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木下けい子
茶鬼
ミステリー作家の由利先生と、出版社から「嫁に出した」と言われて、由利先生に翻弄されまくる青年編集者六車くん。 時代が終戦後というまだアナログな時代の設定。 六車くんの出身が宮城県(枝豆を作る実家&言葉尻の”だっちゃ”) なところが六車くんが純情なゆえんなんですね~ 新幹線もまだなくて、「つばめ」ですよ。 六車くんの初心さもかわいければ、その純真さを面白がるようにおもちゃにする由利先生…
南国ばなな
表紙がきれいで手に取ったら思い切りエロかった! しかしながらこれがBL初コミックだったんですね。 いえ、初コミックだから新鮮だったのか、とっても楽しませてもらいました。 表題作も他の作品もある意味執着や嗜好からの変態性といわれる世界かもしれませんがSMに走りがちなところ、違う切り口がよかったです。 個人的には「ご主人さまと呼ばないで」がお気に入り。 バスで一緒になる青年を勝手にご主人さま…
明治カナ子
ネタバレ
前作2冊で思いが通じずにすれ違いばかりで痛い思いをしていた二人の やっと、やっと繋がった思いが完結します。 敏夫の側にいることが辛くなって弓は田舎に一旦帰省します。 そこで今まで弓は何も見えていなかったことに気付きます。 ふるさとの田舎のこと、父のこと、兄のこと、家のこと そうして、実家に立ち寄った敏夫と会った晩、弓は家の仕事を継ぐことを父に伝えます。 弓はひとつ扉を開いて、周りを…
小林典雅 高峰顕
こんなラブコメ見たことない、っていうか入った塾の講師に一目ぼれしてモーレツアタックと書けばありきたりのものですが、それでも一味違ってます。 某国営放送のドラマ枠や「サラリーマン●オ」なんかのショートドラマに入れても違和感ないくらい、愉快で楽しくて傑作なんです! 友人が入塾を検討した「美男塾」なるもの・・・一昔前にTVなんかでも話題になりましよね、モテるイイ男というか結婚できる男になるための…
「1」の続きは記憶を失くした水斗の育成をしながら、学会の準備でコテージにこもっているシーンからです。 この頃になると、水斗の記憶の底に記憶をなくす前の水斗の記憶”あの人”が現れて、それを樋口に教えるようになります。 「本当は”あの人”に会いたいんだ」と男泣きして言う樋口@小西さんがよよかったです。 子供に戻った水斗といたしちゃうシーンはちゃんと青年×大人な具合ですが、「今夜も一緒に繋がろうね…
医療現場を舞台にしたシリアスな原作が超お気に入りの作品、やっとCDを聴きました。 ただ一言、よかったです!原作と同じ所で涙しました!! 自分にとって水斗は心の奥底に現実から逃れたいとあがいている気持ちをとにかく抑え込んだクールビューティーなイメージでした。 クールビューティーといえば神谷さん・・・だったので最初野島さんの声に違和感を覚えつつも、次第に感情移入。 5階から飛び降り自殺を図…
ルネッサンス吉田
真っ赤に熟れたザクロが口を開いて、その実を見せびらかして木に生っているような、 椿がその全盛を終えかけて、花弁の淵を茶色く枯らせてなお満開でいるような、そんな淫靡さを漂わせる作品です。 自分はどちらかというとイメージや感じを捉えがちで、文章で表現するのが苦手なほうなので抽象的表現ですみません。 しかし、最初に読んだ時、その画から 「つげ義春」や「あがた森魚」かの「ガロ」の世界を思い起こさせま…
二巻目は弓目線になるので、一巻目でモヤモヤしていた部分がクリアになってきました。 まだ恋愛と気付いていないけど、敏夫のことがとても気になり始めています。 ただ、それは家を出た兄と比較されることへの対抗心からではありますが。 受験の最中、温泉へ行く敏夫と弓。 敏夫は弓を意識してしまい、一緒にお風呂に入れず一人で抜くシーン。 その後無神経な弓の敏夫に対する肉体に関する発言。 この弓の無神経…
ARUKU
「猿喰山疑獄事件」でそのストーリーのうまさに惹かれた作者さんです。 絵は拙い感じで表情にも乏しい感があるのに、それもまた魅力なのかと思わざるえません。 表題作で、みんなに嫌われて暗いと言われた三日月が、村山に「好きだ」と言われて意識しだしてから、どんどん可愛くなっていく姿。 好きなコーヒー道を一生懸命邁進する姿が感動です。 三日月を振り回しているような村山ですが、自分でキリキリマイしち…
中村かなこ
切なくて泣くんじゃなくて、心から感動させられた涙でした。 短編集ですが、それぞれが秀逸。 人外や特殊能力が題材でも、大げさや、わざとらしさになっていなくて、自然に入り込んできます。 どのストーリーも、お互いを思いやる気持ちが伝わってきます。 そこはかとない愛が気持ちをあたたかくしてくれました。 エロはないけど、それを補って余りある愛があふれています☆ 疲れた心が癒されます。