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木下けい子
茶鬼
ジレジレと第三章でいよいよ終わりを迎えたこの作品。 ここまできてもまだ焦れさせるのか! おい、リクロー!前の巻までの変態はどこへ行った? せっかく和久井が覚悟を決めて友達のボーダーラインを超える事を決めてくれたのに、 どうしても、後輩・加藤と寝たのが気にかかってそれで独占欲と嫉妬にまみれてヘタレてしまう。 お前、一体和久井の何を見てるんだ。 和久井の代わりにヘタレてグルグルするリクロー…
日向唯稀 高崎ぼすこ
ネタバレ
クロスの日向作品といえば、どれもこれもシリーズがすごくて(汗)これもそうなのか?とあらすじを見ましたら、全く新しい新作でした。 イラストが高崎ぼすこさんで何やら社内情事かセクハラか?な淫靡でシリアス調をイメージさせるものがあり、そんな話なのかと読みはじめましたらーーー。 やはり日向さんだった(爆!) 怒涛のポンポン進むジェットコースター展開。 若干天然入ったポジティブ受け。 セリフや会話…
名倉和希 夏目イサク
名倉作品といえば童貞とオヤジ、と勝手にイメージしているのですが(笑)今回は童貞男子でした(ただし受)♪ しかもプロボウラーを目指す男子で、師匠にセクハラされて怒りと嫌悪感で逃げ出し実家へもどってくるという設定。 しかし、要点は童貞男子ではありませんでした。 プロボウラーを目指し、寂れて親会社にも見放されて売却閉鎖されそうな、自分を育ててくれた地元のボウリング場を盛りたてたいと願う主人公の希望…
椎崎夕 穂波ゆきね
血のつながらない兄弟が、互いのブラコンの質と方向は違えど、若干兄の執着が勝る形で恋人関係になった義兄弟モノの続編。 1作目のデキあがるその「気持ち」というものに疑問を抱いて評価は低めとなりましたが、続編ともなるとそれが確固たるものになる過程を描くので、そういった意味での不満足感はありません。 椎崎さんらしい(?)と思える地に足のついた堅実な設定と展開だけに、やはり派手さはなく、あっと驚くものも…
田知花千夏 緒田涼歌
ケモミミモフモフ、しかも表紙は多分攻め2×受け1と見た!3Pですか!? いや、このレーベルはビープリだ。 しかもデビュー作品からちょっと自分の趣味的にはずしてきている作家さんだし。 しかし好奇心が勝ちました。 作者さん初挑戦というファンタジー人外モノだそうです。 しかして、結末に至るに・・・がっくり・・・やはりそうだったか~ 期待した自分が悪かったのです(泣) 両親の海外赴任に付…
花房マミ 黄一
読んでいて、あれ?これってビープリだったっけ?と思わずひっくり返してレーベル確認をしてしまったほどにかわいらしいお話でした! でもやっぱりビープリよりはひねってあるというか、読み応えがある(スマン!ビープリ) ということで、作者さんの初単行本。 声だけで孕むエロボイスと言われる、熱狂的ストーカーまがいのファンがついて困っている容姿も伴う王子のようなアイドル声優から、ファン撃退の為にひと夏でい…
いとう由貴 門地かおり
「たとえ~」シリーズ3作目の新装文庫版の主人公はフィッツウォルター家三男のエドワードが主人公。 旧版に新たな書下ろしが1本ついていますが、本編中がずっとエロエロ展開だっただけに、ちょっとは違う風味でラブ甘を見せてくれるかと思ったら、やっぱりエロエロだった。エロ担当カプです。(笑) この作品、1~3作目まで多少波はあるものの(1作目の超痛いが一番好き)、舞台がイギリスで、身分があり、パブリックス…
高城リョウ
「不思議の国シリーズ」の世界がリンクしている関連作品。 軍服好きとしては、一冊まるごと軍服♪ということでCielですが手に取った作品。 結構キレイな絵を描かれる作家さんなので絵柄は好きです。 ・・・が、読み終わって”あ~何か少女漫画を読んだ!って気分になった(!?)”という一冊になりました。やっぱりCielだった(笑) 主人公達がキラッキラ☆お話的には王道で、ベタすぎるほどに展開していくか…
榎田尤利 藤たまき
この一番新しい榎田尤利作品集の作品コンビネーションは今までで一番両極端をいってしまった組み合わせかもしれません。 片や青春の悩み苦しみを通してのびやかに成長していく姿を音大を舞台に描いた【Largo】と、 片や愛する人に触れてもらえない苦しみと、触れられない苦しみがすれ違い痛い展開を見せる表題【明日が世界の終わりでも】と 同じ榎田作品でも、読者の好みと評価が極端に別れる作品が詰め合わせされて…
小野塚カホリ
旧版の「美少年」と「美剣士」を同時に収録した文庫版です。 本編レビューはそれぞれの作品に入れてあるのであまり触れないかもしれません。 まず本としてですが、それぞれの単行本の時は大きさもあり、その作品のインパクトがとても強烈で自分はそれぞれに「神」評価をしました。 全く同じ作品ですから本来なら「神」と同じ評価をしたいところですが、文庫となってうれしいとか、そういったものはやはりないのです。…