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名倉和希 高峰顕
茶鬼
ネタバレ
思わず、ジーパン刑事になって殉職しそうになりました(笑) 元来、名倉作品は大好きなのですが、たまに地雷というか、右翼というか、デロアマのトンチキが紛れることがあって、まさに今回がそうだったのです! しかし、表題だけだと殉職していたところを書き下ろし続編ー温泉旅行が入っていたことで、この作品を楽しむツボがわかりました♪ そうです!コメディとして楽しむ作品だったのです。 優貴は家が貧しく、…
金田正太郎
この作家さん、こんなにグサっとくる作品描かれていましたっけ? 表題、背筋がゾクソクします。 「愛」って執着ゆえのものであるとは思うのだけど、「愛」を「執着」と表現することでどこかいびつさを持った深さを感じるような気がします。 そんな色々なカタチがつまった短編集。 特に表題は、被虐に憧れながら恐れた主人公が、そのきっかけとなった後輩と、編集と作家として再会したことで、その世界を互いに手に…
北沢きょう
元々北沢きょうさんの絵って美男揃いでキラキラしてるイメージがあるんですが、それが何だか今回の単行本は後光がさしてるようにキラキラしてます。 ・・・登場人物がwww 華道の家に生まれ、その才能がなくたまたま書道展で賞をとったことから書道の道に進んだ主人公・進次郎ですが、華道家として才能のある兄にコンプレックスを抱き、厳しい兄の言葉にへこたれて、ネガティブヘタレな進次郎が、芸能事務所にスカウト…
永野クロエ
題名の意味からすると、そんな和訳をつけたくなる。 「敗者の旗」ですから降伏の意味の白旗の意味も含め、お前に負けたよ、的な意味を含むのだとそれが如実に表現された漫画でした。 永野クロエさんは「午睡の森」で印象的なデビューをされた作家さんでしたが、今回見て思ったのは絵が非常に安定してきたことと、物語のわかりやすさ。 明瞭さが浮き出て、題名からも伝えたいことがとてもストレートに伝わる、ちょっとほの…
今市子
今市子さんのこのコミックエッセイも3巻になりました。 今回の表紙男子は、巻頭のテーマでもある就労男子(具体的には引越し屋さんね♪) きっと普通なら作品単行本の巻末にオマケなどで付くエッセイマンガになるであろう、それだけに特化したモノが1冊の本になるなんて(しかも薄いし)よりにもよって何とそれが3巻も!? 理由は当然☆面白いからです! 以前英田サキさんの萌語り本が出たときは、実に紋切り型で全…
草間さかえ
この本のサイズを気にも止めてなかったので、送られてきた梱包を開いた時、思わず薄い本みたい、と失礼な発言をしてしまった不届きものです(汗) 帯もありません。 中を開くと厚めの紙でオールカラーの文字も解説も一切ないびっしりと100%の草間さかえワールド。 圧巻でした。 漫画家さんの画集を買うのは4冊目ですが、草間さかえ氏の絵は漫画というよりは、アートに近いと思っています。 クリアーな色使いは…
中原一也 梨とりこ
勘違い、嫉妬、執着、本当は両思い。 お前のせいだ、とちょっと傲慢な片思い。 物語はいたってシンプル。 恋愛のあれこれ、というよりこれは楢崎のキャラクターを魅せる為のお話だったような。 だから物語にちょっとニューハーフを登場させて潤滑剤にしてみました。 この本厚みはあるのですがものすごーく、サラサラサラと行けてしまいます。 どちらかというとキャラ萌え優先した本のような印象を受けました。 …
いとうかれん
かれんさんがKARENでデビューコミックという、寒いギャグは・・御免なさい(汗) どれどれ、なんて軽い気持ちでいましたら、これが意外にも!! いいじゃないですかーーー♪ ちょっとキュンがあったり、痛みがあったり、収録作品は登場人物が全て学生なのですが、恋に不器用な様が描かれていて、その心の見せ方が上手い気がしました。 絵柄は割と地味目で、受けちゃんとなる子達が3作品ともちょっと似た雰囲気の…
鷹丘モトナリ
ここんところ自分的に低迷していた鷹丘作品にヒット出ました!! キャラクター設定が絶妙に美味かった♪ 恋愛もしたこともない無自覚フェロモン設定ってよくある設定なんですが、それに加えて”男が男を好きになるなんてありえない”という考えの元が、ゲイへの認識間違いがあったり、それにこだわってという要素が入ってるので物語の展開が実に愉快なのです。 そんなキャラクターは大学の研究室で講師をしている竹中…
高緒拾
美大予備校の「たまよし美術研究所」を舞台にしたシリーズの第二巻。 1冊目は講師の川瀬の話がメインで、後半にこの本のメインカプであるハルとナツの話が導入としてありました。 同じ寮で同室のハルとナツ。 ナツはハルに片思いして、ナツの描く絵にいつも登場する”ヘンゲンさん”って?そんな部分しか明らかになってませんでしたが、今回の中でハルとナツの出会い=それがナツがハルへの想いを抱くきっかけになってい…