total review:259543today:13
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
9/9(合計:84件)
夜光花 奈良千春
渋茶
ネタバレ
3巻の終わり方から、続きにあたる最初の部分だけは悲壮感が漂っていたものの、それ以上引きずる事はなくてほっとした。 4巻では薔薇騎士団内の内部関係が中心。 啓もレヴィンも戻ってきて、元々信じあっていた仲間内の団結が更に強くなり、ラウルの救出から復帰、あと啓自身に薔薇騎士団に戻る気はなくとも、周りが復帰を切望しているくだりに、敢えて年月を経過する必要はあったのだなと納得。 再び仲間が揃った状…
二人とも好きだからもうどちらとも何もしない、と啓が心に決めたのも空しいことに、冒頭からあっけなく周りに恋愛騒動がばれちゃってます… 特に文也に関しては、育ての親馬鹿っぷりを垣間見れたのはいいけれど、18年も頑張って女の子との交際を厳しく律してきた苦労を呆気なく吹っ飛ばされてさぞかしトホホなことだろうと… 三角関係のほうは、今まで18年見守ってきたレヴィンが優勢っぽかったところにラウルがいい…
1巻で顔見せしていた薔薇騎士団のメンバーそれぞれの個性が際立ってきて、他にもキャラクターが一気に登場した巻。 既に話に引き込まれている状態だから、登場人物が増えても気にならない、むしろ続きに飢えている位。 あと、総受けとか、周りに狙われるってシチュエーションが好きなので<不死者>に狙われる状況や、薔薇騎士と守護者は無条件で惹かれ合うということに納得出来ないまま三角関係に突入なん…
主人公の秘密、特殊能力、秘密結社、って設定が大好きなうえに、しょっぱなから事件に巻き込まれ、謎の男に守られ、試練にぶち当たり、生い立ちの謎が出てきたりと、もう自分の大好物要素がてんこ盛りで嬉し過ぎる!! それが2段組で文章ぎっしりだなんて、読み応えがありそうでこれから全6巻読むのにワクワクする。 実際1冊読んだだけでも話の密度が濃いと感じた。 それでまた、再度何ヶ所かの要所をじっくり読み直し…