茶鬼さんのレビュー一覧

王子と乞食 コミック

河井英槻 

ああー、何か懐かしいこの往年の少女漫画的設定

このお話04年から始まって、まだ続いている?
すごいスローペースでの展開ですが、09年作品の番外編を除けば余り絵の変化は感じない。
だから、後で出典を見てびっくりしたのです!
可愛らしいショタっぽい絵に少女漫画チックだなーと思っていた作家さんでしたが、
このお話が19世紀の産業革命時代のイギリスを舞台に、身分差とかそんなものを下敷きにしているので、少女漫画の王道!って感じがして、そういうマ…

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激マニアックに愛して♥ コミック

東野裕 

爆走妄想実現(爆!)

普通のキモオタが愛に目覚めてしまった為に、その愛する男・佐倉の「佐倉オタク」に変身してしまった、超おバカップルの妄想爆走コミックも3巻になりましたが、これが全然飽きないんですよーー♪♪♪
今回も森田の妄想爆発していて、超おかしいww

またまたスクール水着(今度は男子モノ)出たんですが、名札が縫い付けてあるっていうのが爆笑ですよねぇ~♪
ま、それに妄想はもう当たり前なんですが・・・
森田…

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onBLUE vol.1 コミック

おいしいとこ取りです♪

レディコミ「Feel」の詳伝社からBL雑誌が創刊されました!
さすが、後発だけあって、雑誌の造り方を研究されているというか、各社の美味しいとこ取りをして上手く作っているなー!と思います。
まず、Citronで成功している作家インタビュー。
今回は人気作家二人の対談という形で、これある意味二人同時インタビューなんですよ♪
そして本を構成する作家陣。
最近はBL作家さんが普通誌も描いたり、普…

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色めく夜の陰謀 小説

沙野風結子  小路龍流 

やっぱりヘタレ攻めでしたので、リバって欲しかったですv

『甘やかな共謀』の続編、その後の二人です。
前回、互いに好きとも愛してるともなく、ひとまず離れられない人、になった二人ですが、キリトがホストクラブを立ち上げたことからトラブルが発生。
男同士として、互いを守りたい、支えたい、という気持ちがすれちがってしまった為にそれが危機を呼ぶという、雨降って地固まる のお話になりました。
”花シリーズ”の中国マフィアもちょい絡んできます。

復讐も終わ…

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甘やかな共謀(文庫版) 小説

沙野風結子  小路龍流 

微妙にヘタレ攻めの匂いがww

新装版の続編が出たので、前作を引っ張り出して見ました。
マスコミを使って兄の復讐を遂げる弟。
題名にふさわしく、一方はスクープの為、一方は復讐の為と、利害が一致したまさに共謀。
その中で何故か互いに惹かれあうもの、居心地のよさを感じ取り、なエンディングでしたので、まだラストははっきりと互いを「好き」と認識したわけではないものでしたので、続編は妥当でしたね。

スクープの垂れこみの電話に撮…

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HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

木原さんは心のホラーのスペシャリストだと思う

やっと、絶版だった作品が新装版で出て嬉しいーー!!
そして、何と旧版になかったラストその後の二人の様子が第三者を主人公にして語られる『others』が入っているのです。
新装版の醍醐味は、こうしたその後が入っていることですよね。
多分、旧版のままのラストでもきっと二人の未来は予想できるものだったかもしれませんが、それを裏付ける、不器用なままだけど、きちんと心が通じ合っている幸せな二人を見るこ…

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マイ・ディア・プリンス 小説

五百香ノエル  染谷留衣 

・・・で、いいのかなぁ?

こんな軽いノリの五百香ノエルさんの作品は初めて読んだのでビックリしました。
とにかく、若さと勢いで、本人がいいんだからいいんじゃない?
みたいな・・・(汗、、)
えっ?本当にいいの、、何かかわいそうな気もするんだけど、本当にそれでいいの?って思わず問いたくなるような女装モノでした。
正直、萌えるかっていうと萌えませんでした。
王子のアラムの、ちょっとS気のところ、とか、
ひな騎の、エッ…

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我慢するのも今夜まで コミック

タカヒサ享 

結構色んなモノがてんこ盛りで、大盛りでした。

この作家さん気になっていたのですが、初読みになりました。
何と、この本半分以上が描き下ろし!
表題も冒頭一作目の続きの描き下ろしなんですね。
面白いのは、絵が上手いんだか微妙なんだか、そのバランスの危うさに目がいってしまう。
しかし、1本目が09年作品、あとが10年度作品と、この年度が変わった作品は明らかに絵の描き方が変わっている!
キャラに合わせた変化なのか、それとも暗中模索なのか?

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恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

すごく優しい&やきのり激カワ!!

うわ~!!どうしよう、どうしよう、オロオロオロ、、、
評価に迷いました、神にしようか、すごく神に近い萌えにしようか・・
町屋はとこさんのマンガは読んだことがないのですが、こんなに間の上手な作家さんなんでしょうか?
例えセリフのない、絵だけのシーンでも感情が伝わってきてジ~ンとさせる。
「恋は落ちるもんなんだよ」
このセリフから中盤から胸がドキドキして、ラスト近く思わず主人公と一緒に泣いて…

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おまえとダイナマイト!! コミック

鬼嶋兵伍 

弾ける鬼嶋兵伍

鬼嶋さんの作品を他レーベルでも読んではいるが、この「肉体派」アンソロで掲載された作品を見ると、やはり鬼嶋さんのグラウンドはここにあるんじゃないかな?って思います。
ムチムチマッチョな肉体と、ほとんど隠しのないイチモツ表現、ましてや透視画法にイチモツ断面図(海綿体です汗、)そこまで弾けて、さほどストーリーにもこだわらず、とにかく肉体にこだわって描かれている点、薄っぺらと感じるかもしれないですが、や…

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