茶鬼さんのレビュー一覧

萌え男子がたり(2) コミック

萌える妄想男子カタログ

今年も出ましたv萌え男子カタログ♪
もう一度、昨年の「1」を引っ張り出して見たりもしたんですが、本当!尽きない妄想男子の数々。
前回は何気に萌えツボ男子を探す目線で見ておりましたが、自分の腐歴も積み重ねてきたせいか、この「2」を見て、そうよ!妄想カップリングありなのよ!!ということに気が付きました。
作家さん独自のキャラ萌え理由や妄想も描かれておりますが、第三者の読者としては、このキャラとこ…

7

花片雪 小説

英田サキ  山田ユギ 

もうひとつの柊也の運命

『愛想尽かし』のその後のお話を柊視点で展開されるお話。
いや~、やっぱり椹木兄ぃが魅力的すぎて、彼の語る言葉の一つ一つ、そして彼のとる態度、惚れないわけがない!っていうくらい見事に慈愛にみちていました。
そして、柊也の3歩下がって2歩戻る~じゃないですが、椹木を想って取る態度が、過去の荒んで諦めていた時代の柊也でない考え方によって起きる態度がかわいらしくて、椹木の子供みたいw
互いに抱く些細…

6

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

「俺はホモじゃねぇ」は逆の呪文

餓死でしかもイチモツを切り取られ口に突っ込まれた死体が発見されるという殺人事件が連続殺人になり、という実に猟奇的犯行の謎解きの行方が、個性的キャラで展開されていくと、期待させた1巻の続きです。
今回、主役カプの刑事・上條と心理士・瀬名に進展がv
組の構成員が殺されたことで、独自に動き始めた進藤とその愛人・忍と、刑事である上條も同じ線を導き出し、
また、祥の別人格であるカイの不穏な動き。
ま…

2

愛想尽かし コミック

英田サキ  山田ユギ 

やっぱり、椹木兄ぃに惚れる

『たかが恋だろ』の泉巳の兄・椹木と、服役中の刑務所で同じ部屋だった柊也のお話。
前作ですっかり兄の虜になったワタクシ。
今回、この兄に改めて惚れましたv
なんて渋くて、男で、優しくて、包み込む大きな愛を持った人だろう!
それをひけらかさずに、見守る姿は前編含めを通して変わらない。
そう思うと、英田サキさんの原作とはいえ、ユギ氏との見事なコラボとしかいいようがないですね。
もう、この作品…

4

妄想チェリー コミック

佳門サエコ 

玉砕しました~

前作の『発情アニマル』があまりに面白かったので、ちょい期待してしまいましたが、あっけなく玉砕。
自分の苦手ど真ん中ストライク来ちゃいました(涙、、)

表題の題名は、この本の2、3話目に来ている話のほうがあっている。
ただ、それを含め前半3作は、
”俺は頭の中でお前を何度も犯して、あんなことやこんな事妄想しているんだー!”という部分は共通。
見た目イケてるけど天然鈍の受けのキャラは好き…

2

真実と生贄 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

交渉人、ストックホルム症候群に堕ちる?

交渉人といえば、有名なあのシリーズだったり、あのシリーズのあの人だったりしますが、この主人公・兼坂は日本の警察のまだ歴史浅い交渉人。
法務大臣など政府役人を人質にとり、官庁に立てこもった犯人・死刑囚の悠木と、懲役二年の詐欺犯・佐川の二人組を説得するために駆り出されるのです。
この一冊では終わりでなく、続く・・・になってました。
何だか怪しげな人々がちらほら。
冤罪事件を絡め、裁判員制度も組…

1

ヤドコイ コミック

千葉野原 

つかみはOK♪

この作家さんも初読みです。
すごく丁寧で大きなコマ割り、よく見ると山田ユギさんに絵が良く似てる~!
この本は短編ばかりだけれど、それぞれのツボや表現したいものや事がはっきりしていてとても解りやすい。
そして初心さや、面白さや、エロさも程良くMIXされてバランスがいいような気がします。
エチはあったり、なかったり、かきっこで終わったり、そんなバラエティもあるので、短編によくある早急な押し込み…

1

甘い契約 コミック

おりおりお 

いきなりですかー!?

この作家さん初めて見るのですが、カラーにその雰囲気はあるんだけど白黒を見てびっくり!
何だかお雛様とお内裏様みたいな?まつ毛バサバサのお顔に何とな~く耽美調、そして縦長の身体のラインと服のしわ線の多さとシルエットが90年代風の、微妙なノスタルジック感。
自分的には、こういう絵にはギャグをやって欲しいですww
しかし、内容的にはギャグまでいかなくても短編集なんで仕方ないんですが、「早っ!」って…

0

恋まで百輪 コミック

雨隠ギド 

兄貴ィィィーーー!!

これ、たまにディアプラスで読んでいてすごく大好きだったお話v
えっ!?初BL単行本だったんですか?
この作家さんもいい仕事してますね~。
基本はコメディなんだけど、そこの中にいっぱい見せ場があって、
何より、こだわりの部分”兄貴”という設定が、ただの兄貴じゃなくて、色々な意味を持った兄貴で、そんな幅の広さもちゃんと作中に収められている。
主人公・小太郎も、花屋の虎二も、登場するみんなが魅…

6

パパの恋人 コミック

吉野ルカ 

もったいない~!!

おおー子連れだぁ~!!と表紙・題名ともに身悶えた一冊♪
しかし・・・
これ超短編集だったのです。
この子連れモノが表題なんですが、短編だけに実に惜しい!
割りとこの短編の内半分以上が、もんもん&もやもやと、短編にするには惜しい設定。
もったいない!
もっと彼等が色々知りたい!
そこまで設定を作っているならもっと見せてくれー!!と叫ぶに至りました(涙、、)

表題は、バツイチ子連れ…

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