Krovopizza![]()
子育てモノ、リバ、オネエ同士…と大変バラエティに富んだ作品集。
個人的には表題作より同時収録作二篇の方が好みでした。
■表題作
男手一つで子どもを育てるリーマン同士がご近所さんになり…という話。
ラブ展開的には、酔って甘えられてムラムラしちゃったり、お互い意地を張って女性を部屋に連れ込んだり…と、ライトめでコミカルな内容です。
この話で最も印象的だったのは「子ども」。
泣き喚い…
SFチックなお話から日常系ラブコメまで、なかなかバラエティに富んだ作品集。
特に爆笑があったり、オチが冴えていたり…ということはないのですが、独特のほのぼのシュールな世界観に何とも言えない魅力があります。
■表題作
人工知能を持つ人形のメンテナンス(清掃)の仕事をするススムとモドル。
ススムの正体は実は…という展開自体はありがちですが、静かな世界観に何とも言えない哀愁があり、独特の余韻…
あらすじ:
ゲイビデオ制作会社に就職した譲(受け)は、恋愛経験なしの童貞。
社長の新開(攻め)の下、良いゲイビを作るため勉強の日々を送るが…
海野さんと言えば、カチッとしたお仕事モノを書かれる作家さんというイメージでしたが、その舞台がゲイビ制作会社というだけでここまで面白くなるとは!
企画から撮影までの仕事描写が大変詳細で、大真面目に仕事に取り組む男たちの姿がコミカルかつカッコよく描か…
老舗のオーセンティック・バーを舞台に繰り広げられる3組のカップルの物語。
お洒落で、コミカルで、ほんのり切なくて…と、青山さん作品の魅力がふんだんに詰まった一冊です。
あるカップルの話の中に、他のカップル(出来上がる前)のエピソードが入っていたり、
既に出来上がったカップルが、他のカップルの話に登場して茶々を入れたり…と、
それぞれの話が繋がった群像劇としても楽しめます。
■火村…
「素晴らしく上質なおじさん受」とのキャッチコピーに惹かれ手に取ってみた本作。
弓道の師弟という設定と黒娜さかきさんの渋みある絵柄が大変良くマッチした一冊です。
攻めとなる弓(きゅう)は、ゲイの会社員。
自分を男手一つで育ててくれた父の死後、寂しさを紛らわすように男遊びを繰り返しています。
そんな彼を心配して度々訪ねてくるのが、父の親友でマンションの真下に住む会社員・秀島(受け)。
弓…
近代中国風の世界を舞台とした作品。
鳥舟あやさん独特の、臭気を放つようなねっとりした性描写が物語の舞台によく合っており、今回はそれほど不快な気持ちにならず読むことが出来ました。
残虐な描写が多いですが、それも近代中国を思わせる激動の時代という設定にリアリティを与えており、効果的だったと思います。
ある奴隷(受け)が城主のイェセカ(攻め)に買われ、シツァという名を与えられるところから始まる…
表紙の眼鏡の男性が受け。
年上襲い受けは数あれど、攻めより長身で、いかにもデキる男風なイケメンがプライベートではド変態…というパターンはなかなか珍しいのではないかと思います。
攻めとなる七歩(しちほ)は、漫画家志望の青年。
青年誌に原稿を持ち込み、採用こそ逃しますが、そこの編集者のツテで他社を紹介してもらうことに。
紹介されたのは成年向けエロ漫画の出版社。
担当編集の栢山(かやま)は…
タイトル通り、ひきこもりの攻めを男前受けが引きずり出す話。
後半のシリアス展開に意外性があり楽しめます。
あらすじ:
ひきこもりの元検事・英輔(攻め・33歳)の自宅のドアを蹴破り乗り込んできたのは、小学校時代の同級生・悠真(受け)。
ひきこもりを更生させる仕事をしており、英輔の母に頼まれ訪ねてきた悠真。
初恋相手の悠真に逆らえない英輔は、彼にどやされるがまま、規則正しい生活を送ること…
