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榊花月 夏河シオリ
茶鬼
題名からも表紙の絵からも、コミカルで楽しい話なんだと予想はできます。 確かにノリはライトで読みやすいです。 これって実験的作品?と思うような、、一方的な攻めの男の視点と気持ちオンリーで恋とか愛とかそういうことよりも、攻めの気持ちだけを描写して、最後受けを受け入れました、めでたし。。。 いや、恋愛ないからあんまり。 男のこだわり卒業物語? 受けの人権っちゅーか、彼の気持ちはいいのか?と思う…
秋月杏子
題名の漢字のフォントと色遣いであらすじを見ずに勝手に大正モダンと勘違いした自分は大バカです(汗) ある百貨店のメンズ部門を舞台にした3通りの恋愛模様のお話。 これ、一つ間違ったらベタコテで地雷が爆発するところでしたが、、、セーフ!! 何だか純粋に楽しんじゃいましたv 一組目:年下ワンコ×余裕の大人(なはず)女王様受け 来年度のモデル選びに難航している支配人の厳木が、気分転換でナンパし…
河井英槻
河井さんのこの作品、最初04~06年にかけて5話まではCRAFTで掲載だったのですね。そして10年からDear+に移って再開。 結構一時のブランクがある作品が多いのですが、どうかこの作品も無事完結してほしいですw 題名から学生ものなのかな?なんて思っておりましたら、冒頭プロのサッカー選手が怪我の為に契約更新ならず、解雇されるシーンから始まりました。 河井さんの線の細いキャラクターにサッカ…
杉原理生 穂波ゆきね
いつも杉原理生さんの作品はジワジワとした熱を感じる恋愛もののようなイメージがあるのですが、今回もまた温度は決して高くはないんだけどジワジワと温度というより染みが広がって行くようなそんなイメージを受けました。 色々と親友から恋人に変化するお話がありますが、これは決して突飛でなくて、実に登場人物達が等身大で、一緒に考えながら進むお話だったと思います。 グループ企業の営業担当と、企画担当の社員と…
草間さかえ
ネタバレ
嬉しいですね~♪ 01年と04年の古い同人作品が再録集になって出ている。 この原作2冊は、草間さかえさん独特の世界観と展開によって繰り広げられるので、この2冊がそろわないとどうにも内容がよくわからないんですよ。 だから1冊にまとまるとあ、なるほど!と話が繋がる。 実際、この1冊でさえも一度読んだだけの時の段階で頭がハテナ?? ちょっと寝かせて読みかえすと、あ、そうなのか!! 本当にお米…
池玲文
最近SFっぽい未来のお話が多い池玲文さんの今作は、「ザ・田舎」と呼ぶにふさわしい、日本の田舎を舞台にした作品が3本を占める、ほのぼのした短編集でした。 何気に最近の筆とちょっと違うな~と初出を見ると、何と07年と08年の作品!10年の作品も1本ありますが、田舎でまとまっているのが見事。 表題は33歳を迎えると生前葬という行事を行う田舎の村が舞台です。 東京で暮らしている圭司が、従兄弟の白…
山田酉子
山田酉子さんもまた、その独特の雰囲気が不思議と居心地のいい作家さんだな~と思うのですが、雑誌だとなんとなく他の作品に埋もれてしまう感じがするのに、単行本だとすごくその個性が際立って引き立ちますよね。 その空気感が丸っと一冊堪能できる、自分的にはヒット作品でした。 主人公達に際立った性格特徴があるわけじゃない。 ヒモとして男にイヌとして飼われてた青年。 男に留守番を頼まれた、覇気のないド…
新也美樹
ものすごくシンプル(地味)な表紙にこれってハウツー本とかビジネス書みたいな雰囲気を狙ってるのかな?っておもってしまった一冊。 新也さんならではの、ワタクシ好物な天然が活きたお話がつまっておりました。 三十路にして、まるで新入社員のような外見でありながら、彼がついた社員は皆デキる社員になって出世する、と言われる社内外共に有名な"伝説の秘書”と呼ばれる高瀬。 そんな彼が、入社したは…
神葉理世
幼馴染のほほえましいいちゃラブv あれ?神葉さん絵が変わってないな~?って思ったら初出が04年!? それから年一回づつ4作あって、そして5話を書き下ろし。 何となんと、この一冊にかけた年数が7年! 優等生の眼鏡くんが、大好きな幼馴染とカッコよくステップアップして、なんてもくろみを企てるんだけど天然な相手のせいで、ことごとくひっくり返される。 ”案ずるより産むがやすし”なカプに顔がほころび…
谷崎泉 奈良千春
がっつりと、上下巻合わせてすごい存在感と読み応えでした。 本格的な小説を読んだ感じです。 評価が萌×2になっていますが、はっきりいってしまうと、恋愛とかいう意味あいでは、キャラに属性の確固たる萌えがあるかというと本当はそうでもないです。 しかし、話として主人公達の抱えた問題の元である事件と、現在彼等が追っている事件がある一点がリンクしたことで、どちらも明確になるという、その流れを作る手腕にう…