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椎崎先生の作品にハズレなしですね〜本当、何作か読んでますが、今作含めて全部面白いです。
懐が大きいようで独占欲バリバリは年上の攻め×意地っ張り気味な受け
ってな感じのメインの2人。攻めに結婚歴があったり、受け周りのお話で胸糞悪くなるぐらい嫌なキャラが出てくるのでご注意を。あと、受けは事故のせいで足が悪いのですが、度々描かれる描写が痛くてですね…私も思わず膝をさすってしまいました。
近すぎるが故にお互い気持ちを拗らせに拗らせてしまった2人。さっさと言葉にすればいいのにと思いそうになるのですが、言葉に出さない事情がしっかりあって、だからこそ読んでいて切なさが倍増してきます。頑な受けの態度も、そうせざるを得ない事情があって、と言うのを読み手である私は理解しているので、切なさにぎゅっと胸が苦しくなりました。
読みやすいページ数にコロコロ変わる展開。
いやぁ、今作も面白かったです!
椎崎作品久々のヒットでした(個人的に)。
苦労人で頑張り屋な美人受が
男前攻にベッタベタに甘やかされるという大変美味しい展開♡
悪役一人を除き、周囲の人々が皆温かいのも良かった。
大学生の和は、交通事故で両親を亡くし、自身も右脚に後遺症がある。
結婚した姉とは3年前のある「事件」以来疎遠になり、
今は又従兄弟の理史のマンションに居候させてもらっている。
ある日、「事件」の元凶である人物が和に接触してきて…。
和(受)はとても健気で芯が強いです。
一回り以上年上の理史を子どもの頃から好きだけど、
弟分として側にいられればいいと割り切っている。
「事件」のことを誰にも言わず一人で抱え込み、
理史に女性の影を感じたらマンションを出て自活しようとする。
精神的に強い反面、甘え下手で頑なななところがすごく愛しいです。
ただ、襲われかけた相手にノコノコ会いに行くのは軽率すぎるような…?
まぁあれだけ理史に甘やかされてたら多少天然になるのも仕方ないw
自分を盾にお姉さんを守ろうとする男らしさは素敵でした。
理史(攻)は和を溺愛しています。
実は前から和のことが好きなのに、ポーカーフェイスな和の本音がよく分からず、保護者としての責任もあるので自ら行動は起こせない。
引っ込み思案だった和を子どもの頃から気にかけ、
今も、毎晩の脚マッサージや大学の送り迎えを欠かさない過保護っぷり。
離れて行こうとする和に、寂しそうな反応をする理史には
和と一緒に胸が痛くなりました。
大人で男前なのに、ヘタレで親バカな面もある、可愛いキャラですv
想いが通じ合ったあとの絡み~翌朝の風景がまた甘くて良い。
お粥を「あーん」しようとしたり、和を毛布でくるんで脚を温めたり
とどまることを知らない理史の甘やかしっぷりにニヤニヤ( ̄∀ ̄)
後日談【もっと近く】は更に甘くて、
酔ってトリモチのごとく理史に甘える和が、犯罪級に可愛い!
お姉さんと友人の手前、色々我慢してる理史に萌えましたw
片思いの体で進むストーリーですが
理史の態度からして両想いなのはモロバレで
何だかんだ最初から最後までラブラブ。
家族のような恋人のような、何とも微笑ましい二人でした♪
イラストと本の内容がとてもぴったりしていて、切なくて苦しくてでも甘い、
そんな素敵な作品になっていましたね。
両親を事故で亡くし本人も足に障害を残し、たった一人の姉と暮らしていたが、
その姉のご主人と受けになる和との間である事件が起こってしまう。
そして、迷子の子猫状態になった和に救いの手を差し伸べたのが幼い時から和の
理解者で懐いていた一回り年の差がある又従兄弟の理史。
理史に引き取られ二人で同居しながら平穏に暮らしていたけれど、
実は和は理史を幼い時から慕い、今では恋愛感情の気持ちを持っている。
でも3年前の義兄との出来事やノーマルで離婚歴がある理史へ自分の気持ちが
知られたら嫌われてしまうのではと言う思いから再び現れた義兄に脅され、
またしてもトラブルに発展していくシリアスな内容でもあります。
理史の和に対する態度は溺愛過保護の保護者なのですが、ふたりの距離が近すぎて
逆に見えなくなってしまうこともあるのだと感じてしまうお話です。
DV義兄の横暴は許すまじき出来事ですが、大事な存在に気持ちを打ち明ける
勇気が出ない和の気持ちが切なかったです。
もちろん最後は甘いハッピーで、大人の包容力で和がきっと幸せになると
思える締めくくり、かと思ったら以外にも理史の方がベタベタでした。
主人公の和は、事故で脚を悪くした上、姉の旦那と揉め事を起こし、今は遠縁の理史に引き取られて一緒に暮らしています。
一回りも歳が違う歳の差もの。
体にハンデがある事もあって、理史が和を過剰に甘やかしています。
受けが年上の攻めに甘やかされるお話が大好きな自分にはこの設定だけで十分楽しめました。
ただ、確かにいい歳の男に対してちょっと過剰には見えます。
和は小さいころから理史が好きですが、それを隠そうと理史に「姉の旦那が好きだ」とバレバレの嘘をつき続けます。
それがあまりにも無理がある嘘なので、頑なになる意味がちょっとわかりにくかったです。
内容は、姉に暴力を振るう夫から姉をかくまい、その夫が和にも接触を試みてくる…というハラハラするような事件もの。
ですが和の周りには守ってくれる大人が多くいますので、安心感はありました。
恋心を言いたくても言えないというせつない感じがあり、でも安心感のある可愛いお話でもあります。
和が歳のわりには可愛くか弱い印象なので好みがあるかもしれませんが、歳の差ものや健気な受けがお好きなかたはオススメだと思います。
最後に攻め視点のお話が少しだけ入っていましたが、駆け足だったのが少し残念でした。
昔から和を意識はしていたようですが、理史は一度結婚をしているので、もう少しの気持ちの変化などがわかるエピソードを載せてくれれば嬉しかったです。
近すぎて、遠い。確かに。そうですね。笑
くっつく前からこんなにずっと2人でのシーンが多いのはやはり近すぎるおかげなのでしょうね。
和は、理史くんのことが好きで、それを知られないようにすることで必死でした。そのことを利用されて、義兄にいやらしいこともされたり... 馬鹿すぎる...
理史くんは、和に過保護で読んでいてとても楽しかったです。笑 何せ私はそうゆう組み合わせが好きなので。笑 和のことを愛玩動物呼ばわりしながら毎日お世話していました。
最後の小話で理史君目線になるのですが、ここでもう少し和を好きになった理由をしっかり知りたかったというのが心残りです。もともとゲイなのならまだしも、彼は結婚歴もあるわけですから、一体なぜ和を思う気持ちが弟以上のものになったのかが不思議なのです。他にも色々ツッコミどころがあり、少しご都合主義的なところもありましたが、単純に受けがタイプだったので気にしないことにします。