渋茶さんのレビュー一覧

愛犬調教 小説

宮緒葵  兼守美行 

犬神の○○○度と霊力は比例している?

つい最近『愛犬志願』を読んだばかりなのにもう続編が読めるって、私的になんてタイミングがいいんだ…。
何せこの話に出てくる犬神達がみんな個性的で面白い。
ちなみに表紙の江雪×篝の足下で取っ組み合っている二匹のブサ犬神もしっかり活躍しております。

前回より、もう一人の禍神・江雪が神支那本家の呪縛から解放された為に、再び最強の犬神を取り戻さんと内部争いが勃発した所からのスタート。

今回の…

4

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

禍神の威厳台無し(笑)

本当は、レビューを先に読むと『変態へんたいヘンタイ…』って刷り込まれてしまうので
(いや、まさにその通りだったけれど、笑)
もし可能なら地雷が無くて何でもOKって人は先入観なしにぶっつけで読んで安綱の強烈さに痺れてみるのをお薦め。

宮緒さんの小説は今回が初読みだけど、癖の強そうな既刊の中でもこちらを選んで大正解だった。
噂に聞いていた『胎内』に『孕む』って官能的な言い回しも充分に堪能し…

5

誘惑者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

和輝の目を通しての異国の情景に圧巻

ロッセリーニ家三兄弟の話『守護者』に登場した和輝が主役のスピンオフ。

『守護者』の時はルカに対しての面倒見が良かったので、世話好きそうなイメージからよくある年下攻めかと思っていたら、この話では受けと知り、何とも私好みで嬉しい限り。
もうこれだけで満足度が高いかも(笑)。

和輝のお相手となるアシュラフ王子はアラブ攻めでありながらも、インテリっぽい雰囲気で知的な第一印象。
蓮川さんの挿…

6

美獣とケダモノ 小説

中原一也  國沢智 

愛欲一直線な猪突猛進っぷりが潔い

『媚薬のキキメ』は攻め・男鹿視点、『獣のススメ』は受け・阿立視点の濃厚めの甘々エロ。

渋い男前な見た目と違い、年下美人の幼馴染み・阿立になかなか手を出せずにいかがわしい妄想を溜め込んでいるヘタレ男・男鹿がひょんな事から怪しげな媚薬を入手。

その媚薬を使って溜まっていた妄想を思いっきり満喫できるチャンス!!と、思いっきり乱用するのかと思いきや、常に常識と罪悪感がブレーキをかけて悩む姿が妙…

3

抱かれたい男(表題作 飯島さんの×××) コミック

神室晶  高緒拾 

飯島課長なら許す!!

「イケナイ男」、「ランブル・ラッシュ」と飯島課長を追ってきて、ついにここまでたどり着いてしまった…

飯島課長っていうのは、見た目ナイスミドルなのに、日常で出会った美青年に対して頭の中でエロ妄想を描いている危ないんだか、夢を求めているんだかなおじさま。

いや~、さすが飯島課長、どの妄想もエロくて色っぽいですね~。

でも、現実は妄想と違って甘くないっすね…。
行く先々で好みの美青年…

2

超マニアックに愛して コミック

東野裕 

濃厚な妄想に追い付くべく、エロさ数段パワーアップ!!

めでたく佐倉とラブラブで充実した日々を過ごす森田。

しかし、元々森田にとっての佐倉好き=妄想は切っても切り離せないが為に、彼の頭の中は佐倉の一挙一動で妄想が膨らみまくって大変な事に(笑)。
結果、脱オタクで頑張ったのに無理が効かずにリバウンドしちゃった。
(なんかダイエットの失敗みたいなものだなぁ…)

オタク・リバウンドの原因は、佐倉のほうが森田の妄想魂に大いに理解を示しちゃったか…

4

タクミくんシリーズ 花散る夜にきみを想えば 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

June Prideから一年

前回「jealousy」の矢倉くん×八津くんの続きにあたる表題作の「花散る夜に~」は、このシリーズの王道パターン、脇キャラの片想いのすれ違い。
ギイが同級生の恋愛沙汰に聡いのは相変わらずだが、矢倉の勘もなかなかのもの。
ギイが祠堂入学時から託生に片想いしていた事を見抜いているしね。
3年生編からの登場だけど、結構存在感があるかな。

それと今回の神評価はなんといっても3年生編で一番好きな…

2

タクミくんシリーズ そして春風にささやいて 小説

ごとうしのぶ  おおや和美 

シリーズ最初の巻にして最も重要な1冊

山奥の全寮制男子校を舞台に、2年生に進級して人間接触嫌悪症な託生くんが学院一の有名人ギイくんと寮の部屋が一緒になったことから…と、長寿シリーズの最初の巻にして最も重要な1冊。
託生くんのターニングポイントとなった2年生編・4月から6月まで。
そういえばこれってトラウマ克服ものの元祖かも知れないなぁ…

実は私はこの1冊目をリアルタイムで小説Juneの連載で読んでいた世代。
現在のBLは腐…

5

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

薔薇騎士団の皆、また会う日まで…

最初の感想で「単なる吸血鬼ものとして縛るのは勿体ない」と書いたけれど、改めてきちんと考えてみた。
最初はゾンビ色が強かったものの、話が進む中で「血」がキーワードになっているとはいえ、「吸血鬼」というよりもだんだん「不死」が焦点になってきた感じだった。

何はともあれ自分の大好きな要素が詰まった全6巻、じっくり読むつもりだったのにあっという間に読んでしまった。
不死者、能力者、薔薇騎士団誕生…

6

薔薇の守護 小説

夜光花  奈良千春 

不死者との攻防戦の中で

全巻通してパワーダウンする事なくいいペースで進んでいる5巻目。
今回は不死者との攻防戦をがっつり読めた中で、他の守護者のマリオ、ランスロットにも注目な巻。

今更な説明だけど啓に対して行動や愛情表現が熱いのがラウル、口説きが熱いのがレヴィン、お互い派手に衝突していたのにいろいろあった末に意気投合していく攻めさん同士なのがいい。
性格も正反対なはずなのに気が合いすぎて笑えるし。
ここに新し…

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