まぎぃさんのレビュー一覧

帝都万華鏡―梔子香る夜を束ねて 小説

鳩かなこ  今市子 

シリーズ2作目だが別カプの第一弾

帝都万華鏡は5作で1シリーズだが、1,4作が京介×啄馬で、この第2作と3作は、彼らの友人である春洋のお話。

お相手は、材木問屋の跡取り息子、紘彦。吉原の跡取り息子(経営は男性ということになっている)が春洋の兄。春洋は実家とは無関係に画家としてひとりだちする。

最初の出会いは吉原。たしなみとして訪れた純情な紘彦は、陰間と勘違いして春洋を抱く。一途で純情な紘彦にほだされる春洋。

しか…

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王子様はいない コミック

在智はるふみ  

ひと味違うかわいさ

デビュー作とのこと。短編集です。表題作がよかった。
ネコ同士というかなり独特の設定に惹かれて手に取りました。

同じ日にふられたネコ同士の満と翔平、性格も好みもまるで反対。でも長いつきあいの幼なじみ。慰め合ううちにお互いをす気になる。しかしネコ争いが。。。

絵が丁寧で、背景などもふくめて柔らかく描き込まれているところが好みでした。
ネコが努力して王子になろうとする課程、さばさばしたツ…

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いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

俺様攻め誤解もの

読み終えてみれば、俺様な攻めが受けを落とそうと必死にあがき、受けは色々誤解しつつも最後には誤解が解けてハッピーに、という超王道展開でした。

昔ホームステイ先で憧れていた兄弟の兄の方。その兄にそっくりな弟が、仕事先のホテルにやってきます。それを兄の方だと勘違いした受けの純は、誘われるままつきあう形に。

やがて弟の方だと分かるのですが、その後は、純が兄の方を好きだと思っている弟、ウォーレン…

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溺愛竜神と輪廻の恋 小説

かわい恋  えとう綺羅 

何度も生まれ変わる

強い縁で結ばれた2人。現世で出会いながらも、いつも不幸な終わり方をしてしまいます。

お話は、転生して”再会”する2人を、設定を変えて何度も描くという形になっているので、短編を4つ読んだ印象です。そのせいか、1つのストーリーをがっつり読みたい人向きではないでしょう。1つの章が終わる度に、あ、また死んじゃうのね。。と段々読み疲れてきます。なんとなく3章で幸せになるのでは?と思っていた節があり、3…

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狼さんちの家庭の事情 小説

小中大豆  御景椿 

ほのぼの人外

人外、人狼の受け、櫂が主人公ですが、それほどモフ感はないかな?
個人的にはモフは萌え属性ではないので、ほのぼのラブストーリーとして楽しめました。

櫂は人狼であることをかくして生きている青年。一応ゲイ設定。家族の配慮で人が少ない過疎地の村に暮らしています。
その村にやってきた医者が攻めの鳥羽。男で一つで息子を育てています。都市で勤務医だったが、妻と別れて田舎に越した事情があるようです。

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王子隷属(2) ~仙孤異聞~ 小説

矢城米花  陸裕千景子 

一応大団円

壮大なファンタジーも、紆余曲折ありつつも一応完結。下巻は、権力争いとみせかけて実は横恋慕の当て馬仙人が活躍。
美しい兄君がいいようにされてしまいますが、成長した仙狐、炎流が愛の力で助け出します。

尺を確保するためなのでしょうか、下巻は少しストーリー展開がもたついた印象でした。途中、中だるみした感じで、若干読み飛ばし気味になってしまいました。
が、全体には中国古代の雰囲気が良く出たよい作品…

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終わらない恋の約束 小説

吉田ナツ  千川夏味 

さわやかな良編

受けがエロくてエロエロなんですが、全体にはどちらかというとさわやかな恋ものがたりという雰囲気でした。なかなか読み応えがありました。

受けは、あまりきちんと人間関係を築かないタイプで、カラダの関係は奔放。バーの雇われ店長でなかなか仕事はできる。一方攻めは仕入れ先の酒店オーナー。硬派で好感の持てるタイプ。

ゲイ同士、カラダから入るのですが、実はトラウマがありなかなか人間関係をまじめに築けな…

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たくらみは傷つきし獣の胸で 小説

愁堂れな  角田緑 

シリーズ2作目

第1作が面白く、続きが読みたくて仕方がなかった作品。しかし、2作目で割とノーマルなBLに落ち着いた印象。

1作目は、やや狂気じみた櫻内(攻め)と、射的マニアで何を考えているか分からない、感情表現も起伏も乏しいオヤジの高沢(受け)というカプが独特の雰囲気をかもしだしていました。ラブラブカップルとはいえないけど、強くつながっている、というような関係性が好きですね。

今作は櫻内の執着が甘めに…

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一途な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

楽しい王道

個人的に大好きな砂床あい作品。
王道だけどコミカル仕立てで楽しめました。

コンドーム開発者のオタクな受けと、ライバル会社のスパダリ社長のカップル。
開発モニターのために、意を決してハッテンバーに赴いた夏目。声をかけられますが、OK条件が”一晩に4回出来るなら”で吹きました。余裕で名乗りを挙げた(かに見えた)イケメンにメロメロにされてしまふ夏目さん。

体の関係、と割り切れなくなって苦…

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それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

完全コミカル

作者さんの名前をみなければ夜光花作品だと気づかないほど。初期の作品でしょうか?まだ文章がこなれてない感じがありますが、ノー天気に楽しめるコミカルな再会ものでした。

セフレの元彼から頼まれていやいやしていた女装。ばったり出会った初恋の人、藤崎に一目惚れされてしまい、体の関係に。というおいしい出だし。

色々な誤解はあるものの、純情な受けがほだされていく様と、ちょっとがさつ系な藤崎が執着する…

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