茶鬼さんのレビュー一覧

支配する指先 (新装版) コミック

東野裕 

病院プレイはお好きですか?

滅茶苦茶強引な年下俺様執着攻めが、トラウマ持ちの受けを強引に流して病院のそこらじゅうでエチしてしまう病院物エロです。
とはいうものの、ちゃんとストーリーはあるので安心を。

内科医の白石は、いつも視線を向けてくる研修医の津田が苦手で、できれば近寄りたくないのです。
というのも過去の汚点を思い出させるからです。
その汚点というのが、優等生の白石をやっかんだ同期が彼を手術室で乱暴するのをビデ…

1

制服のためのラブソング コミック

阿部あかね 

バンドを組んでる高校生の恋の行方

これってスーパービーボーイコミックですよね?
エロ濃いめのSBBCですが、、、エロが、エロが最後の最後1pだけ。
びっくりしました。
ですが、これはこれで萌えです!
少年達の気持ちの在り処と行方が、とってもキュンと胸をつかみます。

ギター&ボーカル:勝利→ギター:希
でもひょっとしたら希も勝利が好きだったかもしれないんですよね

ギター:希→ベース:愛
愛の家庭は複雑、彼は卒…

3

愛の言葉をうらがえし コミック

阿部あかね 

あけてびっくりたまてばこ

表題作と表紙のカプは全く別作品なのに、なしてこの題名?
正直書き下ろしの「愛だなんだというまえに」「ある日の日曜日」「泣かないで小鹿ちゃん」の3作がダントツ面白いのです。

「愛の言葉をうらがえし」は元同級生の恋人二人が違う道を歩むことですれ違いを感じ、それぞれ目線の”杏梨編””聡編”の二つを通して本さやに納まるお話です。
これは、何だか前振りのストーリーがありそうな唐突なお話でしたので、…

4

奪われることまるごと全部 コミック

阿部あかね 

DV美人とバカメガネは絶妙なカップリング

これが高校生なのか?な二人ですが、このカプ好みです。

浮気性のバカメガネこと鷹緒は巨乳好きですが、美長に巨乳が付いてればよかったのにね、残念てなところでしょうか。
DVでSだけど美長は鷹緒にぞっこんだから、飴と鞭でうまく飼いならしてる気がします。
鷹緒もそれに気が付いているでしょうが、すっかり甘えてしまってますよね。
どんなに巨乳がよくても、美長から離れられなくなってますもの。
バカ…

4

君を抱いて昼夜に恋す 小説

久我有加  麻々原絵里依 

時代物任侠は渋くていい味出てます

大正時代の任侠ものですが、時代の波に変化を強いられてなお昔ながらの博徒を主とする織間屋の客分と彫師の男のお話。
全編通して、大がかりな盛り上がりはありませんが訥々と渋さを携えた、苦み走った任侠ならではの良作だと思います。
また刺青の美も想像できてビジュアル面も膨らみました。

表紙を見て、渋い男前が彫師できれいなお兄ちゃんがヤクザかと思ったのですが、逆で美人が彫師で、イケメンがヤクザでした…

5

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

BL版ワンスアポンアタイムinバックトゥザフューチャー的な・・・

ハァァァ~悶えました。泣きました。
そうなんですよ、そうなんですよ、大人になって初めて知るあの青い未熟な時間。
いっぱしの大人になったつもりで、粋がっていたけど、今もあの頃と頭は変わっていないとは思っているけど、色々な知識をたずさえて着実に変化しているはずの現在からみれば過去は未熟なのです。
榎田さん、さすがです!もう最後の方涙が出て止まりませんでした。

周りがうっとうしくて、無関心、…

7

雫 花びら 林檎の香り コミック

川唯東子 

ひたすら前向きの受けが好きだー!

一目ぼれ、したことないけど好きです。ひたすら前向きな受け、好きです。ツンツンでちっともデレにならない攻めは・・・でもこれは好きです。
そのおかげで、大丈夫かい?と親身に心配してしまいたくなるほど、このお話は愛着が持てました。
川唯さんのマンガ好きです。

帰国子女で、何事もオープン(ただしカミングアウトはしてなさそう)で、お酒に全然ダメで、会社の7不思議といわれる榛名、彼の打算のない(若竹…

2

ビューティー&ゴースト 小説

海野幸  いさか十五郎 

お化けとは心中にある恋情かな(川柳風)

題名からして、お化けとできちゃう話で、そのお化けが美人なのかな?と連想してはいけません。
れっきとした人間同士のお話であります。
ただ、そのきっかけがとんでも設定だったりするのですが、読んだあとに「いいなぁ」とほのぼのと温かくしてくれる作品でした。

その一:佐藤清司は会社のストレス発散の為に週一回、公園に行っては子供に怪談話をして怖がらせる。そして、それが趣味だ。
その二:坂木康太はお…

3

息をするよりキスがしたい 小説

櫛野ゆい  石原理 

さわやか学園調なホストもの

犬のような攻めに犬のような受けに本物の犬も登場して犬づくしな印象を受けた一冊でした。
ホストものといえば、ドロドロした世界やヤのつく職業の方が関連してみたりと、あまり爽やかな印象はないのですが、これはまっとうな正統派なホストでした。
それも、やんちゃ少年のような受けと、攻めは敬語の王子様に、おばあちゃんが出てくるからかな?
本当、自分年寄りと子供に弱いです(オヨヨ、、)

人懐こさが売り…

2

心臓がふかく爆ぜている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

すっと頭に入ってこなくてまだ未消化かもしれません

目立ちたくないコンプレックスの塊の受け斎藤と、イケメンだけどその外見に似合わず無神経でおおざっぱな攻め降矢の紆余曲折物語。
本の厚みもありますが、今回は読むのにすごく時間がかかってしまいました。
それくらい、この二人の惹かれる点や近づいていく様子をじっと読みこまないと(いや読みこんでも)う~ん、、って頭をひねりながらになってしまったからかもしれません。

ロハス企業の仕掛け人「彩」の実の姿…

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