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渡海奈穂 三池ろむこ
茶鬼
ネタバレ
マンガ『カクゴをきめて』のスピンオフ。 といっても、あちらの主人公達の石上組ではなく、その敵対組織・極真会の息子とその守役の男の話。 マンガは今一つな感じでしたが、やはり小説、こちらのほうが断然面白い! 極真会長の妾腹の息子・真は、優等生だけど暴力的で問題を起こすような悪い奴。 大学では目立たないように、平凡なふりをしてるんですが、一歩外に出るとそれはもう、尖ったナイフというか騒動のネ…
寿たらこ
再開して発刊された6巻は、まるで第二部の始まりの様に、奥が深すぎるとしか言えない斑類のプライド世界のまた新たな一面を見せる始まりになっています! ああ~ん、身悶えしますよっーーーすでに次が知りたくて知りたくて悶えてます! 今回は志信と獅子と人魚のキメラというヴァルネラの先生と生徒としての関係。 一体何があったんだろう? 今まで姿を表わしていなかった斑目マキヲの父・国光も顔を見せて、その…
崎谷はるひ 今市子
面白かったーーー!! いつも崎谷作品ではとんでもない女性が多々登場するが、今作はこれまでにない最低最悪の救いどころのない超バカ女が登場するのです。 いつもだと、こんな女性を出してどうして=3などと憤慨したりもするのですが、今回の絡み具合は彼女ありきで主人公達がくっつくので、その最低加減も許せてしまう。 しかし、崎谷さんてここまでケチョンケチョンに女性を貶めるのが好きというか、上手いというか、…
琥狗ハヤテ
琥狗作品にしては珍しく現代モノがフューチャーされた一冊。 カプがどうして相手を好きになるかとか、その過程や具体的な事が描かれていないと、不発に終わったりする作品もあるけれど、自分には、これは、そこまで詳しく描きこまれていなくてもそれで納得でき、この関係が好きだーと思える作品でした。 ヤクザの栗原を狙ってナイフ一本で突っ込んで失敗するアオイ。 その場で捕えられ、はした金で請け負っていたのを…
川唯東子
もし、この3巻だけを単発で読んだ人がいたら、これにBL的関係が本当はあるんだとは思えないくらいに、谷崎と中居の関係がわからなくなってます。 以前からその傾向はありましたが、今巻では中居は食いしん坊度が増して、何かと谷崎の側にはいますが、便利屋さんみたいな扱いばかりで、2人の気持ちの寄り添いとか、ちょっとイイ雰囲気というのが見られなくてその点に少し物足りなさが。 レーベルがBLじゃないので匂い系…
岡田冴世
一作目でタチだったはずが城之内にネコにされて(?)社内カミングアウトもしてラブカップルになった、中年氷川と年下城之内の波瀾の巻♪ 前の巻で弟ラブが丸見えだったお兄ちゃんが2人の仲を引き裂こうと霍乱しますw 氷川ったら、チンにリボン巻かれてww お兄ちゃんのはちゃちな嫌がらせ程度で済んでよかったです。 やっかいな小舅ですわw そして次に登場してきたのが、城之内の隣人として氷川の大学…
池玲文
現代モノですが、タイムスリップが登場してファンタジー要素が。 最近の池さんの作品は、こうしたファンタジー要素が入ったものが多くそれによって世界が広がっているような気がします。 しかも長編だし、それだけ中身も濃くハラハラ・ドキドキ・ワクワクさせる要素も盛りだくさんで、登場人物の掘り下げもあって、もうこの一巻を読んだ時点で次の2巻が楽しみ♪♪ 高校生の涼は夏休み、母と離婚して一人暮らししてい…
大好きな本仁戻さんが定期連載以外で短編を描いたという、スランプに陥って、かなり苦しまれている様子をHPで伺っていましたので、是非これは見たい!と思いまして購入です。 ”プリズン”というお題通り、刑務所モノももちろんありますが、それは”囚われの身”であったり、出られない状態に押し込められたというものもありで、ズバリの刑務所モノは4作品でした。 ■本仁戻さん『黒のヴァルハラ』 耽美小説風、本…
秋山みち花 街子マドカ
花嫁モノ苦手でほとんど読んだことがないんです。 ある種アラブに似て、いきなり「お前は俺の花嫁だ(今回は婚約者)」とか言って女装させて強引に抱いてしまって、受けちゃんはだんだんと攻め様が好きになり、攻め様も受けちゃんによってトラウマなどを癒され、そして受けちゃんのピンチを王子様の様に救い、誤解が溶けてハッピーエンド? と思ったら、まんまそれを地でいく王道でびっくりしました@@! 後書きを読んで…
山田ユギ
今回のユギ作品は、読み終わって小説のようだな、とおぼろげに思う。 主人公が弁護士で、依頼人によって他人の人生に関わる。 他の弁護士ものの小説やマンガはそれが主人公達の事件に絡んできたりするものだったり、ただの弁護士だぞーって余り仕事をしてないものだったりするのだが、これは、依頼人の事情や人生も垣間見せて、その案件を通して弁護士の裏の過去や真実が見えてくるという構成。 こういうものは、ほんとう…