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砂床あい 桜城やや
茶鬼
ネタバレ
元妻が亡くなった葬儀会場に行くと、涙にむせぶ寡夫となったその夫の傍らに立つ子供は、どうみても自分の遺伝子を受け継いだ容貌! 離婚後、実家からの再三のうるさい縁談の催促にうんざりした主人公・知章は、その息子を手に入れて面倒事から逃れようと画策するが。 断固拒否する継父である栄司の元に乗り込んで、何とか息子を手なつけようとするのですが・・・ 今までのシングルファーザーものと違って親権争いが絡…
一穂ミチ 穂波ゆきね
今作は「街の灯~」の主人公・初鹿野の勤める研究所の歳は上だけど同期の研究員・築(きずき)のお話。 相手の名前は新(あらた)。互いの自己紹介をする場面で「新築だね」なんて発言が出て、この主人公の命名はひょっとして狙ってる?なんて思わずニヤリとしてしまう。 築は研究者らしく、理論的に物事を考える人のような気がする。 明るく社交的な家族に対して、自分は人づきあいが余り上手くなく、その家族とつい…
藍生有 鵺
双子シリーズも7作目、あ、でもこれ「手」だ! ということで高校生双子が会社員のお兄ちゃんを犬にして可愛がるシリーズの続編・・・かと思いきや、 続編ではあるんですが、中身は同人を含めた短編集でした。 そして後半、旅館の若旦那の龍華シリーズがリンクして、ちょっとその短編が登場してます。 この義理の弟たちとお兄ちゃんの関係に揺らぎはありません。 通勤・通学途中の電車の痴漢プレイはいうもがな…
綺月陣 周防佑未
98年イマージュクラブ掲載の短編2本を収録した1冊。 最初にネタバレします。。。。 死ネタです。2本とも恋人達は亡くなります。 でもそれは、決して不幸ではなく、不幸を乗り越えた末の幸せなのです。 と、書いてしまうと、じゃあ、死によってしか二人は結ばれなかったの?ではそれじゃあ幸せと言わないのでは? この本のあとがきに作者さんが言っています。 まさに題名通りに「愛に殉じる」そして「メビウ…
遠野春日 麻々原絵里依
今回はゲイの男性がノンケの男性を好きになって、どうやって結ばれるか? それが、女性と男性の対比を顕著にして見せていた作品だなと思います。 しかし、結末を見るにそれは永遠ではない。(勿論永遠なんてありえないんだけど) むしろ、粘り勝ち?そして同情? 好きなモノは好き、そしてその気持ちはどうしようもないんだよーという、ちょっぴりほろ苦い作品でありました。 新しく主人公・充彦の部署に課長と…
木原音瀬 あじみね朔生
木原さん15周年なんですね! 雑誌掲載のまままだ単行本になっていなかった作品らしいのですが(合ってますか?)書き下ろしがついて決して決着というわけではないですが、エンドを見られる形になったのしょう。 何となく主人公のリストラ社員のキャラクターの存在感が「place」の攻めをもっとソフトに浮世離れした風にした雰囲気を感じました(年齢設定のせいだけではないかな?) 本編ではとても不毛なやりきれな…
宝井理人
2巻やっと出ましたー! 色んな事がまだ解らなくて、 人当たりの良い有川がどうしても気になって近づきたいと思っているのは御崎であること。 御崎にはネックレスに何か因縁めいたものがあって憎んでいるけど手放せないような? 頻繁にかかってきても出ない電話。 何か家に対してのトラウマめいたものがあり、そして御崎にまつわる良くない噂とか・・・ それらの謎が一気にというより、御崎のこだわりの部分とい…
秋山みち花 周防佑未
秋山さんの花嫁ものより、極道モノの方が好きvと確か前作の時書いたのだが、待ってました!!続きが出ました♪餌付けヤクザ物語www ヤクザと警察に所属するSAT隊員の草薙の組み合わせは本来なら許されざる関係。 しかし特殊部隊であることから普通の警察・刑事と違って、特に何かなければきちんと休日がある。 それが二人の逢瀬の時間をつくる重要ポイントですよね♪ しかも草薙が訪れるたびに、何だか美味しそ…
天城れの
正直、題名は「BL社長」と銘打ってはいますが、前作でもそうでしたように架空のアマゾネス出版というBL出版会社を舞台にしたBL業界の内情話本です。 出始めは、畑違いの部署からいきなり未知のBL畑に放り込まれた社長の奮戦記を、編集部内実情を合わせて展開していましたが、今回はがっつりと編集&作家話です。 社長に水戸黄門の印篭はありませんが、やはりのほほんとしてながらも「よ、社長!」という引き締め登場…
RINO
割とチャレンジャー気質な自分でも、購入を選ばなかった本というものはあるわけで、そんな本をある日頂いて読んでみたら・・・・面白いじゃないか!! ちっ、、だからまた買っちゃうんだよな、、何かの罠ですか!?www という独り言で始まりもうしわけございません。 ということで、面白いんですよ!これが。 表題は、大学時代に告白していつの間にか便利なパシリとしてしか扱われていないという事に酷く傷付い…