はるぽんさんのレビュー一覧

片思い×片思い コミック

上田にく 

高校生カプと大学生カプ

高校生の攻めは、よそのクラスの受けに突然「友達になってほしい」と言われます。断る理由もないのでオーケーし、友達付き合いが始まるのですが、なぜ友達になってと言われた? もしかして俺のことを好きだから? と意識するように。
でも受けが好きなのは、攻めではなく攻めの姉だった、というお話です。

将を射んとすればまず馬から、で攻めと友達になろうとした受け…の時点であまり萌えられなかったです。攻め…

4

好きだからキスしたの? コミック

木下けい子 

うーん…

『キスも知らないくせに』という作品の続編だそうです。
続きものだと知らずに購入したのですが、前作を読んでなくても訳がわからない箇所などはなかったです。でもやっぱりキャラクターの性格や設定、どの程度進展している仲なのかなどをいちいち推測しながら読まないといけないし、キャラクターに対する思い入れが少ないので萌えは少なくなるかな、と思います。
ちなみに、続編でタイトルを変更する場合は、あらすじに「〇…

5

宮廷愛人 コミコミスタジオ購入特典小冊子 特典

甘々なボーナストラック

本編終了後、ミハイの故郷へ向かうことになったミハイとフェレンツ。
途中立ち寄った村は収穫祭の真っ最中でした。2人で祭を眺めながら収穫されたワインを飲んでいたのですが、ミハイがちょっと席を離れた好きに、2人の村娘が美貌のフェレンツに近寄ってきます。

かつては相手を選ばずやりまくっていたフェレンツも、今ではミハイ一筋なので、相手になる選択肢はありません。邪険にならない程度に2人の少女をあしらっ…

0

宮廷愛人 小説

かわい恋  笠井あゆみ 

表紙がとんでもない

小国の貴族の息子のミハイ(受け)は、国王に見初められ、国王専属の歌い手となる。残虐な王に怯えて暮らす日々の中、ミハイは宮廷でフェレンツ(攻め)という美貌の佳人に出会う。彼は宮廷愛人という役目を与えられた、宮廷に囚われた存在だった。素朴で純真なミハイを気に入ったフェレンツと仲良くなるが、ある夜薬を盛られて抱かれてしまい…。


耽美というか意欲作というか、何とも異色な作品でした。
まず攻めが…

3

幸せならいいじゃない 小説

久我有加  おおや和美 

男子大学生と脚本家

脚本家の34歳バイが、コンビニでバイトをしているイケメン男子大学生と仲良くなる話です。
どちらが受けるか攻めるかはエッチシーンまでわからない書き方になっています。こちらの情報登録にも受け攻め情報は入っていますが、もし知りたくない方はレビューをお読みにならないようご注意ください。


さて、34歳脚本家と20歳の大学生の、歳の差ラブラブ甘々ストーリーです。
カップリングは大学生×脚本家です…

2

彼と嘘と弟と コミック

せんみつ 

あっさりめの弟×兄もの

7歳はなれた兄弟の話です。サラリーマン兄が受けでゲイ、弟が大学生(のちに中退)で攻め。
上記の受け攻め情報や設定登録では義兄弟になってますが(血のつながりがテーマの作品なのになぜこういう間違いが…)、血のつながったガチ兄弟です。弟は母親の不倫の末に出来た子なので、異父兄弟になります。

父親がうすうす自分の子じゃないと気づいていたため、冷たく当たられていた弟は、小さい頃から唯一愛情を注いでく…

2

恋のプールが満ちるとき 小説

名倉和希  街子マドカ 

軽い攻めとギャップ受け

地元のスイミングスクールでコーチをしている受けと、元日本代表選手で受けの職場で共に働くことになった攻め、というスイマー同士のカップリングです。

受けは、昔から攻めに憧れていて、攻めが引退した今でもアイドルのように崇めています。
顔がクールビューティな上、緊張すると無表情になってしまうタイプの受け。憧れの攻めとの初対面で緊張のあまり固まってしまい、結果攻めに「遊び慣れたクールなゲイ」だと誤解…

6

ケルベロス 小説

真式マキ  葛西リカコ 

耽美臭漂うヤクザ×刑事もの

捜査一課の刑事である受け。捜査中の事件の容疑者として経済ヤクザの攻めをマークするけれど…というお話です。

まず容疑者として攻めを最初に思い浮かべたのが、警察署で一度すれ違っただけの時点なのが激しく微妙でした。捜査が進展するのがなんかっちゃあ「刑事の勘」で、攻めに注目したのも、攻めのいたバーに着目したのもすべて刑事の勘で、えらく都合のいい勘だなぁ、と思ってしまった。もうちょっと理詰めの謎解きが…

7

残骸はあさってのほう コミック

エマオ 

ぶっ飛んだ短編集

作者さんご自身が、コメントで「こいつ頭おかしいと評される」的なことを書かれていたのですが、さもありなん…な感じの短編集でした。
情報登録がまだ入っていなかったので、読後に登録させていただいたのですが(短編多くて大変でした…)、表題作の受け攻めを登録していて、果たしてこの攻めを攻めとして登録していいのだろうか…と悩んでしまった。

印象に残った作品を何点か。

表題作『残骸はあさってのほう…

7

おさななじみUMA コミック

さとまるまみ 

小柄攻めと襲い受けの幼なじみカプ

タイトルから、幼なじみがUMA=宇宙人、というファンタジーだと思っていたのですが、UMAこと悠真くんは完全なる人間でした。
可愛いタイトルではありますが、ファンタジーを求めて読んで裏切られたという人や、ファンタジーだと思って読むのをやめた、という人も中にはいるだろうと思います。

幼なじみの高校生同士のお話です。
タクという小柄で眼鏡のいじめられっ子と、悠真という長身イケメンの人気者、とい…

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