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火崎勇 石田惠美
茶鬼
この表紙にとても魅力を感じました。 あのはっちゃけたコミックという印象の石田要さんの絵なんです! 元々綺麗な絵を描かれる方なので好きなのですが、いつもと違う雰囲気。 だからすごくすごくこの小説に期待してしまいました。 火崎作品だからいつも何か一つ登場人物に関することに謎があって、そしてラストでタネ明しがされる展開はいつもの流れだとは思うのですが、何か違う。 何か散漫な印象を受けてしま…
琥狗ハヤテ
ネタバレ
出ましたっ!!もののふっ! 何がいいって、もう猫井殿いや菊三の可愛さにメロメロ~♪ お館様他、お城の人々皆が魅了されるのと一緒になって菊三に魅了されまくりです。 1巻は始まりの巻でもあったので、軍師の九鬼と八木のラブや、双角城の七尾と四埜のラブ等のBL要素のストーリーもありましたが、今回はすでに出来あがった二人という登場なので、そうした要素はちょっぴり薄いです。 ただ、エピソードの中で仲の…
コザキヨネ
表題を含め前後編モノが2本と短編が1本、表題番外が1本の1冊です。 全体の印象はサラっとお手軽。 そして、キャラ設定は悪くないのに何だか今一歩。とても惜しいのです。 表題は、遅刻常連である瑞希を校門でいつも待っている生徒会長の小鳥遊。 彼は瑞希が好きみたいで、「だってこうやって毎朝校門で会うのも2年になる」とか、「お前はオレを好きになる」とか・・・???宇宙人!?みたいな俺様風でも…
鳥谷しず 鈴倉温
ルチルは初の鳥谷しず作品だと思うのですが、場所は変わっても鳥谷しずだった(笑) またの名を「新書館のエロ魔人」でしたっけ? 濃厚なエロが特徴でありますが、やはりねっとりしてました。 ただ、今回気がついたのは受けが「あー。あ、あ、あー」とか「あー」しか喘いでいないこと。 他の作品もそうでしたっけ? しかし、思うに追いあげられてそうそう言葉が出て来なくて「あー」しか言えないってことはそれだけ…
題名が『最高の一日』ってあるので、思わず坂下&斑目の再会の濃厚な一日かと、ちと期待しておったのですが・・・ でも、別の意味で最高の一日です!! そうだよね、坂下&斑目の最高の一日が、こんなペーパーで収まるはずないもんね(双葉スマンw) ということで、洋のパパとしての双葉奮戦記であります♪ 洋と釣りに行くはずだったのに、釣りに興味のある洋の園の子供たちがいたために彼等も一緒に来ることにな…
中原一也 奈良千春
シリーズ完結しました!! 現在のBLなるものに足を突っ込んだ時、初めて ”オヤジ萌え” を自分に教えてくれた作品。 今でも一番萌える ”オヤジ攻め” の理想の存在である斑目です。 下ネタ発言で坂下をからかい、でも、いっぱいの愛情で影になり日向になり坂下を支え 坂下の医師としてのあり方から自らも過去をぬぐい去り、そしてとうとう迎えるドヤ街からの卒業の選択。 わかっていました。 いつか…
高尾理一 沖銀ジョウ
『狼の妻籠み』のスピンにあたる本作。 健気で一途な作品になっていました。 日本のはぐれ狼である父親がロシアで医師として働き、そこで出会ったロシア人狼の女性と結婚して生まれたのが玲。 ところが玲は狼の姿で生まれ、新月には人型になると思われたのにまだ人になれない玲に母親は精神の均衡を崩して家を出て行ってしまったのです。 そんな玲を男手一人で育てるのは大変で、そこで力になったのがエカテリ…
鹿乃しうこ
98年の『懺悔』に導入の1話のみ、それから表題作が01年。 シリーズとして1冊の完全版というのは、古い本を買い損ねた身には大変嬉しい企画です。 古い作品だと感じるのは作者さんの絵の変遷も勿論ですが、作者さん自身におやじ萌えというものがあまりなくて、初めてのチャレンジだったのでは?と思えるような事が単行本当初の後書きと、13年の後書きを読むとそれが見えるのです。 この話に注目するのは、娘婿…
凪良ゆう 麻々原絵里依
7月7日の誕生日。 織姫と彦星のヴェガとアルタイル。 その時はいつも雨。 そんなモチーフがうまく設定に盛り込まれ展開させていく。 穏やかで、でも切ない、心が訴えかけてくるお話でした。 主人公達は草食なイメージを持つのですが、麻々原さんのさらっとした絵柄がぴたりと当てはまります。 受け視点の物語だけど、攻めの気持ちも伝わってくる。 だから物語が染み込んでくるのです。 文人は同…
椎崎夕 花小蒔朔衣
まさにその通りの作品でした。 あまりに近しすぎたために隠さなければならなかった想い。 それがバレたくなくて一人で色々を背負ってしまおうとする主人公。 想いは本当は通いあっていたはずなのに、互いが互いを思うあまりに踏み出せないちょっぴり切ないお話展開でした。 高校生の時両親を車の事故で亡くし、自らも足に大怪我をおい後遺症が残り少し不自由が残った主人公の大学生・和。 結婚していた姉の…