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谷崎泉 麻生海
ココナッツ
ネタバレ
警察物シリーズの一冊目。 リンクスで谷崎さんはハード系の続き物を今までも書かれていますので、お馴染みですね。 四冊予定ということで今までの物より少し多いですし、二段組で読み応えバッチリです。 谷崎さんの作品は他にも待っているシリーズがあるので複雑な心境ではありますが、これも面白い! 『真音』などがお好きだった方にはオススメですし、普段谷崎さんの作品に手を出されていない方で警察・丸ヤ物がお好…
SHOOWA
SHOOWAさんの作品は作家買いです。 表紙が色鮮やかなことの多いSHOOWAさんですが、今回は大人しめで手にとりやすいですね。 5編収録です。 表題作の『月影』は切ない! 廓のお話ですが、うひー、わたしヘタレなのでこういう悲恋は苦手なのです。 時々、SHOOWAさんはこの手の描かれますが、ジーンと心に染みますが悲しくなってしまうー。 『ホモ連戦隊〜』は、異星物組織なのに有限会…
谷崎泉 陸裕千景子
『ドロシーの指輪』の四冊目です。 今回は最初に人物相関図と説明がありますよ! ちょっとビックリ! BLでこういうページを見たのは初めてです。 攻めは若い頃、絵画の贋作をパリで描いていた緒方。 今は足を洗い、亡くなった父親と祖父の残した骨董屋に戻っています。 とある件で知り合った三本木を愛しています。 受けの三本木は、外見の美しさとは真逆で間の抜けた、しかも超絶ドケチの銀行…
杉原理生 葛西リカコ
表紙イラストがひじょうに魅力的です。 今までの杉原さんの作品とはちょっとイメージが違いますが、新鮮でした。 『恋の棘』は攻め視点、表題作であり後に収録されている『恋を綴るひと』は受け視点です。 攻めの蓮見は、和久井とは大学時代からの友人。 整った容貌を持ちながら面倒見が良いために、なぜか貧乏くじを引くタイプ。 受けの和久井は華奢な印象はあるものの、身長も高く涼やかな美形。 …
谷崎泉 シバタフミアキ
相変わらず谷崎さんの作品は面白い! こちら、とにかく表紙がマッチョなので書店ではちょっと恥ずかしい(服着用ではありますが)かもしれませんが、オススメです。 攻めの威士は、日本最大規模・興津組本家金庫番として有名な男の一人息子。 少年院出で、頭で考えるよりも体が先に動くタイプ。 受けの凪は、西洋史専攻の大学生。 おっとりとした様子は、名は体を表すを地でいく青年。 病床の母親の…
凪良ゆう 葛西リカコ
凪良さんのシリアスタッチの作品は初読みです。 でも、すっごい良かった! はー、もっとはやく読めば良かったー。 加瀬はチンピラなみに目つきの悪い28歳。 これでも受け。 スーパーネガティブ男で、コミュニケーション能力がマイナス値。 攻めの阿木はパン屋のオーナーで38歳。 ヤクザと言ってもいい強面ながら、愛想も面倒見も良い。 実はもとホンモノの方。 主な登場人物は…
夜光花 奈良千春
『薔薇シリーズ』の一作目。 夜光さんの作品は、おおまかに分けるとサスペンス風か異形系かという感じかと思うのですが、こちらは異形系。 二段組で読み応えバッチリです! 主人公は高校生の啓。 まあ、受けではありますがまだそういう展開ではありません。 第一巻ということで、世界観へ読者を浸からせる感じです。 この啓ですが、たびたび不可解な夢を見ています。 高校の講師と良く似た男、そして…
高遠琉加 高階佑
『神様も知らない』の最終巻です。 この巻も途中途中で過去へと戻ります。 その時、佐季と司は22歳。 前巻で、13歳の時に佐季と司は大きな秘密を共有しました。 が、それと同等の秘密をさらに22歳でも抱えることになりました。 いったいふたりの行く末はどうなってしまうのだろうと、先が気になる作りになっています。 エキセントリックな人物や事件の多い中、この三部作を通して良心として登…
かわい有美子 南田チュン
前巻、かなり読み応えのあった『いとし、いとしという心』の二巻です。 といっても、前巻でなんとなくふたりは心を通い合わせておりますので、この巻の方が重さは少ないかな。 前半の『ユキウサギ』では、攻めの千秋も受けの侑央も高校生。 千秋が侑央への叶わぬ想いを封じ込めるために、東京へ出て行くまでのお話です。 相変わらず千秋が切ない。 いわゆるヤンデレのようなタイプは苦手なのです。 …
谷崎泉 奈良千春
谷崎さんの本を、キチンと読むのは始めてだったと思います。 ひゃー、びっくり!というのが感想でしょうか。 確かにBL、でも内容はBLの枠から飛び出して空中で一回転してる感じです。 でも、読んでいて救いがあったのは、攻め二人がどんな形であれ受けを愛しいと思っていたからかな。 受けの橘田は優しげな容貌でありながら、子供の頃の母の死をきっかけに笑顔を見せることはなくなりました。 現在は警…