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神田猫
茶鬼
ネタバレ
崎さんと準の歳の差、あま~いラブカップル話が表題。 えっ!?7月に2冊目が出たばかりなのにもう?ってびっくりしたんですが、中身はこの”~心”シリーズが2本1作と、あと初期の頃の短編集でした。 この心シリーズで初めて神田猫さんを知ったので、初期作品は絵が全然違って、07年の作品が3本入ってますので、大変興味深いです。 【恋心】 今回は、準が夏休みに入り崎さんが、休みの間中は家に泊まりに来…
斑目ヒロ
明るい斑目作品もいいけれど、ドワっと一冊まるごと切なさが押し寄せてくるこんな斑目作品は、また別格にイイ! この1冊の中には2シリーズと、それぞれのあて馬になった人物のエピソードが入っている。 そのどれもが切なくて、苦しくて、思わず涙腺を刺激されてしまった! 泣けたからいい作品、っていうわけじゃないけど、どうにもこういう作品に弱いのでもあるが、斑目絵にそれがまたよく合うのです。 その切なさを…
橘紅緒 高星麻子
「R134」以来の小説ですね。 よくも悪くもいつものスタイリッシュな橘さんです。 生活感のない主人公達、彼等の周囲の人々には陽がさんさんと照って時間が確かに流れて行っているのに、主人公にだけはその時間がゆっくりと流れて、まるでフィルターを通したような光と空気感が漂う。 今回は、主人公となる穂積が特に色々ワケアリの為に、それが特徴的に出ていました。 一度読んだだけだと、ちょっとかったるくなっ…
高岡ミズミ 立石涼
04年ラキアノベルスで発行されたものに、新たな2本「蕩ける唇」「溺れるカラダ」を入れて出された新装版。 イラストが藤井咲耶さんから立石涼さんに代わり、ちょっとスタイリッシュになりました。 それにしても、高岡ミズミさんにこんな90%エッチばっかりのエロ作品があるなんてしりませんでした!! 作者さんのエロづくしはこれ1本だけだそうで、エロに苦労したとかww 旧版をみてないので、手直しが入ったか…
松雪奈々 街子マドカ
”淫魔””おやじだらけ”とおやじ作家(すみませんw)な印象が続いた松雪さんの3作目は、軽いタッチのラブコメディ。 超!ブラコンの兄が溺愛する弟を振った男をたらしこんでぎゃふんと言わせるつもりが、いつの間にか気になる存在になってしまって、 そして相手の男も軽くあしらうつもりが、兄の態度が面白くてだんだん惹かれて行ってしまってという、 まさにタイトルにしたような愉快なお話でした。 このお兄…
田知花千夏 小椋ムク
B-プリの新人大賞の受賞作品でデビュー作品になるそうです。 絵が小椋ムクさんで、実に登場人物の印象にぴったりでした。 しかし、お話は一体どうか?といえば。。。 まとまるまで、とても不毛を感じる一方通行とすれ違いが続いて、ノンケのとゲイの隔たりを実感するようなお話でした。 割とノンケ×ゲイの場合のパターンにありがちな、ノンケゆえにゲイが苦しんで、でも一途で健気でいて、すれ違いが続いてゲイがあ…
鈴原ひろの
「コイビト未満契約」の後書きで、アレン先生のまるっと一冊なんて発言があり、ずぅ~っと期待して待ってた甲斐がありました!(涙) アレン先生の悪行(?)は、「コイビト~」シリーズの2冊にも収録されてますが、 何と言ってもショタコンの先生ゆえに、実は前作の時にショタ喰ってしまってるんですよねwww そんな事情もあり、規制は大丈夫なのか!?とハラハラもしたんですが、そこんとこうまい具合になってました…
日高ショーコ
まだ2巻の余韻が残ってる(もう1年なんだけど)というか、2巻の印象が非常に大きかったせいか、3巻が出るのにすごく待ったという気分がしません。 蓉一の無表情、見せない感情にかなりじれったさを感じながら、一体いつ花が咲くやら、、と思っておりましたら2巻でいきなりつぼみがポンポンついちゃって(w) そして、この3巻。 マジ興奮しました!!身悶えました!! 何かいきなり、蓉一には”木瓜の花”が咲き…
成瀬かの 北沢きょう
成瀬さんのいつも作品に潜むイタイ部分が主人公を形成するトラウマとなって特徴的に現れた作品。 彼のトラウマは深く、酷く、その結果作られた自分という姿、そして抱える依存症。 この主人公の姿は、まるまる女性にもあてはまる事が多く、自分的にも思わず共感をよんでしまいました。 八尋はものすごく自分の外見にこだわり、訪れるバーで女王様のように振る舞い、周囲にちやほやされることが好きだ。 それは、本…
夜光花 奈良千春
前作、ラウルの奪還を通して、啓が大きく成長したことや、驚愕の3P出現など、かなりハラハラドキドキワクワクした展開に比べ 今回も色んな事があるにもかかわらず、それのどれもが重要人物だったり、気になる事だったりするために、テンコ盛りになってしまい、あれよあれよと最後までいってしまいました。 次巻が最終巻になるために、要素を詰め込み過ぎて、 そういう意味で、前作に比べ決してトーンダウンではないです…