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如月静 石原理
茶鬼
ネタバレ
作者さん、初の単行本だそうで実質デビューになるのかな? カタギじゃない男×頑張るフリーター の組み合わせは、悪ぶっているけどイイ人が家族の為に頑張っている少年が放っておけなくてという展開。 少年が元気なんでラブコメに近い形に仕上がっておりました。 父親の商売が上手くいかなくなり借金が膨らみ夜逃げしようとするのですが、依頼された夜逃げ屋が受けてくれないということで、家族思いの少年・満は何と…
夜光花 香坂あきほ
今回の夜光さんの話にはイライラさせられてしまいました。 執着攻めに執着受け。 お互いに素直な気持ちを告げずに、表面だけを見て判断して、それでも互いに離れたくない為にあれやこれやして。 それは、それでとても面白いものだったと思うのです。 素直になれない受けにも攻めにも、焦れったい感も、快感でさえあるのですが、どうにも・・・ それは、過去のある時点・出来事に関して互いがこだわって(特に受…
綾乃あや
な、お約束設定。 眼鏡を取るとフェロモンだだもれちゃう受けちゃんv 普段はクールで優秀で、カチっとしているからこそそのギャップに萌える。 という展開はベタ。 潜入捜査に出て、薬を一服盛られちゃうのもベタ。 この表題と、中一編のシリアス展開モノはちょっと好きじゃない。 どちらかというと、この作家さんには「だもん!」シリーズのおバカップルコメディのほうが好きかもしれない。 本の半分以上は…
椎崎夕 佐々成美
キタキタキターーーーーー!!! オラオラオラ、、、の極地かもしれません♪ 登場人物全てがろくでもない人ばかりで、痛いを通り越えてもうド根性入った筋金入りのひとでなしで、酷いけれどそれが快感~v 甘さは一欠片もありません、まるでハバネロ喰わせられてる感じで、一切好きとか愛してるとかありませんからwww こういう作品、大好きです。 ちょい、興奮しましたよ☆☆☆ 妻の不貞、離婚、左遷、そ…
鷹丘モトナリ
この本の中のカプ、キーワードは「親友」でしたね。 親友だから言えない、だから思いっきり遠回りして、グルグルして、傷ついたり、疑ったり、 片やヤクザと医者、片や美容師と編集者、裏の世界と表の世界の違いはあれど、思い込みによるすれ違いは一緒。 パターンを変えてというテクニックを見せられたような二本でした。 組のイザコザで出たけが人を運んだモグリの医院にいたのが中学高校と宮本と一緒だった小泉…
ナナメグリ
エロもエチもない作品というのはよくあります。 キスすらないものもたまにあります。 しかし、この本には相手に「好き」と伝える言葉もありません。 決してツンデレというわけではなく、視線で、態度で、それを語り、『恋を語らない唇』まさにそのままの短編集でした。 『流星下で』これは失恋物語、でもバッドエンドではないのです。 いつも一夜限りの付き合いしかしてこなかった男が、ある男の秘めた一途な思…
麻生ミツ晃
これが二冊目かと思うほどに、独自の世界を確立している作家さんだな~と、ちょっとしんみり、だけどあったかい、そんな空気感が溢れた作品でした。 小説の挿絵を描いていること、それがストーリーの充実に役立ってもいるのかな?そんな活躍を感じさせる作家さんですよね。 ゲイの出会い系サイトで都市伝説化している書き込みで、待ち合わせの場所にやってきた剛毅と大学生の悠介の出会い。 辛い別れを経験して、もう…
バーバラ片桐 高座朗
実に微妙な、短いような長いような、軽めなのか重いのか、アホなのか賢いのか、あれもこれもどれも正に微妙? 今回は攻めの小柳がイイ男でヒーローすぎるんですよ。 スカっとしているっていえば結末スッキリなんですが。 なんて、わけがわからないこと書いてますが・・・ アサトは元総合商社勤めのエリートだったんですが、結婚詐欺に騙されて二千万の借金を背負わされホストクラブで働かされることに。 そこで…
綺月陣 羽根田実
オカマバー&ショーパブ「物の怪小町」を舞台にしたお話は、それはそれはエグいオカマが勢揃いして、お下劣を連発しお笑いのような顔をしているのに、実は男なのに男でない、女なのに女でない、そんな悲哀を多分に含んだオカマバーの人々の話にもなっている。 素直になれない主人公・京一がオカマの面々に助けられて自分に素直になるという大筋なのであるが、バーのメンバーみんなが主人公のようでもあり、こんな面白い話なのに…
BL作家・野々宮ユリカ先生(?)の萌え補充の為に行われる「美MENSパーティー」を誌面でやっちゃいました的本かな? しかし、メインは『その美メン、ヘタレにつき』のカプ那智と慶士のその後の話であるようです。 『ヘタレ~』がツボだった自分には、ちょっぴち待ち遠しい続編ではありましたが、一冊としての中身は・・・う~ん、、、 アンソロ的装いを出したい為か、挿絵の椎名咲月さんのイラストは表紙・ポス…