

作中にもでてくるマンション隣人カプ編「スイート❤ライフ」のスピンオフになる本作だそうですが、実はこの作家さんの単行本はお初です。
小説の挿絵が最近結構お気に入りで、で、あ、漫画出てるんだ!という具合です。
やっぱり小説のカバーと違って漫画のカバーだとイメージかわりますね。
それに、中の白黒絵とカラーとギャップがある。しかもちょっと不安定で同一人物?というところも。。。
主人公がお菓子が好き…

1

優しい唇、意地悪な接吻(くちづけ) 小説

萩野シロ  梶本潤 

つるはしを振り回す男!

「秘密の唇、嘘つきな接吻」元攻め男の受け転向物語(?)続編となります
主人公カプに大きな変化とか何かあるわけでなく、それは一方的に受けに転向した高津に降りかかります♪
しかも仕事を介して・・・
だからこそお仕事ガッツリものになるゆえんでありますが、恋愛の普通の甘さは期待するとないものの、それでも、
高津は鹿島が好きでどうしても恋人になりたくて受け転向したくらいですから「好き!」鹿島は自分の…

1

秘密の唇、嘘つきな接吻(くちづけ) 小説

萩野シロ  梶本潤 

大好きなアナタのためなら趣旨替えも!?

初読みの作家さんで、初めての作品がまさかよもや!
ただの攻め×攻めじゃないんです。
大好きな人が攻めだから、だから自分の立場をあえて覆そうと頑張る男前な元攻めとなった主人公の受け。
さらに、さらに、それだけじゃない!!
このお話非常~~~にガチ臭いんです♪BLというよりは、、、
何だろう、漫画でいうと内田カヲルさんよりもっと雄臭いガチンコ。そう、私の好きな「肉体派」松崎司さんとか松武さん…

2

人こひ初めし コミック

あじみね朔生 

絶妙なコメディ?

一見シリアスに進むと見せかけておいて、そう来たか!
あじみねさんの漫画って実はこれが読むのが2作目なんですが、この微妙な愉快さが結構好きだったりします。
今回は、なにやら西洋ヨーロッパって感じの貴族と兵士の設定。
これがたぶん安曇モカ作品だと美麗で耽美チックな作品になるのでしょうw
多分にその作品の性質を作るのはキャラクターですね。
ストーリーじゃない。
この場合、主人公のオリヴィエが…

6

帝王のミダラな束縛 コミック

五城タイガ 

ひょっとして12年度№ベストオブ酷い男!?

「帝王のドSなご指名」の続編で、帰ってまいりました(涙)あの、あの、あの、超絶酷い男のホストの龍牙が。。。
客に飛ばれた借金を肩代わりしてやった代わりに体を奪い、でもひょっとして?と思わせながらでもやっぱり酷い男だなーでもきっといつかは・・・と思いながら終わった前作。
その続きとあらば、多少はあまい部分も?と期待したのですが・・・
帝王は帝王だった(号泣)
いや!むしろもっと酷さが増してる…

1

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

たった二人の一人ぼっち

日本の妖モノになるファンタジーでありますが、まさか「鵺」とは!?
栗城さんとミナヅキさんの手によってとても可愛らしい鵺が誕生しました♪
鵺といえば、顔が猿、胴が狸、尻尾が蛇、その鳴き声は不吉をもたらし、平安の都に禍をもたらすとして、鵺退治の話を平家物語に読んだ覚えがあります。
また某映画のキャッチコピーに「鵺の泣く夜は恐ろしい」なんていうのもwww
その存在が不吉というだけで、特にこれとい…

6

暴君に降伏せよ 小説

浅見茉莉  あじみね朔生 

好きよりもっと大きな執着愛

仕事のパートナーでもあり、プライベートでも関係があり。
しかし、双方ともに決して好きとは言ってない関係。
少し前の五条レナさんの小説「運命の男」もありましたが、こうした仕事関係の公私を超えた関係というのは、境目があいまいだけに、
いや、あいまいにならざるを得ないほどに相手のすべてが自分のモノであるという、それを本人たちがどこまで自覚しているのか?
そしてそれをどういう風に見せるのか?
と…

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