茶鬼さんのレビュー一覧

極・龍 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

極道、アラブに見初められる

『極』シリーズすごいですねー、ある意味最強の極道、、いや極妻物語?
責めにはズラリとスーパー攻め様が乱立し(w)
それに見合うだけの男姐も、一筋縄じゃないかないメンツばかり。
男姐連合が出来上がって、攻め様連中もタジタジ・・・
そんな男姐・真木の連れ合いは四神会龍仁会の四代目・龍ケ崎。
彼らの話は『極・艶』にて。

今作は、外伝と銘うつだけあって、ぶっとびー!!の展開を見せました。

3

ダメな大人ですが コミック

楢崎ねねこ 

先輩はさみしっこw

自分の中で、ねねこさんの番付順位は着実に上がっていってます!
作品に厚みが出てきたとか、かわいい受け子ちゃんだけじゃなくて、がっつりしっかり男っていう描写が増えてきたとか、少し大人テイストが読ませるようになってきたとか、色々な要素があります。
前作「忍と若様」はやりきれなさがつまってましたが、今作は、リーマンものでキャラクターが抜きん出てよかったのでした。
やはり、キャラクター設定がいいと、…

1

運命ってことにしませんか? コミック

倫敦巴里子 

こんなに居心地のよい人に出会えるのは運命としかいいようがない?

倫敦巴里子さん、大好きですーーー!!
どの作品にも誠実さが溢れて、ちょっと愉快だったり、切なかったり、いちいち読むたびにうんうん、ってうなづきながら、くぅーー、今回もよかったよ♪
って、絶対はずさない作家さんです(あくまでも個人的評価です)
もちろん、この本も☆☆☆

表題とその次に続く【まったりエマージェンシー 】は続きのサラリーマンものです。
人見知りの総務社員の悟嶋が数合わせで無…

2

スタンレー・ホークの事件簿(3) 二重自我 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

君は私、私は君

旧版3巻『二重自我』に旧版4巻『採集家』の一部を加筆修正した文庫版。
文庫版なので、旧新書版にあった本仁さんの『EXTLA』が入ってないのがとても残念です(やっぱり旧版を探し出して買うしかないのか?)
1、2.と読んできて、この3巻。
美貌の上司に欲情して始まった関係。
最初はスタンレーを避けるような恐るような姿だったのが、ロスフィールドが囮捜査をしての2巻からスタンレーにのめり込み始め、…

5

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

甘くない、かといって苦くない恋愛は秋の空のよう

挿絵が木下けい子さんで、プラネタリウムという文字に「あ、オールトの雲のスピンオフだ!」とすぐ見当つきました。
何げに一穂作品ってホモ連鎖多いですよねwww
主人公は太陽の弟・大地。太陽より流星のほうがちょこちょこ顔出します。
実は一穂作品って一度読んだだけでは色々書くことができない。
この本ももうすでに何度ページをめくったことか(それでレビュを書き損ねることがよくあるのですがw)
二人の…

9

好き、好き、大好き! 小説

chi-co  三尾じゅん太 

ノンケ同士の両想いの先に待ち受ける難関とは(爆笑)

待ってました!!chiーcoさんの新刊♪
いつも楽しくて、笑わせてくれる、ただ笑うだけじゃなくて何かイイものがそこにある作品、、、
今回も中盤以降、おおいに盛り上がりを見せて抱腹絶倒、身をよじりましたとも!!
大学一年生の、初めての男同士エッチに、一体どうやって彼らが挑むのか。
一番問題はそこんとこなんです。
ミイラ取りがミイラでもあるような~本末転倒であるような~
だけど、そこにはち…

4

伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

キラキラ☆

いや~ルナのかわい作品は、前作もそうでしたが、なんていうか甘いというか夢があるというか。。。
普段鬼畜野郎の自分でも、何だか読み進めるうちにすっかり夢中になってしまいました。
こればっかりは「ふん、どうせ作り物の綺麗事」なんて突っぱねた態度もとれませんw
また、あじみねさんのイラストも登場人物の雰囲気がとてもよく出ていて、二人が出会うシーンなんかキラキラしてましてね☆
ここのところSPとか…

9

惚れた男がワルかった。 コミック

九州男児 

イイ話が揃ってる!

citron掲載の時、一体自分は何を見ていたのか?
何か中途半端な感じがして、どうして?なんて思ってしまったのは思い込みだったのです。
こうして一冊になったモノを読んだとき、いつものサラっとトンチンカンな主人公が登場しながらも、その実筋が通っていて、実は純愛物語だったという。
表題の他に2本入っているが、それもまたイイ話だったりする。
しかして、この1冊は九州男児さんなりの、かなりイイ話に…

1

Citron VOL.16 コミック

草間さかえ特集

せっかく、大好きな草間さかえさんの特集なのに、この評価ごめんなさい!
好きな作家さんと作品については問題ないのですが、最近リブレ不信に陥り、雑誌としての在り方そのものが疑問に思うようになってしまって、この評価です(涙)

デビュー10周年企画ということで、「やぎさん郵便」の単行本と既刊8冊のどれかの応募券を一緒に集めて応募すると小冊子がもらえるという企画の他、画集の発行と、リブレはいつもの如…

8

別れさせ屋の純情 小説

石原ひな子  青井秋 

脇役が魅力的すぎて、主人公がかすむwww

別れさせ屋設定は、何本か読んだ記憶がある。
相手に本気になってしまうか、ターゲットが元恋人だったり、もしくは他に恋人がいてのどちらかだったと思う。

このお話は、息子が男と付き合っているらしいので別れさせて欲しいという依頼をしてきた母親の、息子の恋人と思われる男が、昔の別れた彼氏だったというもの。
依頼に対しては守秘義務があるので、何の為に彼らに近寄ったか明かすことができない。
昔別れた…

3
PAGE TOP