• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作薔薇の奪還

レヴィン・バーレイ,元守護者の不死者/ラウル・リベラーニ,守護者
相馬啓,21歳,元薔薇騎士

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

不死者の血を引く者として、薔薇騎士でありながら薔薇騎士団から追われる身となった啓。ずっと啓を見守ってきた守護者であるレヴィンは啓の血によって死にも似た眠りにつき、もうひとりの守護者であるラウルは啓を救うために、宿敵アダムの手に落ちていた。誰が本当の味方なのかさえわからないなか、ふたりの守護者を思い、ときに孤独に囚われる啓だったが…… 薔薇騎士と守護者、離れることのできない運命が再び動き始める!?

(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇の奪還
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
薔薇の刻印
発売日
ISBN
9784813012382
4.5

(91)

(64)

萌々

(17)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
413
評価数
91
平均
4.5 / 5
神率
70.3%

レビュー投稿数9

神シリーズの4巻


や、や、や…!

どうなっちゃうの!?で終わった後の続刊、なんとなんと3年後のお話からでした。
この巻もスリル満点、終始興奮が収まりませんでした…!

タイトルに「奪還」とあるように、ラウルの奪還、そして総帥の座の奪還のための闘い、アクションシーン満載でもうワクワクドキドキが止まらず。
個人的にはワンコのサンダーが戦闘で大活躍してて嬉しい♡さりげなく、好きなキャラ?です笑

ついにこの巻では圭とレヴィン、ラウルの3人でセッッになだれ込んじゃいましたね。。喧嘩みたいな愛のない争いセッッなのはちょっと残念なような気がするけど、そしてもうそろそろ1人に決めてくれないと読んでるこっちが焦ったくもあるんですけれど、やー…官能的だわ。。萌えました。。

夜光花先生の頭の中は一体どうなっていらっしゃるのか。

すごいわー、とため息ばかりの圧巻の一冊でした◎

0

薔薇シリーズ4作目

4作目の「奪還」。
ニセ薔薇騎士のルイスが総帥になってしまい、啓は行方不明、ラウルも行方不明、レヴィンは昏睡状態。
…の2年7ヶ月。
どうなっちゃうの?と思いきやの楽しげな「啓」登場。
その不在の間の母・マリア、祖父スティーブン、先祖で不死者のアデラが新たに登場し、いよいよ啓の能力の強化的な展開に…
なるんだけど。
この巻の前半はちょっと啓の苦悩が足りない気がして。
自分は生きてるし。
アデラという「先視者」がいて。
屋敷の地下のカタコンベ。秘密の部屋をめぐる旅。
啓はそれで成長できるでしょうよ。
でもラウルは?
ラウルの苦悩は厳しすぎる…
レヴィン推しの私にもこのラウルは余りにも。
不死者のレヴィンは何か理解する所があるのか、ラウルに啓の血を飲ませる。
そして、これまではレヴィンx啓、ラウルx啓、とトライアングルながらも3Pは無かった3人だけど、ここで完全スリーサムの濡れ場があります。
それも、攻め2人が受けを愛するという図式ではなく、攻め2人の戦闘の具としてひとりの啓が用いられた…とでも言うような。
3人でのセックスではなくてあくまでレヴィンとラウルの闘い。のような。

総じて空白の約3年間があって…というこの巻は、現象としては中弛み?
ただし、カタコンベにある「部屋」の存在が明らかになる、そしてそこを体験することで啓が強くなる、という巻。ですかね。
ラストは、ルイスが退場〜でホッとしつつも、アダムの不適な笑みでまだまだ脅威は去らない!という所ですね。

0

この巻でレヴィン推しだった私がラウル推しに…


読み終わった感想は「9割、辛かった…」でした。

「薔薇の陰謀」のラストで啓は逃亡、ラウルは捕まり、レヴィンは昏睡というドキドキハラハラしたまま終わった前巻。

四巻目となる今回は、いきなり2年と7ヶ月後。
一巻分飛ばしてしまったのかと最初はさすがに戸惑いました(笑)

前半は逃亡した二人の行方は分からないまま、薔薇騎士団のメンバーが主軸となって物語が進みます。
そして中盤に差し掛かるあたりで、やっと啓の番に…。
空白の3年に何があったのか、啓視点で始まります。

この啓の修行がまるで少年漫画…。
ですが、さすが夜光花先生。
小説を読んでいるはずなのに描写がとても分かりやすいので、まるでアニメを見ている気分でした。
なので前半はBLっぽさは少なめ。

実は最初は横からヒョッと出のラウルより、小さい頃からずっと見守ってくれたレヴィンの方がいいよな~と思っていたのですが、今回の件で一層ラウルが好きになりました。

だってラウルがすごく辛い。
でも最後は本当に…本当に良かったと安堵しました。
ラウルを引き立たせるには、この巻は絶対に必要だったのだと改めて思いました。

こんなにも感情が揺さぶられる本は、なかなか出会えないです。

0

可哀想過ぎて激凹み

うーーー!
この巻はめっちゃキツかった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
途中まで萌えがなさすぎて辛かったよ〜

ラウルの状況が辛過ぎて泣けたし、ケイに対する態度には憤りを感じてしまいました。
不死者になっちゃうの?ってドキドキしましたが、終わってみれば元の状況に。
ラウルが戻ったときには、安心し過ぎて泣けました。

そして、ルイスはついに不死者になった?
次巻激闘ですかね?
なんかザコ感あるんだけど、どうなるのかな?

薔薇騎士団のいつメンは誰も死なないで欲しい。
いよいよ佳境だと思うと、寂しさすら感じてしまいます。

0

奪還

「奪還」ってラウルのことだったのですね
今巻はラウルが痛そう&辛そうな1冊でした・・・。
まさか3年の間、縛られてるとは・・・。
放置プレイ(?)も長すぎです!
ああ・・ラウルがミイラに・・・(泣)
奪還したあとも血を吸われた後遺症から半死人のラウル。境目を行ったり来たり。
死人からの生還のきっかけが主人公の血を吸うことでしたが、そこでとうとう3P\(◎o◎)/!
いえ、分かってて読み進めていった作品ではありますがやっぱり「きゃーー」でした。
初挑戦です。3p
いろいろ伏線あっての3人プレイですので王道純愛展開好きな私でも面白く読むことが出来ました。
個人的にレヴィンが好きです。
でもラウルも憎めません。
続巻早く読まねば!!

1

三年ぶりの再会

前作から三年後。21才の啓。サンネンモ皆に会わず、何をしていたのかというと、なんと修行。ドラゴンボールかっ、とツッコミを入れてしまった。

それはさておき、レヴィンが起きたと知って、とても嬉しかった。しかもレヴィンに体温が。身体は不死者のままだけど、以前に比べて融通が利くようになったレヴィンにびっくり。

そのおかけで、今回啓とレヴィンとラウルが三人で!!いやあびっくり。三人いるから、そういうこともありかとは思っていたんたけど、いかんせん、レヴィンとラウルの仲が悪いからそれはないかと諦めていたのに。いやあ嬉しかった。救出直後のラウルが別人みたいで、啓に近づいてくれないからすごく悲しかったけれど、啓の血を飲んで元に戻った彼は、いつものラウルになってて、泣けるほど嬉しかった。やはり、ラウルはそうじゃないといけない。
私、だいぶラウルよりになってきてるなあ。

1

薔薇騎士団内の戸惑い

3巻の終わり方から、続きにあたる最初の部分だけは悲壮感が漂っていたものの、それ以上引きずる事はなくてほっとした。

4巻では薔薇騎士団内の内部関係が中心。
啓もレヴィンも戻ってきて、元々信じあっていた仲間内の団結が更に強くなり、ラウルの救出から復帰、あと啓自身に薔薇騎士団に戻る気はなくとも、周りが復帰を切望しているくだりに、敢えて年月を経過する必要はあったのだなと納得。
再び仲間が揃った状態でルイスに殴りこみをかける終盤は痛快。

あと、今回揃って登場したクロフォード家の面々がみんな個性豊かで素敵。
照れ隠しを憎まれ口で隠すスティーブに、<不死者>というより仙人っぽいアデラに、周りに絶対に薄幸美人扱いされないマリア、おまけにアダムまでも孫に対してゆがんだ愛情を垣間見せているしね…

1

薔薇騎士団崩壊の危機!?

色々と見逃せない展開の数々にときめく第4巻です。
薔薇騎士団自体がとんでもない事になっています。
いや~ルイス君は完全な悪者キャラですね。
全然同情の余地なし(笑)気持ちいいくらい悪役に徹しております。

そしてついに、レヴィン+ラウル×啓の3P展開キター!!
いつか来るだろうとは思っていましたが、そういう展開できましたか。
二人の守護者が敵対していた時もそれはそれで萌えましたが、
レヴィンとラウルの間に信頼関係が芽生えはじめたこの関係もいいですね。

それにしてもエミリーと啓の体外受精の話はこういう組織って本当にやりそうだなぁと思ったり。
エミリーはもちろん啓のことが大好きだから、もうあれだな。
エミリーも混ぜてあげたらいいと思うんだ。←

ところでアシュレイの恋心が笑える…w
ほんっとこのキャラいい!!アシュレイ一推しです!

あとランスロットって名前にどうしても反応してしまう。
キャラの名前まで美味しいとかどうなのよ。

4

またまた目が離せない!

陰謀で薔薇騎士団が危機に陥り、すごく話が動いてドキワクしたのもつい最近だと思っていたのに、もう次が出て非常に嬉しー♪
騎士団を追われた啓はどうなっちゃうの?
捉えられて拷問にかけられていたラウルはどうなちゃうの?
啓の血を飲んで眠りに入っていしまったレヴインは?
啓を失った騎士団は?
他にも色々なワクワクが、今回また新たな登場人物の絡みも入り、色々な謎が明かされます!
ちょっとスぺクタクルアクション映画を見た後みたいにドキドキですv

啓が姿を消して3年後。
啓を陥れて総帥の座に着いたルイスの暴挙は、正しい人々を窮地に陥れていました。
啓を心から信じるいつものメンバーがルイスの策略で出かけた島で成長した啓と再会しました!!
啓はあれだけ色々と苦労して悲しい目にあったのに、明るさを失わず、そして強くなって登場しました!
啓のおじいちゃん、ツンデレだったのねw
お母さんのマリアはちょっと暗い人だけど、レヴィンを憎んでいて、レヴィンもマリアを悪く言っているところを見ると、あれはエリックを巡る嫉妬よね~wなんて思えます。
そして、アンデッドとなりながら生きながらえて、啓の指導をしてくれるおばあちゃん!おもわずピナコばあちゃんかと思いましたww
色々な面白いシーンは明かさないことにして、啓が戻った事によりラウルの奪還からはじまり、ルイスへのクーデターともう息をつかせぬ勢いで盛り返していく様は目が離せません!

奪還できたラウルでしたが、あの破天荒に明るいイタリア男が影を潜めている姿に、彼の不安にえっ、えっ、一体!?と・・・
そして何よりも注目が3P!!
レヴィンとラウルは絶対的にライバルだし、互いに独占欲も執着もすさまじいものなので、絶対にないだろうとは思ってましたが・・・(ネタバレすみません)
でも、それはラウルにとって必要だったんですね!

他、萌えどころとしては、エプロンをしてケーキを作った雄心v
世話焼き心配性のお母ちゃん性質のアシュレイv←驚愕と怒りで失神してました(爆)
そして、サンダーも元気で一杯活躍してました!!

この4巻目のエンディング、、、何やら不気味です。
また一人人質になっているような?それはひょっとして??
総帥になったばかりの頃の啓と違い3年経って大人になった彼は、一体何が目的でどうしたいのか、真剣に悩んで考えて、人々の意見にも耳を貸せるようになったとても大きな成長を見せたと思います。
啓が戻ったことで結束が固くなった騎士団でどうやってアダムに挑んでいくんでしょうか?
アダムはただただ不気味です。
彼の目的はただ一つ、啓が欲しい。
わがままでやんちゃな子供のような、ただそれだけの為にこんな事になるなんて。。
まだ次は最終巻ではないみたい。
一体どんなドキドキワクワクがまっているんでしょうか?
神評価は全巻終わったところで・・・待ってます!次も待ってますよ!!

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP